都立高校の男性教諭が水泳の授業中のプールサイドで、女子生徒1人にY字バランスや開脚をさせたとして、停職3カ月の懲戒処分を受けました。
あとをたたないこうした不祥事に、東京都教育委員会はついに動きをみせ、生徒を傷つける教諭たちに相次いで懲戒処分を出しました。
特に、多く見受けられるのが、男性教諭による、女子生徒への暴言やセクハラです。
学校の先生という立場を利用してこのような行為に及ぶのは最低極まりないですね。
ここ最近で、起こった事例などをみていきたいと思います。
都立高校の男性教諭の場合
冒頭でも触れた、都立高校の男性教諭の場合、女子生徒1人にY字バランスや開脚をさせただけでなく、
複数の女子生徒に対し「早くプールに入りなさい」とせかしながら、尻や太ももの後ろ側をポン、ポンとたたき、不快な思いを生徒にさせています。
明らかな、セクハラ行為であり、自分の性欲を満たすためとしか思えない卑劣な行為ですね。
しかし、この男性教諭曰く、、「体が柔らかい子なので、すごいことができることを他の生徒に見せたかった」や 「コミュニケーションを図るためのスキンシップだった。コミュニケーションの一環としてやっていた」
などと釈明しているようです。
こんなコミュニケーションは全くの不必要ですし、生徒達も心の底から嫌だったと述べています。
多摩地域の公立中学校の男性教諭の場合
多摩地域の公立中学校の男性教諭は、部活指導中の暴言や体罰を行ったとして、処分を受けました。
処分内容は、減給3ヶ月とのこと。
この男性教諭は、試合や練習で、複数の女子生徒に対して「だからおまえらは嫌いなんだ」と暴言を吐き、そのうちの1人には「おまえはいらない存在なんだ」と発言。
また、この1人の女子生徒は頭部を叩かれる体罰を10回ほどされたとのこと。
この男性教諭は、こうした言動に及んだ理由を、「生徒たちが指示通りに動かなかったことを理由にこうした」と述べており、
私の軽率な言動が生徒を傷つけたことに関して、深く反省している」と釈明。
体罰が発覚したのは、定期的な体罰調査に被害を申告したことによる、女子生徒の勇気ある行動からです。
発覚しなければ、これが定期的に続いていたと思うと恐ろしいですね。。。
多摩地域の公立中学校の男性教諭の場合part2
別の多摩地域の公立中学校の男性教諭の場合、複数の女子生徒を膝の上に乗せたり、腰に手を当てたりを繰り返し行っていた常習犯。
また、このうちの1人は、「おいで」と誘われることもあったんだとか。
断ることのできない生徒を利用した、悪質な行為と言えますね!
しかし、懲戒処分は、停職6カ月という軽いもの。
半年後には、またこの教諭がのうのうと働いていると思うと、ゾッとします。
この男性教諭は、「生徒とのスキンシップが『精神的な近しさ』に必要だと思っていた。自分の指導のスタイルを変えることができなかった」と釈明してると言います。
基本的に、セクハラをする教諭は「コミュニケーション」や「スキンシップ」などという言い訳をする共通点がありますね。
生徒からしたら正直「気持ち悪い!」の一言でしょう。
性犯罪は直らない!
今回、いくつか事例をあげましたが、不謹慎な行為をした男性教諭たちはいずれも60歳前後。
ベテランの教諭がそういった卑劣な行為をしており、生徒達が断りずらいのも納得がいきます。
そして、誰かに助けをもとめても、もみ消される可能性や、逆ギレされては困るという感情がどこかあるのだと思います。
とても不憫に思います。。。
しかしながら、どの事例にも懲戒処分が成されてはいますが、正直軽いと思います。
また、同じ職場に復帰させるというのは、学校側が何もわかっておらず、配慮に欠けると思います。
というのも、こうした性的な面やバイオレンスな面というのは、改善するのが非常に難しく、再犯性が高いので有名です。
一種の病気みたいなもので、反省したから悔い改めるといった種のものではないんです。
最初は、改善されたように見えても、いずれ理性を保てず、同じことを繰り返してしまうわけです。
そして、そうした行為を受けていた女子生徒たちは少なからず、トラウマを抱え、フラッシュバックなどをすることも考えられます。
メンタルケアをする必要もありますし、その教諭とは再び顔を合わせることがないような対処が必要ではないでしょうか。
一部の男性教諭のせいで、被害を被る男性教諭
一部の男性教諭がこうしたセクハラ行為をすることで、被害を被るのは、まじめに働いている男性教諭です。
過去に、私の記事でも書いた”「男性保育士に女児の着替えさせないで!」保護者の主張は「男性差別」?ネットで議論が過熱!あなたの意見はどっち?”という記事がありますが、これも完全に同様の被害になります。
簡単に説明すると、男性保育士が幼女に手を出したり、不審な行動をすることが増えている昨今、男性保育士全てが、疑うに値するという動きがあるわけです。
そこで、「男性保育士に女児の着替えをさせないで欲しい」という声が相次いだのです。
真剣に仕事に取り組む男性保育士は、「これは差別ではないのか?」と苦言を呈していますが、なかなかこの疑念を取り払うのが難しい状況であるのが現実のようです。
一部のよからぬことをしでかした男性のせいで、こうした被害を被ってしまうのです。
誰も幸せにならない結末ですよね。
そして、怒りの矛先が様々なところに飛び火してしまうという残念な事態になります。
こんなことが起こらないような安心して通学できる学校であって欲しいものですね。
今回は、ニュースをみていてとても腹立たしかったので、記事にまとめてみました!
関連記事⇒ ”「男性保育士に女児の着替えさせないで!」保護者の主張は「男性差別」?ネットで議論が過熱!あなたの意見はどっち?”