過去に出資法違反で逮捕された山辺節子氏。
私も、以前に記事を書いたので、記憶に新しいですが、なんと留置所や拘置所で手記を書いていたことがわかりました。
デイリー新潮がその手記を入手しているようです。
私は、その手記がいつか書籍として発売されるのではないかと予想しています。
山辺節子の生い立ちが網羅されている手記
“つなぎ融資”という名目で”20億円以上”のお金を集めた山辺氏。
それだけでも凄いことですが、還暦を超えた女性とは思えないルックスや装いにも注目が集まりましたよね。
そんな山辺氏の手記は、原稿用紙177枚分にも及ぶ、長編手記のようです。
語数に換算するとおよそ7万8百文字くらいでしょうか。
そこに何が書かれているのかというと、山辺氏のこれまで歩んできた生い立ち。
正直、興味ありますね。
男性に上手く取り入ることで莫大なお金を出資させるそのテクニックはどのようにして磨かれたのか?
そして、彼女をそうさせたのは一体何なのか?
などなど、山辺氏の全てを知ることができるからです。
なかなかそんな人生は常人では経験できませんし、知ることもできません。
それを言葉を通じて知ることができるのであれば、興味が湧きませんか?笑
手記のタイトルは『砂風』
山辺氏は、自身で書いた手記にタイトルをつけたそうです。
タイトルは『砂風(さふう)』
小説にありそうなタイトルですね。
この辺の言葉選びもなかなかのセンスを感じます。
なぜこのタイトルなのか?
山辺氏にようると「自分の人生は何も残らない砂だった、ということから、手記を書き始める前に〈砂風〉と付けました」と言っています。
この辺の感性もかなりのものですね。
普通に作家を目指しても良いような気がしますが。
また、デイリー新潮でも手記の一部を公開していますが、その独特の表現の仕方には眼を見張るものがあります。
デイリー新潮から一部引用させてもらうと・・・
〈幼い時から、それらの生き物はノックすることなく私の中に入って来た。いやノックしたかも知れない。しかし残念ながら気付くことはなかった。私以外の人は、この生き物の正体を知っていたと思う。なぜなら私は、友達がひとりもいなかった。それは現在まで。いつもひとりだった〉
(引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04260802/?all=1)
この”生き物”というのは、山辺氏が幼い頃から長きにわたって自分を支配してきたものをこう表現しているのだそうです。
手記の最後のほうにこの正体は明かされているようです。
それにしても、文才ありますね。
デイリー新潮の記事内容を読んでいても、手記の文章構成がしっかりしているのがうかがえます。
もう少し細かい内容は、デイリー新潮の記事で読んでみてください。
⇒https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04260802/?all=1
書籍で発売されると予想
これは私の勝手な予想にはなりますが、この『砂風』は書籍として発売されるのではないかと予想します。
過去にも犯罪を犯した者の手記が発売されて注目を集めたことがありますからね。
例えば、酒鬼薔薇聖斗が有名でしょう。
元少年Aとして、18年の時を経て、自分の過去と対峙し、書き綴った手記「絶歌」を発売しました。
これは、かなりの反響がありましたし、賛否両論もありました。
罪の内容は違えど、山辺氏も常人とは大きく異なる人生を歩んでいますから、興味深いと思う人は相当数いることでしょう。
しかも、文才もありますので読み応えはありそうです。
『砂風』 著:山辺節子
が発売されることに期待したいと思います。
逮捕時に書いた記事もありますので、併せて読んでみてください↓