女性なら誰もが望むであろう永遠の美。
近年では「美魔女」なんて言葉が浸透し、年齢よりも若く見える女性が増えて着ました。
それだけ、美意識の高い女性が多いわけです。
しかし、それは「永遠ではなく、有限」なのです。
老いというのは残酷なものですよね。
時の流れと共に誰にでも平等に必ず訪れるものですから。
よく、映画などでも「不死の薬」や「不老の薬」を巡って争う作品などがありますが
誰もが喉から手が出るほど欲しいものなわけです。
不死は流石に嫌だな〜と思いますが。笑
さて、「そんな夢のようなことが実際にあったら・・・」と夢物語だった”不老”が今、実現に向けて研究されていることを知っていますか?
細胞の「若返り」技術を発見したというニュースが飛び込んできたので、注目していきたいと思います。
東京大学の研究結果に一筋の光!若返りが可能に?
この研究は、東京大学と米スタンフォード大の共同研究チームによるもので、マウスを使った細胞の実験になります。
共同チームの研究結果によれば、『失われた能力を取り戻した』という観測がみられたそうです。
これが、どんなメリットを生み出すのかというと、血液細胞を若返らせ、免疫機能の回復につながる可能性があるとのこと。
要するに、高齢になり、病気にかかりがちになるという通常の人間の衰えを、回復させられることが将来可能になるかもしれないという話なのです。
技術が進めば、お肌の細胞が衰えなくて済むなんてことも実現できるかもしれません。
女性にとっては朗報すぎますよね!
ですが、今のところ仕組みが解明されていないので、今後の研究課題となるでしょう。
加齢メカニズムの解明につながるとも言われているので、期待大ですね!
マウスの細胞が能力を取り戻した!
一体どんな実験だったのか気になりますよね。
マウス実験について見て行きましょう!
実験は白血球にフォーカスして行われたようです。
白血球には、免疫をつかさどるリンパ球を作ってくれる能力があります。
しかし、年齢と共にこの能力は衰えていくので、これが回復するかどうかというのを観察する実験になります。
研究チームが行った手順は次のようになっています。
①高齢のマウスの骨髄から、リンパ球を作る能力を失った血液のもとになる細胞(造血幹細胞)を採取
②その細胞を、血液をつくれなくした若いマウスに移植
③移植された若いマウスは、リンパ球をほぼつくることができず、失敗
④その細胞を、さらに別の血液をつくれなくした若いマウスに移植
⑤リンパ球になる能力が回復したことを確認
これが現在発表されている実験のプロセスと結果です。
なぜ、1回目が失敗して、2回目に成功したのかは解明できていないとのことなので、奇跡なのでしょうか?
偶然だったのか、もしくはメカニズム的にもこの手順を経ないと無理なのか・・・まだまだ未知の領域です。
共同開発チームは、この結果は細胞の『若返り』を示唆しているとコメントしております。
なので、近い将来、細胞が衰えても回復する技術、もしくは、衰えなくする技術が開発されるかもしれません。
最後に
いやー、人間の力は果てしないですね。
次から次へと信じられない技術を生み出しています。
私たちが、死んだ後も人間は今では想像もつかないような技術を開発し、より暮らしを豊かにしていくのでしょう。
数十年後、もしかしたら80歳でも見た目が20代の学生みたいな容姿の人がゴロゴロといる世の中になっているかもしれません。笑
そんな世界をこの目で見てみたい気もしますし、見たくないような気もします。
『おばあちゃん』という概念が大きく覆される時代・・・くるかもしれませんね!
ということで、今回は東京大学と米スタンフォード大の共同研究チームによるマウス実験で”若返り”の可能性に期待ができる、ということについてでした!