流行はサイクルするなんてよく言いますけど、それが実証されるかのように「写ルンです」が再加熱!!
しかも、若いカメラ女子の間で、大ブームだといいます。
まさか、デジカメやiPhoneなどのスマホでの撮影が主流になる時代に、また「写ルンです」が日の目を見ようとは思いませんでしたよ。
私たちの時代は、修学旅行といえば必ずこのカメラ買いましたし、当時は「バカチョンカメラ」なんて言ってたような気がします。笑
27枚撮りやそれ以上の枚数が撮れるものもあり、どれにしようかなんて迷いながら買っていました。
現像したいのに、あと数枚残っている・・・なんてことがあって、その数枚を家の中で適当に撮って消化するなんて人も多かったのではないでしょうか?笑
実際に、私はよくやっていました!笑
さて、そんな使い勝手が決して良いとは言えない「写ルンです」のようなインスタントカメラがなぜ今注目されているのか?
その辺を調査したいと思います!
若者のカメラ女子に「写ルンです」が人気になった理由とは!?
最近の若者がどうして「写ルンです」に興味を示したのか!?
とっても気になります。
一番の理由は、どうやら写ルンですで撮れる「写真の風合い」にあるようです。
そして、その写真が”エモい”んだそうです。
エモいというのは英語の“emotion(エモーション)”からきていて、それを日本語で形容詞化したものです。
感情・感動といった意味合いがあり、なんとなく寂しい気持ちや悲しい気持ちを表現します。
「写ルンです」のようなインスタントカメラは現代のような画素数が高くてクリアな写真が取れず、
若干粗めの仕上がりだったり、色合いが淡かったり、独特の濃淡があったりします。
そういった、レトロ調な「エモい」写真が撮れるのが人気の秘密のようです。
今や綺麗な写真を撮れるのはあたりまえになってしまい、それが返ってつまらないと言います。
他には、撮れる写真枚数に制限があるというのも人気の一つになっています。
27枚撮りや39枚撮りというのがありますが、フィルムを使用したカメラだと制限があり、一枚一枚を大切に撮らなければなりません。
デジタルカメラやiphoneなどスマホのカメラであれば、何度も撮れますし、失敗すればすぐに消すこともできます。
しかし、フィルムの場合はそうはいきません。
現像するまでは、どんな写りになったのかもわかりませんし、もちろん消すことも不可能です。
なので、必然的に一枚に思いを込める形になります。
どんな構図でとるのか?
どんなシーンをおさめたいのか?
どんなメッセージを写真にしたいのか?
などなど、考えてとるのが面白いわけです。
写ルンですを愛用し始めた若者は、ちゃんとした「思い出になる」と言います。
デジカメやスマホで撮る場合、パシャパシャと撮ってしまうためあまり思い出になるような写真は撮れないそうです。
なぜ突然話題になった?
ここ最近で、フィルムカメラの売り上げが急激に伸びてきており、2015年より前までは月20本以下の売れ行きだったのが、
なんと5倍の月100本ほどになるそうです。
なぜ、突然ここまで火がついたように売れるのか?
その理由はSNSが関係しています。
特に、写真をメインとしたInstagramの影響は半端ではありません。
富士フイルムによると、10〜20代に人気のある歌手やモデルなどが「写ルンです」の写真を投稿し始めたことが爆発的な人気を生んだそうです。
AKB48の横山由依さんや女優の臼田あさみさん、モデルの前田エマさんなど、若者に絶大な人気を誇る有名人たちが「写ルンです」の写真を投稿し、
多くの若者の心を掴んだのでしょう。
今の若者は写ルンですなんて知るはずもなく、読み方も「しゃるんです」と読んでいたそうですからね!笑
確かに知らなければ「しゃるんです」と読んでしまう可能性は無きにしもあらず。
「写ルンです」はいくらで買えるの?
27枚撮りのシンプルエースであれば600円前後で購入することができます。
今のところ上記リンクの送料無料で698円が最安値だと思います。
こちらはハイスピード1600の27枚!
シャッタースピードを1/200秒に高速化していますので、ブレにくい仕様になっています。
また、高感度ISO1600フィルムなので明るさもあります。
こちらも最安値は送料無料で961円です!
39枚撮りも販売されていますが、個人的には27枚撮りがオススメです。
やはり39枚だと最後にフィルムが余ってしまって、無駄に何か撮って現像することが多いからです。笑
ただ、長い旅行などに行く場合でしたら39枚撮りの方が確実に良いと思いますので、目的に応じて選んでみてください!
データ化にするにはいくら費用がかかる?
フィルムカメラのデメリットはやはり、現像などにお金がかかることです。
最近の若者は現像して手元に写真が欲しいわけではなく、やはりフィルムの記録をCD-RやDVD-Rにデータ化してSNSにアップしたり友達と共有するのがメインになります。
そこで、データ化するにはいくら費用がかかるのか知っておきたいですよね!
現像に掛かる値段は、だいたい現像に630円!
これは、現像するお店によっても違うので予め調べておいた方がよいです!
デジタルデータ化単体であればおよそ現像代+540円掛かります。
こちらはお店によって違いますので、確認が必要です。
現像する際に一緒にデータ化する場合は多少安くなるようです。
データ化しておけば、SNSでも共有できますし、コンビニでデータをプリントすることもできますからとっても便利です!
ちなみに、Lサイズの写真プリントをする場合は、27枚撮りであればだいたい1,647円くらいになります。
最近はあまり、写真にして持っているという人が少ないですがね。
最後に
「写ルンです」撮影した写真をSNSで投稿する際には「#写ルンです」というハッシュタグをつけて
投稿するのが流行りのようなので、これからチャレンジするという人は是非、ハッシュタグをつけて投稿してみてください。
自分が撮った自慢の写真が多くの人に見てもらえるようになりますよ!
それでは、楽しい「写ルンです」ライフをお楽しみください!!