世間では凶悪な犯罪がニュースで報道され、「物騒だなぁ~」なんて思いながらもどこか他人事に感じていたりしませんか?
実は、気づかないうちに自分も被害に遭っているなんてことは有り得るのです。
中でも”盗撮”の被害は深刻です。
自分の知らないところで撮影されどこの誰だかわからない人間の楽しみにされているのですから。
「信用していたアノ人が自分を盗撮してた!」という事例もありますので、本当に怖い世の中です。
今回は、そんな私達の身近な所に潜む危険について理解を深めてもらおうと思います。
【注意喚起】フック型盗撮グッズに注意せよ!
今回、私がこの記事を書こうと思ったのは、とあるツイートからです。
【注意喚起】という文章と共に添付された画像がとても衝撃的でした。
なんと、「フック型」の盗撮機の販売画像だったからです。
ちなみに、どんな商品なのかというと・・・画像はこちら▼
こんなものが世の中に存在しているということが怖いですね。
しかもネットで普通に販売されていて誰でも簡単に入手できてしまうのですから。
実際に、このフックが仕掛けられていることがあるようです。
トイレの中に不自然な位置に荷物用のフックがついていたら要注意です。
フックの小さな穴から盗撮されている可能性大ですよ!
見つけた時は警察へ通報し、設置されている場所を利用しないようにしてください。
盗撮グッズの種類が怖ろしい!
このフック型の盗撮グッズも怖ろしいのですが、実は他にも沢山種類があってなかなか見つけにくいものがあるんです。
それも、全てネットで販売しているものです。
いくつか紹介しておきますので、日々の生活で警戒しておくと良いかもしれません。
■腕時計型
まずは時計型の盗撮機。
腕時計型が多く販売されており文字盤に小さな穴が開いておりそこにカメラが仕込まれています。
普段から誰もが装着している腕時計ですから、通常であれば気にも留めないアイテムですよね。
しかし、そこから盗撮されている可能性があるのです。
腕時計を確認するというのはなかなか難しいことではありますが、不審な動きを感じたらチェックしてみてください。
■ペン型
今後は、ペン型です。
これも日常生活で当たり前のように身につけているものですから判別しにくいものです。
胸ポケットに入れてあったり、ペンたてに紛れていたり、無造作においてあるなど、シチュエーションは様々。
盗撮目的でなく、行動監視などにも使われる可能性があるのでペンのプレゼントには気をつけましょう。
■メガネ
ドラマとかでもありそうなメガネの盗撮機!
スパイなどがかけていそうなものですが、カメラが搭載されているので主観視点感覚で撮られてしまいます。
これはとても怖いですね。。。
メガネをじろじろ見て確認するわけにもいきませんから、なかなか見つけられないかもしれません。
■スマホ充電器
こんなのもあるのか!と思わずビックリしてしまいますよね。
据え置き型のスマホ充電器にカメラが仕込まれているタイプです。
家などで設置されている可能性があるので、異性の家に行った際にはご注意を!
■火災報知機
これはかなりの盲点でした。
火災報知機の形をしたタイプで、天井に設置されてしまえばずっと監視されてしまうことになります。
怪しい業者が点検を装って設置するなんてことが容易に想像できますね。
はたまた、知人が「火災報知機はたまにチェックしておいた方が良いよ」なんていかにも知識があることを装って火災報知機に触れる機会を作るなんてことも想像できます。
こんなの恐怖でしかないですね。
■その他
他にもいっぱいこうしたグッズは存在します。
・USB型
・車のキー型
・フリスクのケース型
などなど・・・
もはや何でもアリですね。
誰もが気にも留めないようなものばかりで、こういう商品があるとわかっていても見つけにくいものです。
ちなみに、最近の盗撮グッズは進化しており、スマホのアプリから遠隔操作が可能になっているようです。
スマホを弄っているのなんて全く不審に思いませんから、誰にも気付かれずに盗撮できてしまうんですよ。。。
他人事ではない!実例から学ぶ危険性!
ここまでで、盗撮はいつでもどんな状況でも有り得る事がわかってもらえたかと思います。
しかし、それでも盗撮というのは直接自分に害が及ぶわけではないので、いまいちピンとこないでしょう。
ですので、やはり他人事のような感じになりがちです。
しかし、実例を踏まえて注意喚起していきたいと思います。
修学旅行
これはとても有名な話ですが、まずは修学旅行に行くような観光地では盗撮被害が多く存在します。
以前にテレビで特集が組まれていたのを観たことがあります。
有名な観光地の階段などで修学旅行生を狙った盗撮です。
旅行中でテンションが上がった学生達は警戒心ゼロですから、そこを狙われてしまいます。
数年前からこうした被害を阻止すべく取り締まる団体が張り込んでいるので、だいぶ被害は縮小されているとは思います。
ですが、それでも撲滅には至らないでしょうから注意はしておいたほうが良いでしょう。
異性の家
特に注意した方が良いのは「異性の家」
実際に、部屋に隠しカメラを設置していて、行為などを撮影されていたという事例があります。
交際していてもこれは結構気持ち悪いですよね・・・
信頼していてもこのような被害に遭った人は実際にいるので、「自分はないだろう」と思わないようにしましょう。
こういう被害に遭わないためにはホテルを利用するなど徹底したほうが良いかもしれません。
ちなみに、想定されるトラブルとしては、別れ際のトラブルで”リベンジポルノ”などの危険性があります。
ネットに晒されることを考えると、普段から注意して自分の身は自分で守っておくのが得策です。
更衣室
これは、私の身近で実際に起こったことです。
学生時代に働いていた職場の更衣室で盗撮がありました。
現場責任者が女性従業員の着替えを盗撮していました。
人望があった人だったので、発覚した時の驚きは計り知れなかったですね。
結局、責任者はクビになり、女性従業員は心に大きな傷を負いました。
この時、まさかこんな身近で起こるとは思いませんでした。
被害を受けた人もそう思っていたことでしょう。
しかし、誰がいつ盗撮する犯罪者に変貌するのかわからないということを身を持って体験しました。
最後に
いかがでしたか?
これまでの内容をみてくると、いつどこで自分も被害に遭っているのかわかりませんよね。
既に被害者かもしれませんし、明日被害者になるかもしれません。
そして、交際相手が、会社の同僚・上司が、知人が、実はこうした裏切り行為をしている可能性もあるということを頭の片隅に置いといてください。
全ての人を常に疑ってはいられませんが、何かひっかかる点があれば警戒するのは大切かもしれません。
ということで、今回は盗撮に関する注意換気でした。
技術が進歩し、判別しにくい盗撮が増えてきているのでみなさん気をつけてくださいね!