徳永克彦のwiki風プロフィール!世界で数人の”戦闘機カメラマン”の仕事とは!?写真集も気になる!

全世界で“神業”と賞賛され、30年以上のキャリアを誇る航空写真家の徳永克彦さんについて書いていこうと思います。
戦闘機カメラマンは世界でわずか数人しかいない選び抜かれたプロカメラマン!

徳永克彦さんは、「蒼空の視覚」という写真集もだしており、普段私たちが見る事のでき無い戦闘機にフォーカスした作品で、車を見るよりも楽しいかもしれません!

さて、そんな徳永克彦さんとはいったいどんな人なのか、また、このお仕事はどのようなものなのか。
想像がつかないので、色々調べてみました!

では、早速みていきましょう!

徳永克彦さんのwiki風プロフィール

出典:https://news.livedoor.com/article/detail/12973047/

名前:徳永克彦(とくなが かつひこ)
生年月日:1957年
出身地:東京
仕事:写真家

初搭乗した戦闘機は、アメリカ空軍のロッキードT-33Aジェット練習機だったようです。

この時、徳永さんはまだ21歳。お若いですね。

その後、各国軍用機の空対空撮影を中心に取材活動を続けています。

スイスの時計メーカー、BREITLING社のカタログ、ポスターなど撮影も手がけており、徳永さんの作品は様々なところで活躍しています。
また、公式で戦闘機を撮影したり、写真展なども開いているようです。

その実態は相当の多忙を極めており、年間300日以上は撮影やその事前交渉で世界を飛び回っています。
300日以上とは・・・想像を絶する忙しさですね。

撮影のための研究は欠かさ無い!

徳永さんの仕事ぶりについて書いていこうと思います。
まず、空撮をするにあたって事前の研究は欠かさ無いといいます。

時には10Gもの重圧を受けるくらいのスピードが出る戦闘機ですから、一瞬の錯誤が空中衝突を引き起こします。
簡単に言えば命と金のかかったミッションであり、失敗は許されないということです。

そのため、徳永さんは被写体となるそれぞれの機体の飛行特性を知り尽くし
徹底的に研究することで実現可能かつ安全に撮影ができるプランを“設計”するんだそうです。

1回のフライトで10~20パターンほどしか撮影できないので、予め速度、高度、太陽の位置からポジション取り割り出すこともします。
場合によっては、旋回のG(重力加速度)数値すら指定したり、飛行中に「もう10cm左へ」と指示することもあると言います。

写真1枚1枚にこれだけ緻密な計画を立てて命をかけるカメラマンが世界にどれだけいるでしょうか。
そう簡単に徳永さんのようなカメラマンは見つけられ無いでしょう。

そして、最大の拘りは、飛行中ずっとファインダーを覗いていないこと。
自らの組み立てたプランに従い、狙った瞬間になったところで初めてカメラを構えてシャッターを切ることに尽力する。
まさに達人技!

世界で“神業”と言われるのも頷けます。

戦闘機カメラマンは世界で2、3人しかいない!

今や戦闘機カメランは、徳永さんを入れてなんと世界に2,3人しかいないんだとか!
なぜ、ここまで少ない人数になってしまったのでしょうか?

かつては、航空カメラマンも数が多く、新型戦闘機も毎月のように発表されていた時代があったそうです。
しかし、ベトナム戦争以降、戦闘機は急激に進化し、戦闘機一機の予算が相当な金額になりました。
その影響から、新鋭戦闘機の開発は十数年に一度の頻度となってしまい、カメラマンも激減。

戦闘機は急激に進化し、予算的にも一国が独力で開発し得る規模をはるかに超えており、いまや新鋭戦闘機の開発は十数年に一度という頻度になってしまいました。
予算規模が膨らむにつれて広報用の撮影ミッションは厳格さを増し、その結果、カメラマンはどんどん淘汰されたんだとか。

そう考えると、徳永さんは人間国宝レベルで偉大な人間になりますね。

新作の写真集が発売!

1987年11月に発売した「蒼空の視覚」のシリーズ第三弾が2017年3月1日に発売されました。

『蒼空の視覚 Super Blue3』は選りすぐりの作品も特別公開されており、かなり貴重なものが収録されています。
シリーズ最大の320ページのボリュームで、傑作“戦闘機”写真を最新のアート印刷技術を駆使して再現した、三方背箱入り超豪華大型写真集。

戦闘機の美しいファオルムを楽しみたい方は、是非オススメです。
私たちの普段見る事のでき無い世界に浸れますよ!