スペイン・バルセロナ中心部の繁華街ランブラス通りで悲惨なテロが発生しました。
日本時間18日未明に、白いバンが観光客らでにぎわう歩道に突っ込み、歩行者を次々とはねるという残虐な事件。
今の所、死者は13人、負傷者100人以上で、このうち少なくとも15人が重傷であると報じられています。
今回のテロ事件に関係する2人の男の身柄を拘束したことを、カタルーニャ自治州のプチデモン首相が発表はしていますが、いずれもバンの運転手ではないそうです。
犯人は一体誰なのか?
画像が公開されているので、後ほど掲載します。
また、事件現場があまりにも悲惨な状況なので、そちらもみていきたいと思います。
犯人は「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」?画像あり!
過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は、襲撃犯を同組織の「戦士」と述べており、系列メディアのアマク通信を通じて犯行声明を出しました。
#テロ#スペイン#バルセロナ
イスラム国 戦闘員による犯行と声明 pic.twitter.com/oGL6jYJVFO— よしこ (@yoshikokirisho) 2017年8月17日
ISIS はイラクとシリアで発生したイスラム過激派組織であり、過去にも残虐なテロを実行し、話題となりました。
また、ツイッターで雑コラが流行し、日本への報復があるのではないかと危ぶまれたこともありました。
今回のテロ事件に関係する2人の男の身柄を拘束したが、いずれもバンの運転手ではないとされており、一体誰が犯人なのか?ということになります。
バンはバルセロナ郊外でレンタルされたものとわかっており、運転手は徒歩で現場から逃走したと報道されています。
レンタルした際に顔がわれていたのか、警察はバンを借りたとされるモロッコ系の20代の男の写真を公開しています。
その男の顔がこちら▼
いかにも悪そうな人相ですが、今の所拘束したという情報はないので逃走中ということでしょうか。
バルセロナの人たちは引き続き気をつけて頂きたいですね!
現場付近にいた人の反応
事件のあったランブラス通りは、レストランや商店が立ち並び、多くの観光客が集まる場所です。
そのため事件直後は逃げ惑う人々や、歩道に倒れ込んで介抱される人々の動画が投稿されパニックに!
犠牲者には子どもも含まれるとみられていますが、今の所日本人の被害者の報告はありません。
さて、こんな怖ろしい現場に居合わせた人はどんな心境だったのでしょうか。
近くで見ていた人の話をみてみましょう。
オーストラリアのメルボルンから夫と一緒に休暇でバルセロナを訪れていたスーザン・マクリーンさんは、テロ発生時に、現場となったランブラス通りから100メートルほど離れた路上にいたという。
朝日新聞の電話取材に「女性や子どもの叫び声、泣く声が聞こえてきた。100人分くらいだった気がする。何かとても恐ろしいことが起きたと感じ、近くの衣料品店に飛び込んだ。同じように避難してきた観光客や地元の人で店はいっぱいになった」と語った。
1時間半ほど留め置かれたあと、ホテルに戻ったという。欧州ではテロが相次いでいるが、「まさか本当に自分の目の前で起きるなんて思ってもみなかった。悲惨な光景だった」。
実際に現場にいたら、まず状況を把握するのすら困難でしょうね。
彼女も言っていますが「何か怖ろしいことが起こった」ということしかわからないのが当然で、それがむしろ余計恐怖ですよね。
どんな風に対応するのが正解なのか誰にもわからないのですから。。。
本当に怖ろしい出来事です。
現場の状況が悲惨過ぎる
バンが突っ込んだ後は、一瞬にして悲惨な光景が広がっていたと言います。
楽しくショッピングをしていた人や、観光していた人、誰もが幸せな時を過ごしていたのではないでしょうか?
それが、一瞬で地獄絵図のような光景になってしまうなんて誰が予想してたのでしょう。
テロの恐ろしさを改めて思い知らされる事件です。
現場の状況どういう状況なのか掲載させていただきます。
念のため、これ以降は【閲覧注意】とします。念のため。
画像からわかるようにかなり酷い有様になっていますね。
そりゃバンが500メートルにわたって暴走したらこんなことになりますよ。。。
秋葉原の事件を少し思い出しますね。
最後に
現在、犯人は逃走中のようで、今も厳戒態勢で捜索中。
地下鉄、鉄道は封鎖状態のようです。
一刻も早く犯人が捕まって安心できることを願います。