「転売スクール」に驚きの声続出!「せどり」の商材が意外と知られていなかった!

「転売スクール」という言葉がトレンド入りしてツイッターでは盛り上がっています!

転売スクールとは、言葉の通り転売の方法を教える講座のことです。
確かに、世の中ではチケットの転売やら、新商品の転売やらが世間を賑わせていますから、イメージが悪いですよね。


そして、そんな手法を教えているスクールなんてのがあると判明すれば驚くのは当然だと思います。

実はあまり知られていないようですが、ネットビジネス界ではよく見かける商材なんです。
一体どういうものなの?と思うでしょうから、解説していこうと思います。

ネットの声

まずは、ネットの声をみてみましょう。

などなど。

一体このパワーワードはなんだ!?と混乱している人も多いようです。
確かに転売のスクールなんて一般的ではありませんよね。笑

転売スクールとは?

”転売スクール”という言葉自体は私もあまり聞き慣れないですが、ネットビジネス界では「せどり」という言葉が使われています。

「せどり(背取り)」というのは、古本屋仲間の店頭から本を、転売目的で抜いて買うこと。また、それをする仲買人のことをさします。

「背取り」と呼ばれるようになった所以は、本やCD,DVDの知識が豊富な人が本などの背表紙を見ただけで高額商品かそうでないかを判断して購入していたからだそうです。

その言葉が本、CD、DVD以外のものでも”安く仕入れて高く売る”という転売を行って利益を得るビジネス全てに”せどり”と使うようになりました。

そして、せどりで高額の収入を得る方法を商材として販売する人が現れたのです。
「せどり塾」や「せどりセミナー」などなど様々な講座や講習が行われています。

今回、突如トレンドワードに浮上してきた「転売スクール」もこれと全く同じものになります。

こちらのツイートのスクショにある「寺田式転売スクール」をのぞいてみましたが、その手のスクールですね。

内容からすると中国から商品を安く仕入れてAmazonやフリマアプリで販売する手法のようです。

転売は儲かるのか?

そもそも気になるのは転売って儲かるものなのか?
実は、副業の定番になっているんです。

実際に転売で儲けている人は一定数います。
サラリーマンが副業としてやっていたり、主婦がお小遣い稼ぎとしてやっていたりと様々ですが、儲かっている人は本当に一握りでしょう。

稼げている人は、月収で数十万から数百万も利益をあげている人もいます。

そして、スマホが普及している時代になり、瞬時に物の価値が検索できるようになり、敷居が低くなっているので誰でもすぐに始めることができます。

では、簡単に稼げるのか?というと実はそうでもありません。

ネットビジネスの中でも転売(せどり)はかなり大変な部類になります。
というのも、そもそも安く仕入れる方法を見つけなければなりませんし、仕入れた商品が必ず売れるわけでもないので在庫を抱えるリスクもあります。

また、単価が安い商品を販売していれば、その分、大量に販売しなければ大きな利益に繋がりません。

しかも、梱包作業などを考えると骨の折れる作業になります。

個人でやるには結構大変なんです。

本格的に稼いでいる人は、独自の仕入れルートを持っており、そんな企業機密レベルのことを口外することはないでしょう。

多くの人に広めてしまえば、自分の首を締める結果になりますからね。

セミナーや塾に参加しても、方法は教えてもらえても後はセンスが必要になるジャンルのビジネスかなと思います。

ただ、単純に稼げるかどうかといえば、「稼げないことはない」と言えます。

転売って犯罪なんじゃないの?

では、一番きになる部分について見ていこうと思います。

転売は犯罪にならないのか!?ということ。
実際にチケット転売行為などで逮捕されている実例がありますからね。

個人でもかなり転売が行われるようになった現代ですが、捕まったりしないものなのでしょうか?

転売については度々ニュースにもなりますし、そもそもが人が迷惑を被ることが多いというのも事実です。

実は転売をするには、資格が必要になります。

”古物商許可証”という資格です。

この免許は 買取、販売、売買といった古物営業を行なう目的がある際に必要となる免許になります。

許可を取らずに古物営業を行なうと、「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金(古物営業法第31条)」が課せられます。

古物の概念を説明しておくと「一度使用された物品若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたもの」になります。

ですので、新品を買い取る場合はこれに該当しません。

ただ、Amazonなどで転売する際に古物商許可証の有無と言うのはかなりのグレーゾーン。
良いと断言はできませんが、取り締まるということもなかなか・・・という感じでしょうか?

なんでこんな曖昧な感じになるかというと基準が以下のようなものだからです。

・転売目的で買って売るのなら古物商の資格が必要
・転売目的ではなく買い、自分の物として売るのなら古物商の資格は要らない

要するに、個人的に買って売ることは問題はないけれど”転売する目的で買って売る”のは許可が必要ですよ!ということ。

これ誰が判断するねん!ってツッコミたくなりますね。笑

本人の気持ち次第という感じで、客観的には正確に判断しにくいのが現状ということです。

最後に

転売に関して色々みてきましたがいかがでしょうか?

「転売スクール」という言葉には、かなり驚かされるかもしれませんが、「せどり」のノウハウを商材として販売してビジネスにしている人がかなり多くいます。

ですので、名前は違えど、このスクールと同じものは検索すればいくらでもでてくるでしょう。

今回、トレンドになって出てきたのは氷山の一角に過ぎません。
あれだけ問題になっても転売ヤーがいなくならないのは、納得できます。

「安く仕入れて、高く売る」というのは商売の基本ではありますが、迷惑な転売は撲滅したいものですね。

コメント

  1. 龍の翼 より:

    初めて見させて頂きました。
    有り難うございます。

    少し ですが う〜んと感じたのは 転売とか
    せどり とかありますが 古物については
    古物商許可証”という資格につては 何も
    問題はありませんよ。

    あまり 妙な感覚で書かない方が良いと思います。

    • ちぇぶ より:

      龍の翼様
      コメントありがとうございます。

      すみませんが、『古物については
      古物商許可証”という資格につては 何も
      問題はありませんよ。』の部分がどういう事を指しているのか理解できないのですが、改めてご教示いただけますか?

      私の理解力不足で大変申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。

      お忙しいことと思いますので、お手隙の時で構いませんので、ご返信いただければと存じます。