【動画】鉄拳 パラパラ漫画「きらり輝く」を制作!10分超えの大作で「振り子」を超える!!どんな内容なのか?

本日、鉄拳さんがパラパラ漫画を完成させたということで、制作発表が行われました。

タイトルは「きらり輝く」!

故郷の長野県大町市を描いたということで、想い入れも強く、超大作になったようです。

禿げ上がった頭に「大町」と大きくペイントを入れており、力の入れようが覗えました。笑

さて、この作品はどんな内容なのでしょうか?
とても気になりますね。

鉄拳さんのことも踏まえてまとめていきたいと思います。

鉄拳さんのプロフィール!

本名:倉科 岳文 (くらしな たけふみ)

生年月日:1972年5月12日(44歳)

出身地:長野県大町市

血液型:AB型

身長:171cm

芸風:漫談

事務所
よしもとクリエイティブ・エージェンシー

鉄拳さんは現在パラパラ漫画家として活躍しており、お笑い芸人としての活動は1%程度のようです。笑
ほぼ、パラパラ漫画制作の依頼がきているんだとか。

私の中で鉄拳さんといえば、お笑い芸人の方が印象に残っており「こんな○○はイヤだ」というフリップを使った
シュールなネタで笑いをとっていたイメージで、パラパラ漫画家には少し違和感を感じます。笑

しかし、調べてみると鉄拳さんは、もともと漫画家を志望しており、高校生の時に入選したこともあるようです。
その後は、鳴かず飛ばずだったので夢を諦めたようです。

漫画家を諦めた鉄拳さんは次にプロレスラーを目指したそうです。
FMWに入団しましたが、レフェリーとしての採用だったことに気付きすぐ退団したんだとか。。。

ここまで挫折したにも関わらず、今度は俳優を目指します。
今度こそと思いながら入団したみたいですが、残念ながら滑舌の悪さからすぐ退団へ。

もはや、このエピソードだけでもお笑い芸人の素質がありますよね。笑
正直、調べながら吹きました!

こんな経験を経てようやくお笑い芸人の世界へ飛び込みます。
独特の風体のお笑い芸人、鉄拳としての活動を開始するやいなや、様々なメディアに登場し、一躍人気者に!
書籍まで出し、ベストセラーにもなりました。

その後、現在のパラパラ漫画家としての才能を開花するに至ります。

鉄拳さんのパラパラ漫画がすごい!

鉄拳さんのパラパラ漫画はとても温かみのある作品が多いです。
中でも「振り子」は超有名な作品で、なんとあのロックバンドMUSEの公式PVにもなっています。
とても感動できる作品です。

左右に揺れる振り子の中に夫婦の半生を描いた「振り子」ですが、BGMにMUSEの『エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)』を流してYoutubeに投稿されました。これはTV番組をそのまま録画したものをアップロードしたこともあって著作権の侵害で削除されましたが、その後本人公認のバージョンをアップしたところ世界中で注目されることとなります。

それが、MUSEの耳にも入り、逆に『振り子』の映像が『エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)』の公式プロモーションビデオになってしまったんです!

なんというシンデレラストーリーでしょうか!笑
奇跡といっても良いくらいの話ですね。

これが鉄拳さんのパラパラ漫画が世界でも通用することを世間に知らしめたエピソードになりました。

私も色んな作品をみました、パラパラ漫画の上手さだけでなく、構図や見せ方がとにかく面白いんです。
そんな発想よく思いつくなと関心しますし、思いついても表現するのが難しそうで普通やらないよなというものを取り入れてくるんです。

作品を見れば分かりますが、一つ一つ、鉄拳さんの愛が感じられますね!

【振り子】はこちらから見れます↓

「きらり輝く」はどんな内容?

冒頭でも述べましたが、故郷の長野県大町市を描いた作品になります。

鉄拳さんは、2013年から信濃大町観光大使を務めていたため、今回パラパラ漫画で役にたてるのは光栄なことだと喜んでいました。

内容はというと

東京で挫折し、大町市に戻ったサラリーマンの大助が、会社の同僚で好意を抱いていた、みさきとLINEで交流を続け、大町市に遊びに来るよう呼ぶ恋愛物語。大町市からは「東京で疲れた人が、大町で癒やされる物語」というリクエストがあり、そこに初挑戦のテーマとなる恋愛を盛り込んだ。元マネジャーが、大町市でプロポーズした実話を参考にした物語。

といった感じのようです。
鉄拳さんの得意としそうなストーリーですね!

ちなみに、この作品は10分を超える長編大作。
正確には10分42秒。

「振り子」の3倍もあるというから驚きです。

なんと制作期間は3ヶ月!
3ヶ月の期間で、描きあげた総枚数は2381枚!!!

ちょっとずつ変化を加えた絵を2381枚も描くなんて気が狂いそうですよ。笑
心の底からお疲れ様と言ってあげたいです。

素晴らしい大作なのですが、一部ミスがあり、大町の市長からは、鹿島槍ヶ岳を描くよう依頼されたが、
誤って爺ケ岳を描いてしまったと暴露。笑

取り返しのつかないミスをした鉄拳さんは「爺ケ岳は上りやすいんで、そこから登ってほしいと描きました」と、自身の間違いをうまい切り返しでフォロー。笑

ミスはしたものの、大町市の山は日本一素晴らしいく、風景のいい場所であるため
いろいろな角度の写真や動画を見てかなり細かく観察したことを明かしています。

ですので、パラパラ漫画を見る際には「山」に注目してみてくださいね!
暮々も「違う山を描いたんだっけ?」なんてことは思わないようにしてあげてください!笑

鉄拳さん世界進出を目指す!

既に、MUSEの件でも世界にパラパラ漫画を発信できた鉄拳さんですが、まだまだ貪欲に追及していく予定のようです。

というのも、まだまだ海外ではパラパラ漫画が理解されないようなのです。
そんなことはないような気もしますが、描いているご本人がそう肌で感じるならどうなのかもしれません。

今後は、海外に自分のパラパラ漫画を持っていくことや、その場でパラパラ漫画を描くパフォーマンスなどを計画しているんだとか。
まだ、時期は未定のようですが、世界挑戦の野望を胸に抱いて準備していくみたいです。

海外で活躍している日本人パフォーマーの「がーまるちょば」のお二人みたいに鉄拳さんも活躍できるようになれることを期待したいですね!

ということで、新作「きらり輝く」を発表した鉄拳さんについてでした!