【動画あり】高畑淳子 息子・高畑裕太の件に触れた記者の口を塞ぐ!心無い質問にたじたじ・・・

1年前の8月23日に長男の高畑裕太が強姦致傷容疑で逮捕され、後に不起訴になりました。

もう、あれから1年も経ったのか~ととても感慨深いですね。
当時、ドラマ「侠飯~おとこめし~」が放送されており、事件があってからというもの高畑裕太さんはドラマ内から何事もなかったかのように消去されました。

何とも言えない気持ちでドラマを最後まで観ることとなりましたが、あれから1年ですか・・・

なんの因果か、女優の高畑淳子さんが丁度1年経った今日、23日に主演舞台「土佐堀川 近代ニッポン-女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯」の制作発表に出席しました。
その際に、息子に関する質問をしようとした記者の口を塞ぐ一幕があったので書いていこうと思います。

思わず女性記者の口を手で塞ぐ?

制作発表の際に、昨年の息子の件を婉曲的な表現で心境を引きだそうする質問が続くこととなりました。

中でも、女性記者が口にした質問に関してはシャットアウトするという一幕がありました。
舞台で演じる浅子の教育や子育てに関連して、「ご自身も子供さんが反抗期で…」と話題が及ぶと、高畑淳子さんもたまらず、実力行使に。

女性記者の口を手で塞ぎ、「暴力的ですよね。ごめんなさいね」、「ごめんなさい。お仕事は分かりますけど…。お察しください」と質問に答えられないことを申し訳なさそうにしていました。

その時の動画がこちらです▼

記者の人もお仕事なのでやらざるを得ないのでしょうが、高畑さんの気持ちを考えるとなんとも居た堪れない気持ちになりますね。

記者の心無い質問が相次ぐ

制作発表が開かれれば、必ずや昨年の息子の事件に関する質問が飛び交うということを考慮してか、同作に関係ない質問はNGというアナウンスが予めありましたが、記者たちは上手くかいくぐって質問攻め。
この舞台は、加島銀行、大同生命、女子大学校の設立に参画した明治期の女性実業家・広岡浅子の生涯を描く作品であるため、通常では事件に関わる質問は飛び交わないはずです。

しかし、高畑さんは、作品中で9回転んでも10回起き上がればいいとの精神「九転十起」を胸に生きた女性を演じるために、ストレートな表現を避けた「転んで、立ち上がったのか」といった質問などが相次ぎました。

記者って本当えげつないなと思います・・・
ある意味では、天才的な気もしますが!笑

その後「自らの人生で転んだ回数」を記者から問われ、高畑さんは以下のように回答しています。

「あまり数えたことはないですけど、(ヒロインと)同じくらい転んでいると思います。でも気が付いたら忘れていた。私の友達に都合の悪いことは全て忘れるという人がいるんですけど、そういう立ち上がり方のような気がします。時間がかかりますし、ものすごくしつこいタチなので『絶対忘れない』ということを死ぬまで忘れないと思います。でも、今は忘れる瞬間がこうしてありますので、稽古場でものを考える時間がありますので、ありがたいです。死ぬ時は(言いたいことを)言って死にます」

こういった公の場で答えるというのは非常に使う言葉にも気を使うでしょうし、揚げ足をとられる恐怖などもあるかと思います。
しかし、高畑さんは、怯えつつもしっかりと、記者に対応していました。

他にも「今、立ち上がれているか」と記者から問われると「ほらまた…」と渋い表情になり、記者の容赦ない質問をうまく避けていました。

周りのフォローもあり笑顔に!

そんな質問攻めの高畑さんでしたが、共演者にフォローしてもらえる一幕もありました。

娘役の三倉茉奈さんが「お母さんをいじめないで」とフォローを入れ、田山涼成さんは「あと2、3年もすれば忘れるよ。笑ってりゃすんじゃう」とエールが送られました。
これに対し、高畑さんは「女を分かってないねぇ~」と笑顔で返していました。

きっと、周りの人からの支えがあって高畑さんは今を頑張れているのではないでしょうか?
息子があんな事件を起こして、世間の目も厳しい中、こうして活動するにはかなりの苦悩があったことでしょう。

しかし、こうした共演者とのやりとりを観ていると、高畑さんは周りから愛され、支えられて舞台に立っているんだなと感じます。

まだまだ心の底から笑顔を作るなんてことは難しいでしょうが、高畑さんにはこれからも頑張って活躍欲しいですね!