スパコン「暁光」のPEZY社長らが助成金詐取の疑いで逮捕!NHKの放送が未定に!

スーパーコンピュータを手がけるPEZY Computingの齊藤元章氏および役員の鈴木大介氏ら2人が、逮捕され波紋を呼んでいます。


経済産業省所管の国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による助成金をだまし取った疑いです。

なんとその額、約4億3,000万円!!

液浸型スパコン「Gyoukou(暁光)」を手がけた1社であり、ベンチャー企業として有名な会社です。

齊藤元章氏がどんな人物なのかや、今回の件でどんな影響があるのかを見ていきたいと思います。

齊藤元章氏とは?

齊藤 元章(さいとう もとあき)氏は、研究開発系シリアルアントレプレナー(連続起業家)、スーパーコンピュータ開発者・次世代の汎用人工知能(AI)の研究者です。
PEZY Computingでは、創業者兼最高経営責任者(CEO)をされています。

新潟県長岡市の出身の1968年生まれ。

父親は新潟大学の工学部長ということもあってか、齊藤氏も新潟大学医学部を卒業しています。

医局は東京大学医学部附属病院放射線科に入局し、この時に、画像診断用のソフトウェアを開発したようです。

その後、医療機器開発の起業で渡米し、シリコンバレーで医療機器ベンチャーを設立、日本にもプロセッサ開発に特化した会社を設立。

正直、凡人の私の頭ではまったくついていけませんが、5〜10年の間に「6リットルに世界の人口に相当する73億人の人間の脳に匹敵する集積回路を収める」が目標としています。

さらに、Ray Kurzweilの「情報基軸の6つの進化段階」にインスパイア―され、第1の進化段階「原始コネクトーム」から「人間の脳」、「人類全体の脳」、「銀河全体の知性」、「宇宙全体の知性」を経て、最終的に「超宇宙知性」へと進化する「コネクトームの6つの進化段階」を提唱しているとのこと。

もはや何がなんだかわかりません。笑

ちなみに、冒頭でもご紹介した液浸型スパコン「暁光」は、2017年11月に発表されたスパコン性能ランキングのTOP500で4位、Green500で5位にランクインするといった功績を残しています。

あまりピンとここないかもしれませんが、富士通開発のOakforest-PACSを上回る”国内最速クラスのスパコン”と言えば理解できるでしょうか?笑

PEZYというベンチャー企業の凄さ!

PEZY Computingの素晴らしさは、先ほども少し触れましたが、独自開発したスーパーコンピューターが処理速度国内最速を記録したからです。

これは、理化学研究所のスーパーコンピューター「京」などを抜いて、日本一の性能となります。

最速なのは処理速度だけでなく、会社が実績を出すスピードもです。
なんと、この事業に参入してから3年半での快挙となります。

しかも、わずか25人の従業員で成し遂げました。
通常、スパコンは科学技術や軍事開発にとって欠かせないことから、世界では国家プロジェクトとして開発競争をしています。

日本では国家プロジェクトである理化学研究所の「京」の開発に1,000人以上の開発者が参加し、構想から6年かけて完成させたほど。

この半端じゃない凄さがわかりますか?

また、なぜこれほどまでに注目されているかというと、このスパコンの「小ささ」です。
1台の大きさはコピー機ぐらいに相当しますが、スマホ100万台と同等の計算ができるそうです。

従来のスパコンでは有り得ないくらい小さいスパコンになります。

今後、色んな企業に取り入れられていくのではないかと言われています。

そんな矢先の逮捕だったので、色々と影響がでるわけですね。

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」の放送未定に


実は、次回の「プロフェッショナル仕事の流儀」でスパコン開発者の齊藤元章氏が紹介される予定でした。

しかし、逮捕されてしまい放送が未定になってしまったとのこと。

予定していた番組が放送できないというのはNHKにしても大きな誤算ですね。
ただ、今回の逮捕報道をしていたのはNHKですが。。。笑

ネットの反応は?

最後にネットでの反応を見てみましょう。


驚きの意見と共に、他の事案との絡みも色々見られました。

山口氏との関係性を指摘する声が多く見られますが、まだその辺の調査はしておりませんので、今回はこの辺で終わりたいと思います。

最高の開発者がこのような形で逮捕されてしまうのは残念ですね。
真相がどうなのかハッキリ報道されるのを待ちましょう。