ついにこれをやる人が出てきたか・・・そんな気持ちにさせられる事件がありました。
スマホをつかった『当たり屋』が逮捕されました。
今の時代、スマホは一台あれば何でもできてしまうとても便利なツールですが、当たり屋に利用してはいけません!笑
しかし、笑い事ではなく、いつ自分が被害者になるかわかりませんので知識として知っておいた方が良いでしょう。
では、早速今回の事件を例にして対策など考えていこうと思います。
代替機費用として5万円騙し取られる
事件は京都で起こりました。
住所不定、無職43歳の男が詐欺容疑で逮捕された事件で、男はぶつかった拍子にスマートフォンを落として壊れたと偽り、代替機の購入費名目で5万円を騙し取っていました。
計画的な犯行で、手口については、男はわざと人にぶつかり、もともと画面にヒビが入ったスマホを見せ、「壊れたので、中古を買うためのお金を貸して」と話を持ちかけ、5万円を詐取しとるというもの。
さらに、男は相手を信用させるため、名前や住所が書かれた写真入りの証明書のコピーを所持しており、余白の部分に翌日返済する旨を記載して借用書として渡してたそうです。
この犯行をみてみると、明らかに練りに練った計画的な犯行で、悪意がありますね。
一見、ひっかからないように思えますが、突然こういったことが起こると冷静な判断がしにくくなりますので騙されてしまう人も多いのではないでしょうか?
実際に、この男は、「全国で100件以上やった」と供述しているそうです。
ということは、全てが上手くいかなかったにせよ、100人以上はこの詐欺に出くわしており、被害にあう可能性があったということになります。
たった一人の男でこれだけの被害者がでているわけですから、同じようなことをする人が居れば、もっと多くの被害者が出るということです。
これは、他人事ではありません。
普段から注意しておく必要があります。
今回のケースから学ぶ注意点
まず、今回のケースであれば、何に注意した方が良いのでしょうか。
正直、ぶつかったことが原因で壊れたのかどうかを明確に判断するのはとても難しいことでしょう。
なので、その後の行動で上手く立ち回ることが大事だと思います。
今回のケースは男が「名前や住所が書かれた写真入りの証明書のコピーを所持」していました。
この時点で若干疑う必要があります。
証明書のコピーを所持しているなんてことは普通有り得ないでしょう。
万が一持っていたとしても、かなりレアなケースだと思います。
なので、ここで「怪しい!」と思えるといいですね。
それを踏まえて、一番の対処方法は、”5万円をその場で貸さない”ことです。
代替機で本当に5万円かかるかもわからないのに、5万円を払う必要はありません。
なので、しっかりとこう言いましょう。
『携帯会社の請求書や領収書などを確認し、そこに記載されている金額をお支払いします』と。
その後、お互いの連絡先などを交換しておけば良いでしょう。
何もわからない状況で支払うのはリスクが高いですから、ちゃんと証明できる資料を得てから支払うという手順が大事です。
もし、これでもごねるような場合は、近くの交番に一緒に行くか、警察を呼びましょう。
焦ってしまうかもしれませんが、一呼吸おいて冷静に対処しなければ相手の思う壺です。
未然防止につとめよう!
何はともはれ、こういった事に巻きこまれないのが一番!
未然防止につとめておくことが大事だと言えます。
最大の未然防止は『歩きスマホをしない』ことです。
事件の被害者が歩きスマホをしていたかはわかりませんが、歩きスマホをしている人はカモにされる可能性が高いです。
なぜなら、周りを見ていないから。
周りが見えていないわけですから、いくらでも言いがかりをつけることができます。
歩きスマホをしていた方が不利になることもしばしばあるでしょう。
なので、街中を歩く時はできるだけスマホを操作しながらの歩行は控えてください。
5万円取られるくらいなら、少し我慢するほうが良いですからね。
また、しっかりと前を見て歩いていれば、自然と人を避けて歩くでしょうから、あたり屋に狙われにくくなるはずです。
こうした未然防止につとめていれば、被害に遭う確率はグッと低くなるので、是非意識してみてください。
ということで、物騒な世の中ですので注意喚起の意味も込めて、スマホの当たり屋についてでした!
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