本日、8日に東京都八王子市に住む建築作業員の18歳と19歳の少年2人を逮捕を逮捕したと警視庁が発表しました。
警視庁によると、10月26日の20時35分頃、走行中の路線バスと、高校のスクールバスに向かって金属の弾をそれぞれ1発ずつ発射し、窓ガラスを破損させたとのことです。
どちらのバスにも乗客はいたものの、負傷者はいなかったようです。
負傷者がいなかったのが何よりでうが、もし人に当たっていたりしたら大事故になることは容易に想像できます。
なぜ、こんなことをするか理解できないですね。。。
それにしても、バスのガラスを打ち抜くほどの威力がある「スリングショット」ですが
一体どのような物で、どれほどの威力が出るものなのか見ていこうと思います。
少年たちの犯行動機は?
今回、犯人逮捕に至ったのは駐車場近くに仕掛けてあった防犯カメラのに映っていたからだそうです。
そこには、発射後にガッツポーズをする18歳少年の姿が映っていたと言います。
バスに当たってしまって焦るのではなく、ガッツポーズを決めるということは、完全に遊び感覚で楽しんでいると言うことになりますよね!
事実、2人は「何かに当てている実感がほしかった」という趣旨の説明をしているとのことですからストレス発散や何らかの欲求を満たすためにやったんでしょう。
対象にされた人達はたまりませんよね。。。
後先考えずにこういった事をする人が増加傾向にあり、とても物騒な世の中になってしまいました。
悲しきかな。。
スリングショットとは?威力はどのくらいなのか?
スリングショットとは、昔で言うところの「パチンコ」または「ゴム銃」のことです!
弾をつまんでゴムを引っ張り、手を離すことで対象に向けて発射することのできる道具ですね。
簡単に説明すると、国民的アニメ「ワンピース」のウソップが使っている道具!
ピンときましたか?笑
昔は、単純な造りでしたが、今では技術も発達しているので、ゴムが強化されていたり
弾を安定して飛ばしやすい構造になってきています。
では、威力はどのくらいなのか??
アニメや映画でも、結構な飛距離を飛ばしていますが、実際飛ばせるのはせいぜい50mくらいがいいところです。
色々改造したり、飛ばす本人が熟練していけばもっと飛ばせるかもしれませんが・・・。笑
では、それを人に向けて放った場合おうなってしまうのでしょうか?
正直、相当痛いです!!
至近距離になればなるほど、むちゃくちゃ痛いです。
しかし、人を倒したり、死に至らしめるほどの破壊力というのはないでしょう。
よく、スリングショットは狩猟に使われていると言われているので、相当な破壊力だと勘違いする人がいますが
実は、鳥類が相手の猟なのです。
細い骨が折って飛び立たせなくするために用いることが主であり、シカとかを狩るために使うものではありません。
しかし、いくら人を倒す威力まではないと言えども、危険なことには変わりません。
目に当たれば、失明する可能性もありますし、打ち所が悪ければ何が起こるかわかりませんから
街中で打ったり、人に打つのは絶対に止めてくださいね!
最後に
最後に、ロケットニュースに自作でとんでもないスリングショットを作った外人さんが紹介
されていたので、そちらを載せておきます!笑
コチラからどうぞ⇒ロケットニュース24