忘年会・新年会に行きたくない!すぐに使える断り方を伝授!

「1年間よく頑張った」とその年の苦労を忘れるための忘年会
多くの会社で、忘年会は「参加するのが当たり前」という空気になりますよね。

でも、正直なところ忘年会、どうですか?
「行きたくない」「面倒くさい」「気を遣いたくない」という方も多いのではないでしょうか。

そんな「忘年会行きたくない人」必見!
忘年会を断る方法をご紹介します。

実は忘年会・新年会に行きたくない人は多い!

実は忘年会・新年会に行きたくないと思っている人は多いのです。

製薬大手の「田辺三菱製薬」が、2018年11月に全国の20代〜40代の会社員の男女、合わせて500人を対象にインターネットを通じて「忘年会について」のアンケートを行った結果がすごいのです。

なんと全体の44%が「参加したくない」、「どちらかというと参加したくない」と回答しました。

参加したくないという回答は女性が圧倒的に多く、20代の女性が50%、30代の女性が48%となっています。
理由としては「気を使うので疲れる」、「会社の人より友達と飲みたい」ということが挙げられています。

が、実際のところ、女性の場合、それだけじゃないような気がしています。

忘年会に限らず、企業で行われる飲み会は、若い女性ほど辛いものです。
お酒を注ぐ係や料理の取り分け係を求められたり社長などの上司の近くに無理やり席を配置されたりセクハラされたりします。

もちろん全ての会社がそうとは言えませんが、多くの企業の実態はそうなのではないかと思います。

これでは忘年会の参加費を払ってまで、参加はしたくないものですよね。
特に今の時代、セクハラやパワハラがメディアで多く取り扱われているくらい社会問題となっているわけです。

企業にはぜひ、どうして最近の若者(とりわけ女性)の多くが飲み会に「参加したくない」と思っているのかを考えた上で、忘年会の在り方を見直してほしいものです。

忘年会・新年会を断る方法5選!

「企業には忘年会の在り方を見直してもらいたい!」なんて言ったものの、すぐに見直されるものでもないですし、そもそも見直されたところで「参加したくないものはしたくない!」場合もありますよね。
どちらにせよ、現状、参加したくなければ、うまいこと断らなければなりません。

では、どうやって断れば良いのでしょうか。
方法を5つほどご紹介します。

正直に言う

一番、安全なのは参加できない、したくない理由を正直に言ってしまう事です。

忘年会の参加可否は、幹事に直接伝える場合や社内メールなどを通じて連絡するというように会社によってそれぞれだと思いますが、とりあえずまずは「参加しません」と言う旨をはっきり伝えましょう

そして、その上で理由を聞かれたら正直に答えましょう。
こちらから理由を言う必要はまずありません。

忘年会に参加したくない理由は人それぞれあります。
お酒が飲めないから、タバコの匂いが嫌だから、人の集まる場所が苦手だから、お金が無いから、子供の面倒を見ないといけないからなどなど。

正直にいうメリットとしては、毎年同様の理由で忘年会を参加しなくても良くなる場合あります
正直に言えば意外とすんなり、毎年不参加でも受け入れられている人も多いみたいですよ。

仮病を使う

正直に言うのが怖い場合もありますよね。
言う相手にもよりますし。
そんな時は、仮病を使ってみるのも致し方ない・・・!
自分が病気にかかったパターン家族が病気にかかったパターンのどちらかでいきましょう!

自分が病気にかかってしまったパターン

自分が病気にかかってしまったパターンで最強なのは、「インフルエンザにかかったかもしれないのでお休みします」というもの。

「インフルエンザかも」といえばまず飲み会には参加できません。
感染したら危険ですので。

次の日にもし出社する場合は、「病院に行ったら大丈夫でした!熱下がりました」と言えばうまいこと誤魔化せるかも。
ただ、この「インフルエンザかも」作戦は会社を休まなければなりません。
会社は休みたくない場合「具合悪いふりをする」作戦で行くしかありませんが、仕事をしている間、ずっと具合の悪いふりをしなければならないので、多少の演技力が必要です。

家族が病気にかかったパターン

もし、会社を休まず、忘年会だけを休みたい場合で、さらに自分の演技力に自信がない場合は「家族が病気にかかりました」作戦でいきましょう。
「家族が具合悪いくらいで忘年会休むな」と思われてしまうのが嫌な場合は、「家族がインフルエンザ」作戦を使い「うつしたら大変なので」と一言そえるといいかもしれませんね。

あるいは「妻が熱を出してしまって子供の面倒をみる必要がある」という言い訳もオーソドックスです。
ただ、こちらの家族が病気にかかったパターンは家族がいないとできない仮病です。
一人暮らしの方は使えないのでご注意を。

冠婚葬祭を理由にする

冠婚葬祭を理由に休むのも定番の断り方です。
「友人や家族が結婚した」、「ちょうど法事がある」などの理由であれば、上司も「忘年会を優先しろ」とはいえません

冠婚葬祭が理由なら「付き合いが悪い奴だな」という評価もされませんので、ある意味、最強な断り方といえます。
ただ、デメリットとして「毎年は使えない」ということが挙げられます。
例えば結婚式なんか毎年忘年会に被るわけがないので、次の年には使えないでしょう。

また、冠婚葬祭を理由に休むのはサボリ魔がよく使う手でもあるので、よっぽど普段の行いで信用されていないと「嘘をついているかも」と疑われやすい理由でもあります。

残業しなきゃ仕事が終わらないので終わり次第参加しまーす

実は私が過去に飲み会で使っていた手なのですが、残業の多い会社なら残業を理由に行かないのもありかと思います。
「残業しないといけない業務ができたので後で遅れて行きまーす」って言っておいて行かないという・・・。

次の日「飲み会までに間に合いませんでしたー!すみませんでしたー!」と言えば何とかなりました。
実際、残業しましたし、嘘にはならないかと。
ただ、残業の有無や、会社の勤怠管理によるので使える人と使えない人がいる手ですね。

有給を事前に入れておく

あらかじめ、忘年会があると思われる日に「有給」を入れて休んでしまうという手もありです。
有給を入れるタイミングが早ければ早いほど「自分最初から有給入れてましたけど何か?」みたいな感じになれるので、仮病を使ったり変な理由を考えたりする必要がありません。

なるべく忘年会に関する連絡が入る前に有給申請を出すのが良いですが、予想した日と実際に忘年会が行われる日が間違っていたら悲劇なので、なかなか難しい作戦ではあります。

忘年会・新年会を断ると嫌われる?

忘年会や新年会を断ると「協調性ないな」「付き合い悪いな」と思われたりしないか心配になりますよね。

最近は、パワハラやセクハラなどへの意識が高い、社内環境面の配慮に力を入れている会社では断っても理解が得られる場合がかなりあるようです。
なので、思い切って参加しないという選択をしてみても良いと思います。
案外あっさり、理由も聞かずにOKをもらえるかもしれませんよ。

ただ、これもやはり会社によりますが、文句を言う上司や、態度をあからさまに変える人がいるのも事実です。
私なんかは過去実際に断り続けた際に「社会人なんだから付き合いもちゃんとしろ」と言われたことがありますし、幹事をやらされたこともありました。

つまり、やはり会社によって違うというのが現状です。
自分の働いている会社が、普通に断っても大丈夫そうな会社かどうか見極めつつ、有効な手を使って忘年会・新年会シーズンを乗り切りましょう。
そして、たまには、無理しない程度に参加しましょうね。

まとめ

忘年会・新年会シーズンは苦手な人は本当に苦手です。
私もそうでした。
参加することでストレスになったり、具合が悪くなることのないように、うまい断り方を考えてみてくださいね。