声優オーディション 合格する自己PRの作り方とNG例!

アニメが好きで、アニメに出てくるキャラクターが好きなら、一度は声優になりたいと思うものですよね。

「声優になるには?」と検索したことがあるなら分かると思うのですが、声優業に携わるまでの道のりはすっっごく大変です。

ほとんどの場合、声優プロダクションや養成所のオーディションで選ばれ所属しないと好きな作品の応募もできないし、プロダクションや養成所に所属できたとしても、各作品のオーディションに受からないと声優として働くことができないのです。

とにかくオーディションで選ばれることが必要になります。

多くのオーディションでは声優としての実力を確かめる実技オーディションのほかに、その人の性格や特徴、人間性や社会性をみるための「自己PR」をすることが多いようです。

あなたが好きな声優を何人か思い浮かべてほしいのですが、あなたの好きな声優さんは知名度が高い人が多いのではないでしょうか?
売れっ子声優になるには名前を覚えていもらうことが重要ですよね。

自分を知ってもらう事が名前を覚えてもらう第一歩です。
つまり自分をアピールする力「自己PR」はもはや必須スキルということ。
ここでは声優オーディションで合格するためのカギとなる自己PRについてご紹介します。

声優オーディションの自己PRで何をするべきか理解しよう!

自己PRといえば、高校や大学の推薦入試の、「自分の長所はまじめなところです」みたいな本当に意味があるのかどうか分からないアピールを思い浮かべてしまいますよね。
ですが、声優オーディションの自己PRは自分の魅力を言葉だけで伝える自己PRと違い、歌ったり、踊ったりして実力を見せる事もOKです。

声優オーディションは簡単に言えば、自分を売り込むチャンスです。
なので自分の名前や特技を審査員に覚えてもらうようなPRをする事が必要になります。

多くの声優オーディションの挑戦者が自己PRで披露するのが、朗読や歌、演技、ものまねといった声優業に関連する特技のようです。
「自分を採用すればこんな演技ができるし活躍できる!」というのを積極的にアピールしましょう。

声優オーディションで合格する自己PRの作り方!

では、さっそく自己PRの作り方をご紹介しますね。

合格する自己PRとは、他の挑戦者たちの魅力に埋もれないアピールをすることです。
さらに言えば、誰よりも審査員の記憶に残るアピールができれば合格しやすいです。

先ほど、自己PRで多くの人がやるのは「朗読」「歌」「演技」「ものまね」という話をしました。
つまり、この4つは、ありきたりなアピールをすれば審査員の記憶に残りづらいPRになります。

できれば、上記4つのアピールを避けてインパクトがあるもの、あるいは、上記4つのアピールをするにしても何か付加価値をつけることが重要です。

変な例えになりますが、若い女性がピカチュウのものまねをするのって何かありきたりな感じがするじゃないですか。
それをオーキド博士のものまねでアピールすれば、意外性があってインパクトもありますし、しかももの凄く似てれば「この人、お爺さんの声も出せるのか!」と演技の幅を評価されますよね。
(本当に変な例えだ・・・)

もちろん、「朗読」「歌」「演技」「ものまね」をやって見せるなら、クオリティが求められますので、高クオリティでインパクトがある特技を磨く必要があります。
まあ、こんな感じ(?)で、自分にしかできない自己PRを考えましょう。

自己PRの構成を考えてみよう

自己PRは以下のとおりにまとめると審査員に伝わりやすいですよ。

その1 結論を先にいう

例)私はオーキド博士のものまねが得意です。

2.その根拠を説明したり、実際に演技などを披露して説得力を持たせる

例)実際にオーキド博士を演じてみたいと思います。

3.自己PRでアピールした内容が実際に、どのように現場で生かされるかアピール

例)女性の声から、ご高齢の男性の声まで演技に幅があるので、○○の役はもちろん、モブとしても活躍できます。

「私は○○だから××が得意です。」と説明すると、だらだらと文章が長くなりがちで、一番伝えたいことが審査員に理解されづらくなります。
なので、「私は××が得意です。なぜなら○○です」と説明して、一番伝えたいことを先に言い切ってしまいましょう。

大事なのは審査員がどう感じるか、です。
「自分が審査員だったら、こういう話し方をされたら落とすなぁ」という審査員目線で自分の自己PRを分析してみて下さいね。

声優オーディションでやってはいけないNGな自己PRとは?

ここでは声優オーディションでやってはいけないことを3つご紹介します。
繰り返しになりますが「自分が審査員の立場だったら」という視点でオーディションを受ければ大丈夫だと思いますよ。

「~だと思います」「~かもしれません」というあいまいな表現を使うPR

あいまいな表現を自己PRで多用すると自分に自信のない人だと思われてしまいます。
また、自分の分析が出来ていない人と評価されてしまいます。
その場合、自信がないことは口にしない、あるいは自信がなくても言い切ってしまうことが重要です。

嘘つきPR

嘘を吐くと、顔に出てしまうものです。
万が一、嘘を吐くことに成功しても後々ボロが出て、印象を悪くしてしまう可能性があります。
「オーキド博士のものまねが得意です」と嘘吐きPRをしても、審査員に「じゃあ、やってみて」と言われたら瞬殺な訳です。
似てないオーキド博士をやる羽目になるし、なにより自分がみじめになりますよ。

ネガティブな言動をするPR

「自分はまだまだ未熟ですが」、「新人で分からない事だらけですが」、「人見知りで普段あまり会話をしないのですが」というような「新人だからできませんアピール」や「出来ないこと自慢」は審査員にマイナスイメージを持たれます。

必ずテレビアニメに出演できる唯一の声優養成所

さて、冒頭で声優業になるにはオーディションで選ばれなければならないというお話をしました。
オーディションの中には数百人、数千人の中からたった一人選ばれるものもあります。
専門学校を卒業して、声優プロダクションに入っても声優の仕事がいきなりできることはまずないのが現実のようです。

ただ、一つだけ、在学中に「プロダクション所属ができて、しかもデビューもできてしまう」事でじわじわと話題になっている養成所があります。

インターナショナルメディア学院という名前の養成所です。

なんと、「名探偵コナン」の服部平次役の堀川りょうさんが学長で、同じく「名探偵コナン」遠山和葉役の宮村優子さんも講師を務めているという現役プロが集結した実践重視の養成所になります。

コナン好きにはたまらないですよね。
もちろん、学長みずからも直接指導をされようです。
生の「せやかて工藤」が聞けるチャンスがあるわけですね。なんてうらやましい。

全国の主要都市18か所で声優の実践スキルを学べ、現場で活きるオーディションも豊富に開催しているようですよ。

ここまで聞くと「ちょっと待って」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「全国で声優を養成しているなんて授業の質が心配・・・」「ちょっと胡散臭い・・・」「この養成所を選んで本当にデビューできるのか心配・・・」と不安になったりしませんか?

私も正直、「うまい話すぎないか?」と疑いました。
不安になって調べてみたら、この養成所、デビュー実績がちゃんとあります。むしろなんだかとっても凄いです。

なんと、3年以内にデビューした在学生は1000人以上もいるんです。
最近の有名どころをご紹介すると、「ラブライブサンシャイン」の小原鞠莉役で活躍中の鈴木愛奈さんや「アイドルマスターシンデレラガールズ」の神谷奈緒役などで活躍している松井恵理子さんなどなど。

何でこんなにデビューできてしまうのかというと、インターナショナルメディア学院を運営しているIAMという会社がオリジナルコンテンツのアニメ制作、製作委員会に直接関わっているからです。
インターナショナルメディア学院の学生は、IAMが関わっているアニメへの出演を優遇されやすいという仕組みなんですね。

デビューできない声優さんが多いなか、「優遇される」ことも立派なチャンスですよね!
このチャンスをきっかけに、幅広いメディアへの活躍ができるかもしれませんよ。
もし興味が沸いたら資料請求だけでも試してみてはいかがでしょう?

声優の専門学校によっては「カリキュラムが実践的じゃない」「声優デビュー実績が全くない」ところも数多くあるようです。
他校では何年勉強しても積むことのできない声優の経験をベーシックコースの段階から体験することができるところがこの学校の凄いところですね。

ちなみに、声優だけでなく、俳優や、話題のYouTuberなんかも養成しているので、幅広くいろんな活躍をしたいと考えている人にも向いている養成所だと思います。
具体的なカリキュラムや実績などなど、もっと詳しく知りたい方はこちらから資料請求してみて下さいね。

まとめ

声優オーディションは狭き門です。自分がどれだけ完璧な演技を披露しても、自己PRをしても、それでも受からないのが現状です。
競争率が高いので、運もやっぱり必要ということですね。

ですが、「そんなに難しいなら諦めるしかないのか・・・」と落胆するのは早いです。。
競争率が高いのは、誰にでも声優になるチャンスがあるからです。
諦めず努力をしてオーディションを受け続ければ誰にでもチャンスがある職業でもあります。

「こうすれば必ずオーディションに受かる」という方法は残念ながらありませんが、オーディションで「落とされる理由を無くす努力」は出来ます。
その努力を続ければ、確実に選ばれる確率は高くなりますよ。
まずは自己PRを頑張って完璧にしてみましょうね。