人間というのは、五感を奪われると、精神的に極度の不安な状態や緊張状態に襲われ精神崩壊を起こすと言われています。
無音で真っ暗な空間というのは本当に怖いでしょう。
学校のロッカーに閉じ込められただけでも怖いというのに、そんなのが3日間、つまり72時間も継続したら発狂したくなります。
しかし、そんな過酷なことにチャレンジした猛者がいるのです。
ツイッターアカウント名「まれほい@羽生結弦です」さんです!
この実験をした当時は「まれほい@永遠の17歳」という名前でしたが。笑
さて、この過酷な実験の検証を体を張った体当たりで行ったようですが、結果はいかに!?
では、早速みていきましょう!
実験の条件
まれほいさんは、「無空間72時間実験」と題して検証に臨みますが、実施する前に条件をあらかじめ設定しています。
どんな条件なのかは以下の通り。
部屋を真っ暗にするのはどうやってもできなかったようですね。
実際にはこんな感じに光が差し込んでしまったようです▼
努力はしたんだが、暗闇は作れなかった pic.twitter.com/MDOhTTtGh4
— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月7日
確かに、真っ暗闇を作りだすのは難しいですよね。
これは仕方ありません。
他にもいくつか細かい設定があるので、掲載しておきます。
・時計などは持ち込まない。(確実に聞こえる位置に目覚まし時計置いて、72時間後に鳴るようセット)
・72時間後につぶやく内容→好きなミュージシャン、好きな飲み物、好きなラッパー、好きなゲーム、好きな女の子の名前
以上で条件は揃いました。
後30分なんでTwitter閉じます
皆さん良い夢を、そして良い72時間をお過ごしください。
おやすみなさい— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月7日
72時間後・・・
多くの人に心配される中、72時間が経過。
まれほいさんは無事なのか?
誰もが心配しました。
そりゃこんな反応になりますよね。笑
しかし、彼は生きていました!
すいません、生きてます
— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月10日
おおお!!
なんとか無事のようです。
しかし、精神面ではどうなったのでしょうか?
えっと、実験結果的には「失敗」になると思います。
自分では正常で元気な状態だと認識しておりますのでただ、72時間の間に色々な経過はあったので、細かい部分も少しずつご報告出来ればと考えております
— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月10日
どうやら精神的にも安定しており、問題はなさそうですね。
実験としては“失敗”なのでしょうけど、こちらとしては安心しました。笑
そういえば、実験前に約束していたことありますよね?
あれの答えはどうなったのでしょうか?
しっかり回答してくれています。
ああ、そういえば何か精神状態確かめるために好きな物言う的な約束してましたね
好きなミュージシャン
BUMP
好きな飲み物
デーリィコーヒー
好きなラッパー
SHU-THE
好きなゲーム
LoL
好きな女の子の名前
(プライバシー保護のために省略していいっすか)— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月10日
気になる好きな子は公開されませんでした・・・笑。
ただ、一番気になるのは、そこではありません!
72時間の間に起こった「細かい部分の報告」!
この内容はすごく興味がそそられます。
72時間の間に一体何が起こったのか?
10月13日、ついに72時間の間に起こっていた詳しい状況の報告がツイッターに投稿されました。
こんなレポートはなかなか見れるものではありません!!
ということで、見てみましょう。
これはとても面白いですね!
一時期は精神的な揺れがきていることから、やはり不安や何もしない無の時間ということに精神的な苦痛の比重が大きくなることがわかります。
しかし、3日という期間は以外と耐えられる期間のようですね。
3日目になると「この1日を乗り切れば終わる」という考えから”ゴールが明確化”してしまっていることによって、精神的にはそんなにキツくなくなるようです。
このことから4、5日やったらヤバそうというのは理解できますね!
今回の実験に関するQ&A
まれほいさんが、今回の実験に関するQ&Aをしているので、ツイッターから引用させていただきます。
Q「終わった瞬間に何を思いましたか」
A(そろそろ終わりかなぁ)と何時間も前から思ってたので、アラーム鳴った瞬間に一気に安堵しました。
本当になるのかとか不安もありましたので。
とにかく終えれた事が一番嬉しかったですね。逃げ出したい瞬間も多かったので— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月10日
Q「精神病にかかったらどうするつもりだったか」
A一応精神崩壊した時のために身近な人にあてた遺書的な物を残していました。
家族などがどう判断するか分からないですが、僕は「出来れば放置して死なせてください」と書いていました。一生迷惑をかけるよりは殺してほしかったので……— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月10日
Q「光の程度」
A昼か夜か程度は分かる範囲でした。
ただ窓のすぐ外に街灯があるので夕方以降は判断がつかなかったです。
一応窓には段ボールを張っていたので— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月10日
Q「実験終了後最初にしたこと」
A実は僕今友達の部屋を借りて住んでいて、その部屋で実験もしていました。
今回の騒ぎを聞きつけた友人が実験終了の瞬間に家の前で待機していて、まずは「勝手に人の家で変な実験をするな、殺すぞ」というお説教からでした。— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月10日
Q「72時間で終わると分かっていてはダメじゃないか」
A本当にご指摘の通りだと思います。
ただ、個人で行う中で「いつ終わるか分からない恐怖」というのは作りようが無いと思いました。
少なくとも僕には思いつかなかったです— まれほい@羽生結弦です (@kokotyannow38) 2017年10月10日
遺書的なものをちゃんと書いていたんですね。
本当に精神疾患になったら、ご家族はさぞかし悲しむことでしょう。。。
それよりも、実験を他人の家でやってはいかんでしょ!笑
そりゃ友人も怒りますよ。
次回からはなんとか場所を自分で用意してやってください。笑
最期に
いやー、こんなすごい実験をやってくれるなんてすごく面白いですよね!
個人的にワクワクしてしまいました。
ただ、やはり残念なのはしっかりとした環境を整えられなかったところですかね。
私としては実験するのであれば、無音、無光をどうにか作り出して欲しかったなと。
以前「es(エス)」という映画に、そういったシーンがありましたが、観ているだけでもきついなーと感じた記憶があります。
無意識のうちに変化していく過程は、
予想どおりの展開とはいえ背筋が凍る。
「es」は1971年にアメリカのスタンフォード大学で実際に行われたスタンフォード監獄実験を元にした映画。
無作為に集まった人たちに「看守」と「囚人」という役を与え、7日間、本物の「看守」と「囚人」のように生活してもらい、人間の心理的変化を記録する実験です。
7日経過する前にあまりにも悲惨なことになったため中止に。
あまりにも危険な実験であることから現在では、この実験は禁止されています。
話は少し逸れましたが、この映画に閉じ込められるシーンの暗闇は本当の無音でとても恐怖心を与える描写でした。
おそらく、これくらいの空間を作り上げれば、2日ももたないような気がします。
ただ、精神的に崩壊されたら困るので良い子はマネしないでほしいですが!笑
ということで、今回はまれほいさんの勇敢な実験についてでした!