2017年8月28日の16時15分頃、台風15号が発生。
その名も「サンヴー」!!
サンヴーとは、マカオの言葉で「珊瑚(さんご)」を意味します。
しかし、そんな綺麗な名前とは裏腹に「約2年ぶりの巨大な台風」へ発達するのではないかと予想されています。
日本への接近の可能性があり、かなり被害も大きそうなので、米軍最新進路予想やヨーロッパ予想を含め、情報を集めたいと思います!
2017年台風15号米軍最新進路予想は?
米軍最新進路予想を見てみると、台風15号の動きが日本に沿って北上していくのがわかります。
画像から見てもかなり大きな台風であることがわかりますね!
2017年台風15号ヨーロッパ最新進路予想は?
ヨーロッパECMWFによる最新進路予想になります。
米軍最新進路予想と同じく日本の南側沿いを北上して北海道の方に抜けていくのがわかりますね。
この進路だと、日本に直撃とまではいきませんが一体どのような影響がでるのでしょうか?
台風15号の勢力や日本への被害は?
8月30日、9:50に発表された台風の勢力や位置は以下のようになっています。
【30日09時の実況】
大き: 大型
存在地域:父島の東約210km
中心位置:北緯 26度55分(26.9度)
東経:144度20分(144.3度)
進行方向、速さ 西北西 30km/h(17kt)
中心気圧:980hPa
中心付近の最大風速:30m/s(55kt)
最大瞬間風速:40m/s(80kt)
25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
15m/s以上の強風域 南側 950km(500NM)
北側 500km(270NM)
今朝3時の発表時点では、台風の大きさを決める風速15メートル以上の強風域が中心の北側500キロ、南側は950キロにも及んでおり、その直径は1450キロという大きさ!
本州付近がスッポリと入ってしまうレベルの大きさですよ!
台風の大型レベルを判断する基準があるのですが、強風域の直径が1000キロ以上で大型の台風、1600キロ以上で超大型の台風と定義されます。
ですから、台風15号は大型の台風ではあるものの、超大型の台風に近い大きさだと言えます!
万が一、もう少し強風域が広がれば約2年ぶりの超大型の台風ということになりますので、警戒が必要な台風でしょう。
また、大きさだけでなく勢力も徐々に強まっていますから今後の動きは必ずチェックしておくと良いですね。
明日以降の詳しい予想は以下のようになります。
詳細を見るとわかるように、今後台風15号は強い台風に発達していきます。
小笠原付近で動きが遅くなると予想されるため、小笠原諸島はあさって9月1日頃にかけて、大荒れの天気が続くと思われます。
その後は北寄りに進路を変え、米軍予想やヨーロッパ予想で見て来たとおり、日本の東から北海道方面へ北上する可能性が高いでしょう。
西よりのコースを通ると関東~北海道にかけて大荒れとなるので注意が必要です。
仮に中心が離れて通ったとしても、大型の台風なので、大きな影響を受けるかもしれませんので、油断は禁物です。
特に台風が最も接近する恐れのある北海道では、今後の動きに厳重な警戒が必要です。
もしかしたら、上陸する可能性も無きにしも非ずですので、準備は早めにしておきましょう。
曜日別に見ると以下のように動いていくので、お出かけなどの参考にしてみてください!