チョコレートは人を幸せな気持ちにさせる食べ物ですよね。
日常的にチョコレートは愛されていて、最近ではチョコレートに栄養素や乳酸菌など体に良い成分が入ったものが話題となり、当たり前に食べられるようになりましたよね。
どうやら栄養素入りチョコレートの次は「第4のチョコレート」がトレンド入りしそうな予感です。
名前からして「何だか凄そう」オーラが漂っていますね。
ということで新しい幸せのカタチ、ルビーチョコレートをご紹介します。
目次
第4のチョコレート「ルビーチョコレート」とは?
それではルビーチョコレートがどのような特徴を持つチョコレートなのかをご紹介します。
「第4」の意味について
「第4のチョコレート」と聞いて皆さん「?」マークが浮かびませんでしたか?
第4ということは第1〜3のチョコレートがある訳ですよね。
「そもそも第3までのチョコレートって?」という気持ちになるのではないかと思います。
チョコレートは今までミルク、ダーク、ホワイトといった大まかに3種類のチョコレートがありました。
これが第3までのチョコレートです。
おそらく皆さんもこの3種類のチョコレートをそれぞれ一度は食べたことがあると思います。
今回ご紹介するルビーチョコレートは第3種類目のホワイトチョコレートに次ぐ、第4種類目のチョコレートとなるんです!
ホワイトチョコレートが登場したのが約80年前のことになるので、かなり凄いことなんですよ!
80年間、新種のチョコレートは生まれなかったということですからチョコレート業界たっての希望の星となる訳です。
「待って。俺、他にも抹茶のチョコレート食べた事があるんだけど!」「待って。私、他にイチゴ味のチョコレート食べたことあるんだけど!」という方もいますよね。
あれは実はホワイトチョコレートに原料や着色料、香料などを混ぜているんです。
その為、新種のチョコレートにはなり得ませんでした。
だって元がホワイトチョコレートですから!
ルビーの特徴とは?
第4のチョコレートである「ルビーチョコレート」は「ルビーカカオ」と呼ばれるピンク色のカカオ豆から作られています。
ルビーカカオから作られたルビーチョコレートの見た目は鮮やかなピンク色。
味はベリーのような果実感のある甘みと酸味があるそうです。
見た目はイチゴ味のチョコレートに似ていますが、着色料や果実を混ぜていない、生まれながらにして天然のピンク色をしているチョコレートとなります。
この自然の色のみでピンク色となったことが、第4のチョコレートとして認められた大きなポイントです。
今はまだ、あまり名前が知れ渡っていないのですが、これから注目され、「4種類目のチョコレート」として新しい常識になりそうな予感がします。
今後どんどん、ルビーチョコレートを使用された商品が生まれることとなるでしょう!
バリーカレボー社が発表した「ルビー」が美しい!
ルビーチョコレートはスイスのチューリッヒに本社がある、バリーカレボー(Barry Callebaut)社で開発されたチョコレートです。
バリーカレボー社はあまり日本で聞きなれない会社かもしれませんが、なんと世界で消費されるカカオやチョコレート製品の約25%がこの会社に関わっています。
日本においてもお菓子で有名な森永製菓と戦略提携を結んでいますので、実はかなり親しみのある会社なんですよ。
この日本でも大活躍のバリーカレボー社のおかげで、新種のチョコレートであるルビーチョコレートが食べられるようになりました!
約10年にわたる研究開発を経て、ルビーカカオの持つ綺麗な発色や独特の風味を最大限に引き出す「アンロック」という特殊製法を開発し、新しいチョコレートが誕生したのだそうです。
この謎の製法によって、美しいピンクやベリー風味の甘みと酸味があるチョコレートが誕生したのです。
因みに、この「アンロック」という製法はバリーカレボー社の企業秘密となっているので、現状、バリーカレボー社のみでしかルビーチョコレートを作ることができません。
なのでルビーチョコレートはとってもレアな食べ物なんですよ。
日本ではネスレが「キットカット」で販売!
このままでは延々とお話が尽きないので、ルビーチョコレートを手軽に食べられる方法をご紹介します!
皆さんも人生で一度は食べたことがあるでしょう!
かの有名な「キットカット」です。
2018年の1月から6ヶ月間、ルビーチョコレートの生みの親であるバリーカレボー社とキットカットの販売会社ネスレが独占販売契約を結んで話題となりました。
独占販売契約が終了した現在でもキットカットの高級バージョン専門店、「キットカットショコラトリー」でルビーチョコレートを使用したキットカットの販売をしています。
公式サイトでも販売しており、現在は単品のみ購入可能です。
その名も「キットカットショコラトリー サブリムルビー」です!
お値段なんと、一本「432円(税込)」。
「全然手軽に食べられないじゃん!」というツッコミありがとうございます。
まあ、身近なもので比較すると漫画一冊買えてしまう値段ですね。
これを安いと感じるか、高いと感じるかは人それぞれかと思います。
しかし、新種のチョコレートでまだ世の中に浸透する段階に至っていない中、よく432円で食べられるようにしたな、という感想を個人的には抱いてしましいます。
何しろ、ルビーチョコレートは希少性があります。
ピンク色をしたカカオを使用しているだけでもレアだと分かるのに、特別製法によってバリーカレボー社でしか製造していません。
なかなか現段階では手に入りづらいチョコレートだと思います。
もし、少しでも「安いかも」と思ったら試してみてはいかがでしょうか?
きっと新しい味に出会えますよ!
因みに、キットカットショコラトリーでは過去にミルク、ビター、ホワイト、抹茶などのフレーバーのキットカットと一緒にルビーも楽しめるアソートを用意していましたが、現在は取り扱っていないようです。
公式サイトでは、アソートの写真も載っているのですが、購入できないのでご注意ください。
(※もともとバレンタインに向けて期間限定で販売していたようなので、もしかしたら2019年のバレンタインに復活するかもしれませんね。)
また、Amazonや楽天、LOHACOでもキットカットのサブリムルビーが販売しています。
興味が湧いた方は10個セットのものがありますので友達や家族と一緒に食べてみてはいかがでしょうか?
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まとめ
たった一粒でも幸せな気持ちになれるチョコレート。
知っている人もいるかも知れませんが、実はスヌーピーでこんなお話があるんです。
「悲しみを癒してくれる薬ってどんなものかなぁ?」と問われた主人公チャーリーブラウンが出した答えがとても素敵です。
それは次のような言葉でした。
「一粒のチョコレートと背中を友達がポンと叩いてくれることだよ」。
特別なことをしなくても、一粒のチョコレートと近くに友達がいてくれるだけの些細な幸せだけで人は癒されるんだという「スヌーピー」の作品の中でも有名な名言の一つです。
そんな一粒のチョコレートが、ピンク色をした鮮やかでフルーティなとっても珍しいチョコレートだったらどれほど特別な気持ちになれるのでしょう?
悲しみを癒すどころか、どんな困難にも立ち向かえる無敵人間になれる気がします!
格別の癒しを求めて、友達と一緒に、たまには「ルビーチョコレート」を食べてみてはいかがでしょうか?