突然ですが、みなさん「罹患」という言葉は読めますか?
意味を知っていますか?
英語で言える必要はないかと思いますが、念のためご紹介しておきます。笑
最近、「罹患」という言葉がよく検索されているようなので、解説しようかと思います。
また、「インフルエンザ」「予防接種」といった言葉と一緒に検索されることが多いのでその関係性を調べてみました!
では、早速みていきましょう!
罹患はなんて読むの?どんな意味?
『罹患』は「りかん」と読みます。
「罹患」の漢字それぞれの意味と語源を説明します。
「罹」は「かかる、遭う、心をとらえるうれい、でくわす、なやみ」という意味の漢字。
「災厄に遭う」といった意味があります。
「患」は「うれえる、わずらう」という意味の漢字。
串は、じゅずつなぎに貫通することで、串刺し状態を表しています。
患は「心+串」で、心を貫いて、じゅずつなぎに気にかかること、つらいこと、を意味します。
二つの語を合わせるて、「災厄に遭い憂える」という意味になりますが
たいていは「病気にかかること」という意味で使われています。
罹患は英語で何と言う?
おまけとして罹患を英語でどう言うのかと用例を挙げようかと思います。
『罹患』は英語で「Morbidity」
罹患率なんて意味もあります。
しかし、これは名詞なので実際に「罹患する」と動詞として会話で使う場合は「Morbidity」を使用しないようですね。
調べると「contract a disease」や「affected with 」という表現が罹患するという意味のようです。
ただ、これらの表現は少し堅苦しい表現になってしまうかと思いますので、簡単にいうなら「get」が無難なのかなと。笑
インフルエンザ予防接種との関係は?
ネット上で「罹患」という言葉とセットでなぜか「インフルエンザ」「予防接種」という言葉が出てきます!
罹患は病気にかかるという意味ですから、何もインフルエンザだけではないとは思うのですが
なぜこのような現象が起こっているでしょうか?
気になったので、ちょっと調べてみました。
私の考えでは、インフルエンザに対しては必ず「罹患」という言葉を使う決まりかなんかがあるのかと予想していましたが、原因はどうやら違うようです。
一番の原因は色んなサイトで「罹患」を説明するのにインフルエンザを例にして書いているからだと思います。
「罹患とは」で調べると、結構「インフルエンザに罹患する」とう例文を目にしました。
更にもう一つ理由があります。
それはtwitterの力です。
ある方のツイートが6000RT超えしているのですが、そこに「インフルエンザ」と「罹患」という言葉があるんです。RTの力は超強力ですからね!!
ちなみに下のツイートがそれです。
年末ずっとインフルエンザで寝込んでた同僚が内科医に言われたこと。「この時期に一発で罹患するのが【電車で鼻毛を抜く】。乾燥してる車内で粘膜のそれも毛根がやたらデカい鼻毛をウィルスだらけの指で抜くのは、体中に生肉をくくりつけてワニ園で横たわるようなもの」だそう。学びがある。
— たられば (@tarareba722) 2017年1月5日
これにより、二つの言葉が上昇ワードのような扱いになっているのだと思います。
インターネット上では、どの言葉がどのタイミングで脚光を浴びるかわからないのが面白いところですよね!笑
と、いうことで、「罹患」に関する記事でした!