【大雨特別警報】大分・福岡の住民「記憶にない降り方」と怯える!自衛隊が派遣される事態に!

本日、福岡・大分両県で大雨特別警報が出されました。

梅雨前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、九州北部や中国地方は、記録的な大雨となり、現在危険な状況が続いております。

菅官房長官が臨時会見を開く事態にまでなり、大雨の凄さを物語っています。
この会見で、安倍首相から関係機関に対し、被災者の救命・救助などに全力で取り組み、避難支援など、被害の拡大防止措置を徹底するよう指示があったことなど発表されました。

現在、政府は大分県と福岡県に自衛隊を派遣し、対応にあたっているとのこと。

大分と福岡の住民が今どんな状況にあるのか詳しくみていこうと思います。

住民が怯える「記憶にない降り方」

大雨により多くの被害が出ている福岡、大分ですが、筑後川の堤防のすぐ近くに住む人たちは、想像もできない恐怖に怯えているとのこと。
現在は、すでに警戒水位を超えている状況で、「記憶にないような雨の降り方だ。滝のように雨が流れてきて家の雨どいが曲がってしまった」と驚きと不安の声を挙げています。

どのくらい雨が降ったのか調べてみました。
気象庁によると、3時間雨量でも5日午後、朝倉市で261ミリ、日田市で179ミリと観測史上最高の値を記録したそうです。
雷も6~7時間鳴り続けているようで、まさに異常気象といった荒れっぷり。

6日も朝にかけて激しい雨が降る見込みとされており、気象庁は土砂災害や河川の増水に厳重に警戒するよう呼びかけています!
このまま、雨が降り続けると、被害も相当なものとなりそうです。

いずれにしても、避難をしておいた方が良さそうですね。

なぜ、今回記録的な雨量になったのかというと、東シナ海から湿った空気が流れ込み、積乱雲が次々と発生する「線状降水帯」ができたためなんだそうです。
色んな条件が重なったわけですね。。。恐ろしい。。

子どもが流された!?

福岡県朝倉市福光においては、なんと「子ども1人が流されている」と110番通報があったそうです!
この子供が助かったかどうかは、今のところわかりません。

他にも「男性1人が流される」、「家が流される」、「夫婦が行方不明」といったことが相次いでいるとのこと。

現在、6人の安否が不明という情報も入ってきています。
また、広島市では男性1人が亡くなったようです。

避難所や自宅で孤立状態になっている人たちもいるようなので、救助が間に合うことを祈るばかりです!

コンビニがまだ営業している!

先ほども少し触れた、警戒水位を超えている筑後川ですが、歩いて5分ほどにあるコンビニでまだ働いている従業員がいます。
取材に対し「かなりまずい状況」とコメント。

周囲の道路はあちこち冠水し、店も断水状態。
営業は続けているが、「どうなるのか・・・」と不安な気持ちを吐露していました。

こんな状況であれば、営業を休止しても良いのではないか?と疑問です。
早く避難することが大切だと思いますが、お店を閉めてしまうのはダメなのでしょうか?

命の危険が迫っているのに店番をするとは気が気ではないでしょう。。

まだまだ雨は続くようなので、西日本の方達はご注意ください!