「NON STYLE」解散の危機!?石田と井上が対立した理由とは?事故で心境の変化を告白!

お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明さんが28日放送の「チカラウタ」で「NON STYLE」が解散の危機にあったことを明かしました!
昨年12月に相方の井上裕介さんが当て逃げ事故を起こす直前のコンビ仲は最悪で、「実質上の解散状態」だったのだそうです。

2008年の「M-1グランプリ」で見事優勝を飾り、着実に登りつめていたNON STYLEに何があったのでしょうか?

石田と井上が対立した理由とや、昨年の事故での心境の変化などを見ていきたいと思います。

「M-1グランプリ」優勝で生じた亀裂

NON STYLEが優勝した「M-1グランプリ」は当時私もリアルタイムで見ていました。
テンポの良い二人の掛け合いが結構好きだったので、楽しませてもらったのを覚えています。

優勝した二人は、その瞬間が人生で最高に幸せであるかのような顔でテレビに映っていました。
しかし、実際は違うようで、二人の気持ちの間には溝ができていたとのこと。

どうやら、石田さんと井上さんのモチベーションが真逆だったために意見が対立してしまったそうなんです。

M-1の優勝で、今後の活動に自信をもった石田さんですが、一方で、井上さんは、逆に漫才へのモチベーションを下がってたと言います。

井上さんは「漫才をやりたくない」という気持ちになってしまったんですね。
優勝したことで、漫才ではなく、別な形で仕事をしたいという気持ちが芽生えたのでしょうね。

石田さんは、漫才への気持ちがないのを受け入れはしましたが、漫才師である以上、最低限のことはやってほしい旨は伝えたと言います。
しかし、意見は真っ向から対立。

“事実上の解散”です。

「NON STYLEが漫才をせえへんのは、もう解散なんです」と石田さんは語気を強くしておりましたが、この言葉に、漫才への愛や、NON STYLEという存在への愛を感じますね。
これだけ、想いがあっても、井上さんに響くことはなかったみたいですから悲しいですね。

そんな中、井上さんの当て逃げ事故があったんだそうです。

当て逃げ事故に「NON STYLE」が救われた?

井上さんは、昨年の12月に事故を起こし、しばらく謹慎をしていました。
その間は漫才からは離れる生活を送っており、これが井上さんの心境に変化をもたらします。

今年3月に漫才の舞台で復帰し、自分の事故をイジったネタで大ウケとなったわけですが、井上さんは「漫才ができないって寂しいんやって思った。センターマイクを挟んで、漫才をやりたいと思いました」と漫才と離れて初めて漫才への正直な気持ちに気づいたことを語っています。

人間って失ってみて気づくことって多いですよね。
今回の井上さんがまさにそうです。

そして、井上さんは、3月の漫才を振り返り「石田くんが書く漫才台本最高です」と相方を絶賛。

当て逃げ事故を起こした井上さんのしでかした事は許される行為ではありませんが、当て逃げ事故にコンビの解散を救われる不思議な形となりました。

最後に

漫才を大事に思ってくれた井上さんの気持ちを石田さんは受け取り、絆を以前より深めることができました。
「(周囲への)感謝があるのなら続けていける。そうなったらNON STYLEは強いです」と石田さんは力強く言い切っています。

こうして、意見の対立を乗り越えて、同じ方向を向いた石田さんと井上さんの漫才は、これまで以上のパワーと面白さを見せてくれるような気がします。
今後の活躍を期待しましょう!!

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