『NON STYLE』井上のナルシシストとは?ナルシストと何が違う?当て逃げ事故についても!!

12日夜、人気お笑いコンビ『NON STYLE』の井上裕介さん(36)が当て逃げの事故を起こしていたことが明らかになりました。

車を運転していて、タクシーに当て逃げをしてしまっただけでなく、運転手さんに怪我まで負わせてしまったようです。
タクシーの運転手さんは40代の男性運転手で、全治約2週間の怪我を首や腰負ったとのこと。

井上さん曰く「事故を起こしたことを世間に知られたら大変なことになると思った」と述べているようです。

確かに、世間に知れたら騒ぎにはなりますが、今回のように逃げてしまったら余計大変になることが予想できなかったのでしょうか?

さて、このニュースで気になったことがあったのですが、井上さんを「ナルシシストなキャラクター」という表現していました。

ナルシシストってなんだ!?

ナルシストじゃないの?と思わず考えてしまいました。

既に、ナルシシストを知っている人がいたら申し訳ないですが、気になったので調べてみました!

ナルシストとナルシシストの違いは?

出典:https://www.noos.ne.jp/cavesyndrome/

私たちが普段馴染み深いのは「ナルシスト」だと思います。
なので、まずはナルシストから解説します。

ナルシスト 【narcist】とは、自分に自信を持っている人の意。
「自己陶酔」や「うぬぼれ」といった意味で使われ
私たちも「あいつ、ナルシストだよなー!」といった具合に使いますよね。

この語源は、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスが水面に映る自らの姿に恋をしたというエピソードに由来しています。

どんなエピソードなのか紹介しますね!

ナルキッソスは誰もが恋に落ちるほどの美少年で、女性だけでなく、男性からも愛されていました。
しかし、ナルキッソスは無情で他人を愛せない男でした。

ナルキッソスを手に入れられないことに絶望し、自殺するものもいるくらいです。

そんな、ナルキッソスを見て、神に対する侮辱を罰する神ネメシスは、ナルキッソスがただ自分だけを愛すようにしようと企てます。

ネメシスはムーサの山にある泉によびき寄せますが、何も知らずに来たナルキッソスは泉の水を飲もうとします。

水面を見ると、中に美しい少年がおり、もちろん自分自身なのですが、ナルキッソスはひと目で恋に落ちてしまいます。

ナルキッソスは、盲目の予言者テイレシアースに「己を知らないままでいれば、長生きできるであろう」と予言されており、今まで自分の顔を見たことがなかったのです。

恋に落ちたナルキッソスは水面に映る美少年から離れることができなくなり、そのままやせ細って死んでしまったのです。
他にも、水面の美少年に口づけしようとして泉に落ちて死んでしまったという説もあります。

ナルキッソスが死んだあと、そこには水仙の花が咲いたという話があり、欧米では水仙のことをナルシス(Narcissus)と呼ぶそうです。

これが語源のエピソードです。

さて、「ナルシシストは」どういった意味なのでしょうか?
「シ」が一個多いと何か違いがあるのでしょうか?

ナルシシストとは、ナルシシズムを呈する人をナルシシスト (narcissist) と言い、ナルシシズムは自己を愛し、自己を性的な対象とみなす状態を言う。と書かれています。

転じて「自己陶酔」「うぬぼれ」といった意味。ともなっていますね。

どうやら「ナルシスト」と「ナルシシスト」は同じ意味ということのようです!

では、一体何が違うのかといえば、「英語」をもとにしているか「ギリシャ語」をもとにしているかの違いだそうです。

■ギリシャ語をもとにした場合だと、narcist(ナルシスト)

■英語で言った場合は、ギリシャ神話のナーシサスの名前が元になっているので、narcissist(ナルシシスト)

こういう違いになっているんですね!

言葉って面白いですよね!

同じ意味ではありますが、人によっては、ナルシシストの方がより自己愛が強くて変態っぽいイメージという声もあります。笑

それは、個人的な感覚だと思うので本来の意味ではありませんが、人によって感じ方も違うようなのでご注意ください!

と、いうことで今回は『NON STYLE』の井上裕介さんにちなんで「ナルシスト」と「ナルシシスト」の違いでした!