初めてお母さんになった時って、体の変化や心の変化、環境の変化で常に気を張ってしまうので大変ですよね。
特に食べ物では「好きだったものが嫌い」になったり、「嫌いだった食べ物が好き」になったりという味覚の変化が起こったり、母体に良い食べ物を意識して食べるようになったりしますよね。
そして、赤ちゃんが生まれた後も母親が食べたものが母乳に影響してしまうので大変です。
「一体何を食べたらよくて、何を食べちゃいけないの!?」
と混乱してしまう方もいると思います。
今回はそんな混乱を一つ紐解いてみようかと思います。
ずばり、「にんにくが母体・赤ちゃんに及ぼす影響について!」です。
お母さんとしての知識が一つ増えますので、是非読んでみて下さいね。
目次
にんにくは母乳に影響がでる?摂取しない方が良いの?
もしかしたら聞いたことがあるかもしれませんが、にんにくを食べると母乳がにんにく臭くなるといわれています。
実際にドイツのとある大学の研究で、母乳の「甘い」、「バター」のような匂いが、にんにくを食べた数時間後には「にんにく」あるいは「キャベツ」のような匂いに変化したという結果が出ています。
なので、結論としては「にんにくは母乳に影響する」ということになります。
しかも、にんにくひとかけ分(およそ3グラム)で母乳に影響してしまうので、食べたらほぼ間違いなくにんにく臭のする母乳となってしまうのです。
ただ、それを赤ちゃんが嫌がる場合もあれば、平気で母乳を飲んでしまうこともあるようなので、飲むか飲まないかはあなたのお子さん次第といえそうです。
にんにくを食べることで赤ちゃんに悪影響が出るわけではないので、あまり神経質にならずにいてもOKな食材なんですよ。
ただ、お母さん心として「おいしい母乳を飲ませてあげたい」という方もいると思います。
ニンニクを食べたあと母乳に影響するのは5時間程度なので、それまでは粉ミルクで代用したり、ニンニクの匂いのある母乳を絞ってみるなどして対応されると良いかと思います。
にんにくは赤ちゃんの寝付きを悪くするのか?
また、にんにくは赤ちゃんの寝つきを悪くするということもしばしば言われています。
調べてみましたが、そのような事実は無さそうです。
先述したにんにくの匂いがした母乳を飲まない赤ちゃんの場合ですと、お腹を空かせて寝つきが悪くなるということもあるそうです。
にんにくが直接的な原因ではないので、こちらに関しても日々の日常の中でにんにくを使用した料理を時々食べる程度であれば問題はないでしょう。
にんにくは寝不足気味なお母さんの支えになる!
赤ちゃんにとって臭い母乳の原因となってしまうにんにくですが、逆にお母さんにとってはいい食材なんですよ!
にんにくの効果
- 体力増強・疲労回復
- 免疫力アップ
- 冷えの改善
- 美肌効果
冒頭のとおり、お母さんになったばかりの頃って、体の変化や心の変化、環境の変化で常に気を張って疲れやすいものです。
そんな疲れた身体に上記のようなにんにくの効果はすごくピッタリです。
また、にんにくは血液をさらさらにする効果があるため、母乳の出が良くなる食材ともいわれています。
母乳は血液から作られているものなので、サラサラした良質な血液になることで母乳が出やすくなるという訳ですね。
母乳が出づらくて悩んでいるお母さんにもおススメな食材です。
匂いが気になる、そんな時は・・・
ということで、にんにくはオススメ食材です。
が、やはり母乳の匂いに影響させたくないお母さんもいるので、にんにくの代わりになるサプリをご紹介しますね。
株式会社 健康家族が販売している「にんにく卵黄+アマニ」というサプリメントになります。
サプリなので匂いを気にせず摂取できますし、着色料や保存料などを一切使用していないので妊娠中・授乳中でも飲める安心サプリなんですよ。
お疲れ気味のお母さんにスタミナを与えてくれるので、「最近身体が辛いなぁ」と感じていたらぜひ試してみて下さいね。
また、にんにくの効果についてもっと知りたいという方は、以前こちらの記事でも紹介しています。
良ければお読みください。
まとめ
にんにくは美味しいけれど、どうしても匂いが気になります。
「まさか母乳の匂いにまで影響してしまうとは」と、びっくりですが変な悪影響のある食材でなくて良かったです。
しかも、お母さんに嬉しい効果もあるなんて!
お母さんの体質の変化や体調を考慮しつつ、にんにくの効果を利用してみて下さいね。