どうも、ちぇぶです!
今回は熱中症対策に効果的な塩分補給の方法は飴なのか?それとも飲料なのか?
というのを書いていこうと思います!
近年、熱中症による死者が増加し、やたらと「熱中症」という言葉を耳にするようになりました。
先日、ニュースを見ていたら7月の3週目は7日間で7000人の緊急搬送があったとか!
もちろん、全て熱中症患者です!
本当、甘く見ていたら自分がいつ倒れるかわかりませんよね。。
明日は我が身です!
では、早速書いていきます!
熱中症を知ろう!
まず、熱中症について基礎的なことだけでも知っておきましょう。
これだけ騒がれてても、案外熱中症について知らない人多いんですよね。
熱中症は、長時間高温多湿な場所にいることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ
体温調節がうまく機能しなくなるために、体内に熱がこもってしまう状態のことを指します。
勘違いされやすいのは、熱中症は屋外の日のあたる所だけという認識です。
熱中症は、屋外は勿論ですが、屋内の暑く熱のこもった場所でも発症します。
近年、多く見受けられる例は、エアコン代の節約などで多少の蒸し暑さを
我慢していて気付いた時には部屋の中で発症しているといったケースです。
最悪は死に至ることもあるので、未然に防止するにはある程度の知識は
準備しておきましょう。
塩分を摂る必要性
汗をかいたり、暑い所に長時間いると「水分を摂ったほうがいいな」と誰もが思いますよね。
しかし、案外知られていないのが、実は水分だけを摂るのはあまり良くないということです。
それはなぜか?
人間の体は大量に汗をかくと、水分だけではなく、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム(塩分)といった
ミネラル類も一緒に体外に排出されてしまっています。
その状態で水分だけを摂取するとどうなるのか?
ミネラルバランスが崩れてしまい、症状が酷くなることがあります。
ですので、水分・塩分をバランス良く摂ることが大切なんです。
更に、糖分も適度に摂取すると良いですね。
ちなみに、厚生労働省は「水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの」推奨しているので
作って持ち歩くのも良いかもしれませんね!
※塩分の摂取には注意点があります。後ほど、注意点を書きますので最後までお読みください。
塩飴と飲料どっちがいいの?
数年前までは「塩タブレット」というものが流行っていましたね。
しかし、最近は「塩飴」にシフトしつつあります。
手軽に持ち運べて、口にさっと入れて舐めておけるのが人気のようです。
一方、飲料の方も負けじと色々商品が出ていますね。
コンビニにいくと「暑さ対策!」「塩分補給!」というのを謳った商品が並んでいます。
しかし、両方買ってしまったら当然、飴も舐めて、飲料も飲めば、塩分の摂りすぎになってしまいますよね?笑
じゃあ、片方選ぶならどっちが効率いいの?という選択になりますよ。
僕の調査した結果だと「飲料」が効率良いです!
その理由を書いていきますね。
飴で摂取できるのは糖分と塩分です。
しかし、ここで注意してほしいことが2点あります。
注意点 1
上記の「塩分を摂る必要性」にも書きましたが、「大量の汗をかくと」という言葉がポイントです。
この大量に汗をかくというのは運動や長時間の屋外の作業でビッショリ汗をかくレベルを指します。
要するに全身から大粒の汗をかくような状態ですね。
このレベルで汗をかいた場合に塩分が必要になります。
これは信州大学の能勢博教授が明言していますね。
ですから、僕たちが普段日常生活で汗をかく程度ならば、塩飴の塩分を摂るのは
塩分を過剰に摂取していることになります。
塩の成分であるナトリウムや糖分は、過剰に摂取すると高血圧やむくみの原因になります。
また、糖分は糖尿病や肥満のリスクなどもあります。
実際、運動するような人でなければ、あまり塩分を気にすることはなく
むしろ、普段の食事で日本人は塩分を多く摂っているのです。
注意点 2
注意点というよりは、飴より飲料の方が良い理由ですが。
実は糖分があると水分を体が吸収しやすくなるという効果があるんです。
ということは、塩飴を舐めるなら、それと一緒に水分も摂っっておいた方が効率が良いことになります。
飴を舐めて水分を補給するくらいなら、最初から飲料の方が良いですよね。笑
ですから、塩飴や塩タブレットは日常生活において必要がないということになります。
「塩分も摂取しなきゃヤバい!」という言葉だけが一人歩きしてしまった結果です。
この言葉には「ただし、大量に汗をかく人に限る!」と付け加える必要があったんですね。
飲料でオススメなのは意外なあの飲み物!
飲料に関しては、必要以上に塩分を意識したものでなければ大抵大丈夫かと思います。
夏季限定の「暑さ対策」が売りになっているものはどうだかわかりませんが!笑
しかし、僕たちが想像もしていなかった飲み物が熱中症対策に良かったのです!
それは「牛乳」
意外すぎますね。笑
実は牛乳には糖とたんぱく質以外にもスポーツドリンクと同程度の塩分も含まれています。
それだけでなく、血液量がアップします。
血液量がアップすると何がいいのかというと「体温調整がしやすくなる」という効果があります。
体温調節がしやすくなると「熱を体外に逃がす」ことができますので、熱中症になりにくくなり、暑さに強くなります。
なので、発汗したら牛乳を飲むことをオススメします。
最後に
いかがでしたか?
運動量の多い人には塩分が必要でしたが、普通の生活をしている人や
高齢で身体機能が衰えていたり、動けない人は逆に
塩分を摂取しすぎてはいけないという落とし穴があったんですね。
世の中には間違った情報が一人歩きをしていたりしますので
鵜呑みにはできませんね。
この記事がお役に立てたらいいなと思います!
では、暑い夏にはご注意を!