1月下旬から急激に冷たい空気になり寒さが増したように感じる今日この頃ですが、
とても興味深いエピソードがありました。
なんと、裸でたたずむ桃太郎の像にいつの間にか衣類が着せられているのです!
いくら像とは言え、可愛そうだと思った人が着せてあげているようです。
日本人は心優しいな~と思う反面、「いたずらだ」という意見もあり
賛否両論が渦巻いております!
このエピソードの詳細をみてみましょう!
数年前からももたろうに衣類を着せる人が!

出典:https://www.sanyonews.jp/article/483031
話題となっている像は、JR岡山駅近くの岡山市北区駅前町にある「ももたろう」像。
これは、もしかした毎年恒例になっている岡山市の行事なのか!?と思ったのですが
そんな私の読みは完全に外れており、岡山市にとっての問題のようです。
今までは、銅像に衣類を着せるといったことはなかったようですが、
地元の人によると数年前から寒い時期になると帽子やマフラーを
身に纏ったももたろうを見掛けるようになったとのことだそうです。
確かに、こんな寒い時期に裸で立っている姿をみたら、何か施しをしてあげたくなりますね!
私は、チキンなので周りの目を気にして、思ったとしても実行はしないと思いますが。笑
銅像に衣類を着せるのは悪いこと?
意見が割れているところは、銅像に衣類を着せるのは「良い」のか「悪い」のか?
銅像に衣類を着せてあげるなんて、ユーモアがあるし、優しい!といった肯定派の意見もあれば
「こんなの、イタズラ行為だろ」という否定的な意見もあるわけです。
確かに、こういった微笑ましい出来事はとても良いことではありますし、人間の温かみを感じます。
しかし、実際は美談のようなことばかりではなく、イタズラ行為も多いという背景があるようです。
過去には銅像に落書きがあったケースもありますし、今年の1月中旬にはタイツが巻かれるなどの被害があったそうです。
これについて、「よそから岡山を訪れた人にどう思われるのか、とても恥ずかしい」といった意見もあがっています。
銅像に衣類を着せるにしても、表現が少しでも違えば好意的な印象が真逆の印象になってしまうこともあります。
帽子を被せたり、マフラーを捲くということも、受け取り方によっては良く思わない人もいるでしょう。
そう考えると、安易に肯定することもできないなとは思いますね。
「何もせず見守って」
今回の件で、岡山市は「何もせず見守って」と呼びかけをしているようです。
というのも、銅像にも作った作者がいますから、「作者の意に反すればいたずらと捉えざるを得ない」という見解を示しています。
また、公共物でもあるので、ありのままを鑑賞していただきたいとコメントしています。
まあ、当然といえば当然の意見だなと思いますね!笑
個人的な意見としては、この「衣類を着せてあげる」という行為や気持ち自体はとても良いことで
好感も持てます。
ただ、行為の対象となるもの公共物というのが難しいところだったのかなと。笑
今回は、被せられていたニット帽も撤去されたようです。