スマホで菌が見える「ミルキン」(mil-kin)発売!食中毒などにも大活躍!!

とうとうこんな時代がやってきましたよ!
スマートフォンで「菌」が確認できる小型顕微鏡「ミルキン(見る菌)」が開発されたのです!

今月中旬頃から、埼玉や群馬で相次いだ腸管出血性大腸菌O157による集団食中毒が記憶に新しいでしょう。

また、WHO(世界保健機関)によれば、食中毒による死者は、毎年世界で約42万人に上っているそうですよ・・・

何年も前からではありますが、飲食店や家庭での衛生管理が求められる時代になってきています。

企業単位でも衛生管理の面では厳しくなっており、社会的な問題になっています。

そんな中、スマートフォンで簡単に菌が確認できるようになるというから便利な世の中になりましたね!

驚きしかありませんよ!笑

一体どんな商品なのかみていきましょう!

菌が見える「ミルキン」mil-kin(見る菌)とは?

この画期的な商品を開発したのは、前橋の企業「アクアシステム」です!
同企業は、殺菌性の高い電解水製造装置の販売を行っている会社です。

アクアシステムによればミルキンは「食品加工会社などで、衛生管理の強化目的に使ってほしい」と期待を込めての開発だそうです。

では、早速どんな商品なのかみてみましょう!

コチラがその写真になります▼

おおー!白を基調としたシンプルなデザインで、スマートフォンにもしっくりきますね!

大きさとしては、高さ約15センチ、幅約18センチ、奥行き約11センチとそこそこなコンパクトさ。

また、重さは約450グラムと小型な設計。

顕微鏡本体に、スマートフォンを置く台を付けて使用するようになっています。

こんなにコンパクトだと商品のクオリティが気になるところだと思います。
ですが、ご安心ください!

顕微鏡の倍率はなんと1千倍!

1ミクロン以上の菌を見ることができるんです!
とはいえ、ピンとこないと思いますので、どういった菌が観れるのか紹介しましょう。

・黄色ブドウ球菌(1ミクロン)
・O157を含む大腸菌(3ミクロン)

ばっちり、観たい菌が観れますね!

ミルキンの使い方は?

ミルキンの使い方はどのような感じなのでしょうか?
難しいなーと思ってしまう人もいるかもしれませんが、問題ありません!

わずか数分で作業は完了してしまいます。

①汚れが気になる部分に綿棒を押し当て擦る

②本体のステージ部分に綿棒についた試料を塗り付ける

③およそ1千倍に拡大したものがスマホに映し出される

④もちろんスマホ画面なので拡大も自由自在!そのまま写真や動画に記録する事も可能

いかがですか?

まったく難しくありませんよね!

普段画面に映し出される画像や写真と同じように扱えるわけですから、とっても便利です。

ミルキンの今後の展望は?

アクアシステムの狩野社長は、「菌そのものを見てもらい、どこがどれほど汚れているかを確認できる。

これにより、食品を扱う場で働く職員やパート、アルバイトなどの教育ができ、現場の衛生レベルが向上する」と説明しているわけですが、実は他の様々な分野でも活用できるといった展望も持っています。

というのも、衛生管理だけに限らず、歯科医院で患者に口内菌を見せる際に使用、不妊治療での男性患者の精子検査が自宅で行える、学校での理科や科学の授業への導入が可能・・・など、さまざまな活用方法が期待できます。

現在は、食品会社と歯医者への販売が主となっているようですが、いずれ学校などにも広がりをみせていくのではないでしょうか?

また、個人の自宅にも一台あるといった将来も近いかもしれませんね!

ミルキンの価格や購入方法は?

さてさて、これまでミルキンについて色々と見てきましたが、一番気になるのは価格ですよね!!笑

一体どのくらいの価格なのかというと・・・9万9800円(税別)!!!
税込みだと10万円を超えるというかなりの高額商品!笑

まだ、開発されたばかりですから、今後色々とコストが削減されて安くなっていくかと思われますので、個人で欲しい方は少し待つことにしましょう!笑

では早速、購入方法も紹介したいと思います。

注文方法は、今の所、株式会社アクアシステムのホームページで専用注文書をダウンロードする形式となっています。

>ホームページはコチラ

そして「メール」か「FAX」で発注することになります。

日本国内のみの発送とのことですからご注意ください!

ちなみに>Facebookページはこちら

最後に

ミルキンは6月下旬の発売以来、食品会社を中心に、既に1千台を販売する人気商品となっています。

また、9月には東京ビッグサイトで開催される食品工場設備関連の大規模展示会に出品するほか、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国への輸出も視野に入れ、プロモーションをかけていくとのことです。

狩野社長は、「見えない菌に意識を向けないと(食中毒など)他人を巻き込んでしまう。衛生管理のお手伝いをし、食中毒予防にも寄与できれば」と話しています。

必ず、この開発が人々の役に立つことは間違いないと思います。

ミルキンのコンセプトである『菌や微生物の汚れまでもスマホで見る時代!』
これが定着するのはもう間もなくかもしれません!