【ネタバレあり】杉咲花「メアリと魔女の花」メアリの声優に!天海、小日向も続々決定!パクリ説やあらすじなども!

米林宏昌監督の最新アニメーション映画『メアリと魔女の花』の声優が13日、明らかになりました。

米林宏昌監督といえば、スタジオジブリにて『借りぐらしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』を手掛けたことで有名です。

しかし、米林監督は2014年にスタジオジブリを退社されていて、現在では、、新拠点スタジオポノックで制作をしています。
今回、そのスタジオポノックでの初作品が『メアリと魔女の花』となります。

声優陣の紹介や、『メアリと魔女の花』のパクリ疑惑など、まとめていきたいと思います!

豪華声優陣の発表!

■杉咲花

主人公メアリ役
「思い出のマーニー」で演じた彩香(さやか)役に続き米林監督の作品に出演するのは、2度目となります。

子どものころから私と家族にとっては欠かせない存在だったジブリ作品の志を受け継いだ、スタジオポノックの長編アニメーション第一作目に携われることは、私にとって飛びっきりのサプライズでした。スタッフの方に言われて気づいたのですが、タイトルにも自分の名前である“花”という言葉が入っていることも嬉しかったですし、運命的なものを感じました。
ジブリ作品の中では米林監督の『借りぐらしのアリエッティ』の大ファンです。米林監督が描く、映画がはじまった瞬間のハッとさせられるような繊細で美しい映像と、観終わった後に“暖かさ”がずっと残る、まるで魔法にかけられたような感覚になれるところが大好きです。
私が演じることになったメアリはすごく真っ直ぐで前向きな女の子です。メアリは決して器用な人ではないのですが、誰かのために一生懸命頑張ろうとする姿はすごく魅力的だと感じました。きっと映画を観ていただいく方もメアリの愛らしい姿に心を揺さぶられるのではないかと思います。素敵な作品を、自信を持って皆様にお届けできるように頑張ります。メアリに“花”咲かせます!

■天海祐希
メアリが迷い込む魔法世界の最高学府・エンドア大学の校長マダム・マンブルチューク

米林監督の作品にお声をかけて頂き、とても光栄に思っています。監督の思い描く「メアリと魔女の花」の世界に寄り添える様にしっかりと演じたいと思います。私自身、頂いた脚本を読み、元気と勇気を頂きましたので観てくださる方にも沢山のメッセージが届きます様に。皆様、どうぞ楽しみにしていてくださいね。

■小日向文世
同大学の科学者ドクター・デイ

この年になって初めてアニメーションの声に挑戦出来る事をとても楽しみにしています。
魔法科学者ドクター・デイの見た目のキャラクターが、とても面白くて嬉しくなりました。
米林監督の作る世界の中へワクワクドキドキしながら思いっきり飛び込んで行きたいと思っています

■満島ひかり
魔女の国から禁断の花を盗み出した赤毛の魔女

小さい頃は自分の声が好きじゃありませんでしたが、音楽やお芝居でたくさんの人の色んな声と出会って、言葉に音を乗せるのが好きになりました。魅力的な共演者のみなさんとの声での共演、とても楽しみです。少女のような希望と強さを持って、物語に心おどる魔法をかけたいと思います。予告編を見て、どきどきしています。

■佐藤二朗
同大学のほうき小屋の番人フラナガン

世界に誇る日本のアニメーション映画に参加できることは至極光栄です。万人に感動を与えることを決して諦めずに真っ向から挑む、米林監督の作品に微力ながら加勢できるよう頑張ります。思い切りチャーミングで力強さ溢れる作品になると思います。ご期待ください。

■渡辺えり
メアリが住む赤い館のお手伝い・バンクス役

アニメーションの声を演じることが、子供の頃からの夢でしたので、とても嬉しく、張り切っています。そして、凛々しく、自立した精神の持ち主の少女のストーリーも大好き!! 私もメアリと一緒に霧深き森の中で冒険します!!

■大竹しのぶが
メアリの大叔母シャーロット

この美しい世界は、もしかしたら本当に存在するのかもしれない。そう思わせてくれた「借りぐらしのアリエッティ」。米林監督の繊細で美しい映像に、また参加出来る喜びでいっぱいです。シャーロット大叔母さまの包み込むような優しさを表現出来るように頑張ります。

主役のメアリに杉咲さんを起用した理由とは?

プロデューサーである西村義明さん曰く

「彼女のまっすぐな眼差し、笑顔、そして何より好奇心に満ちた彼女の声が主人公・メアリにぴったりだと思いました」

とコメントしています。

私は、以前「思い出のマーニー」を観たことがありますが、確かに、杉咲さんが演じた彩香の声を聞くと、西村さんの言っていることに頷けます。
アニメで聞く声優さんの表現とはどことなく違った印象も受けた記憶があります。

「これはこれで斬新だな」という感覚ですかね?上手く表現できませんが。笑

「メアリと魔女の花」パクリ疑惑か?

米林宏昌監督が手掛ける「メアリと魔女の花」は21世紀版の「魔女の宅急便」となるように制作が進められているそうです。
その時点でかなりジブリへの意識が強いような気がしますが、

なんとキャッチコピーが「魔女、ふたたび」なのです!

これは、宮崎監督の「魔女の宅急便」ありきで作られていますよね。笑

原作は1971年に発行されてたメアリー・スチュアートの『The Little Broomstick』という児童文学作品で
「魔女の宅急便」や「ハリーポッター」よりも昔の作品になります。

あらすじは後ほど記載しますが、内容的に「魔女の宅急便」と「ハリーポッター」を融合させたお話といった印象ですね。

さて、パクリ疑惑の真相ですが、今回パクリじゃないの?言われているのは、作画に関するところが多いように思います。
確かに、予告動画を見ても、スタジオジブリの新作のように思ってしまうほど、そっくりですよね?

ですが、この作品はスタジオポノックが手掛けています。
いくら元スタジオジブリだからってパクリすぎでは?と思う人が多いのも事実です。

しかし、実はパクリではないのです。

ジブリは、制作部門が『かぐや姫の物語』公開後に解散しているんです。
これは2014年のことであり、米林監督が退職する年と合致しています。

そして、米林監督とジブリ作品の宣伝を担当していた西村義明さんが一緒に立ち上げたのがスタジオポノック。

そして、このスタジオを立ち上げるにあたっての根底は“スタジオジブリのような作品をもう一度作りたい”というところにあります。
要するに、ジブリが解散してしまったので、ジブリの意思を受け継いで行こう!ということのようです。

実際、今回の「メアリと魔女の花」の制作に関わったスタッフの8割くらいが元ジブリのスタッフだと言われています。
パクっているというよりは、ジブリを再現していこうとしているのが伝わってきますね!

内容に関しては「魔女の宅急便」のパクリか?と思われがちですが、先ほども書いたように、「メアリと魔女の花」の方が古い作品なので
パクリということはありません。

ということで、パクリ疑惑はあくまで疑惑であっただけで、真相は違いましたね!

「メアリと魔女の花」のあらすじ!

メアリーは夏休みのあいだ、田舎の古い屋敷に住むシャーロット大おばさまのところに預けられることに。

ある日、近くの森を歩いているとまっ黒な子猫のティブに出会いました。

ティブに導かれるままに森の奥へ歩いてゆくと、七年に一度しか花をつけないという不思議な花“夜間飛行”を見つけます。

庭で見つけた古いほうきに偶然“夜間飛行”の花粉が付くと、ほうきはメアリーを乗せたまま空高く舞いあがりました。

そうしてメアリーが飛んで行き着いたのは…なんと魔女の学校だったのです。

声優に関する動画も併せてご覧ください!

この作品がスタジオポノックにとって最初の挑戦ということになるので
公開後に一体どんな反応があるのかが楽しみですね!