【動画】麻薬カルテルのボスを侮辱し、17歳ユーチューバー銃で射殺される!どんな動画だったのか?

人気ユーチューバーのフアン・ラグナスさんという17歳の少年が中部ハリスコ州で殺害されました。

衝撃の事件ですが、これはラグナスさんが投稿したある動画が引き金となっており、なんと悪名高い麻薬密売組織のボスに向けて侮辱するような言葉をはいてしまったのです。

見せしめためだとは思いますが、銃殺されるという悲しい結果になってしまいました。
一体どんな動画を投稿してしまったのでしょうか?

そして、どのような状況で殺害されたのか詳しく調査してみたいと思います。

フアン・ラグナスさんの投稿した動画とは?

メキシコ在住の人気ユーチューバー・フアン・ラグナスさんはまだ17歳という若さでした。
ちゃらけキャラで受けていたユーチューバーで、facebookでは100万人、instagramでは30万人のフォローワーを抱えるほどの人気っぷりです。

instagramはすでに削除されているようです。

ラグナスさんが投稿した動画は、「エル・メンチョはくたばりやがれ!」と題し、麻薬密売組織のボスに向けて「くたばれ!」と侮辱したものだったのです。

酒に酔って悪ふざけをしたりする動画が評判だっただけに、今回も酔っ払っていたのかもしれませんが、相手が悪かったようですね・・・

侮辱した相手は、麻薬組織「カルテル・デ・ハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオン」のボス、ネメシオ・オシゲラ・セルバンテス氏。
こんな凶悪な相手に喧嘩を売ってしまったわけです。

そして、その動画はこちらになります▼(いずれ削除されるかもしれません)

事件当時何があったのか?

事件があったのは18日の夜。

ラグナスさんは、友人らとバーでパーティーでワイワイ楽しくやっていました。
すると、そこに武装集団が乱入。

そして、数十発もの銃弾はラグナスさんに向けて発砲されたそうです。
遺体からは合計15〜18発もの弾丸が見つかったとか。

このことから、”18発もの被弾は報復目的であることを物語っている”と各メディアは伝えています。

この悲惨な事件がネメシオ・オセゲラ・セルバンテス氏の指示だったかは今のところ不明なようですが、可能性は低くなさそうです。

ネメシオ・オセゲラ・セルバンテスとはどんな人物なのか?

ネメシオ・オセゲラ・セルバンテス氏は、通称「エル・メンチョ」と呼ばれています。

急成長中の犯罪組織、ハリスコ・ニュー・ジェネレーション・カルテル(CJNG)のなかでも最も極悪だとされ、恐れられているトップです。
しかも、懸賞金5.7億円の麻薬王。

CJNGは約5年前、崩壊したカルテルの残党により設立された組織であるようですが、現在、シナロア・カルテルに次ぐ、メキシコ国内第二の勢力を誇る犯罪組織として警戒されています。

合成麻薬をはじめ、覚醒剤生産で勢力を強めてきた組織なのです。

これまでエル・メンチョとCJNGは目立たなかったのですが、ハリスコ州の警察に直接攻撃を加える2015年を皮切りにかなり活動が活発化したようです。

それ以来、エル・メンチョ追跡は激化し、カルテル内の重要人物数人、メンチョの兄弟と息子を逮捕するなどの動きが取られました。

ただ、これらの逮捕劇がハリスコ州の急増する殺人事件の原因ではないか、と囁かれています。

ネメシオ・オセゲラ・セルバンテス氏は、なんらかの刺激をすれば、必ず実行にうつしてくるような冷酷な人間であることがわかります。

フアン・ラグナスさんはこのことを知っていて挑発をしたのでしょうか?
もし、知っていれば今回のような事件が起こるのも想定できたのではないでしょうか?

ネットの反応は?

このニュースを見てどんなコメントが寄せられたのか見て見ましょう。

やはり、こうした悪の組織となるとプロの殺し屋がいてもおかしくはないでしょうから、ボスの一声でこういった事件が起こるのも不思議ではないんですね。

そして、日本などの平和な国とは違いますから、生まれ育った環境からしても感覚がそもそも違うのでしょう。

しかし、これは対岸の火事ではないと思います。
日本でもやりすぎているユーチュバーはいますから同様の事件が起きる可能性も無きにしも非らずです。

過去には自分の住所を言って家族に迷惑をかけた少年もいました。
やって良いことと悪いことの判断がまだできない年齢であれば、投稿できないようなシステムにする必要がありあそうです。

こうした重大な事件が起きてからでは遅いですからね。。。

今回の事件は、本当に良い教訓になるのではないでしょうか?
こうした教養も時代とともに必要になってくるということですね。