フタ裏のキャベツを落とすデバイス「キャベバンバン」を日清が発表!どんなツールか徹底解明!

日清さんが新たな便利グッズを発表しました!

今回は、なんと「日清焼そばU.F.O.」のふた裏に付着したキャベツを、スマートに除去することができるデバイスです!
なんて斬新な発想。笑

日清は以前、ヌーハラ解決フォーク「音彦」というアイテムを発表しており、私も記事を書かせて頂きました。

あなたは"ヌードルハラスメント"と言う言葉を知っているでしょうか? 私は聞いたことすらなかったです。笑 しかし、実は...

独特の目線から遊び心のあるアイテムを開発する姿勢、私は嫌いじゃないです!(むしろ好き!)

ただ、「音彦」に関しては残念ながら、クラウドファンディングで資金集め行ったものの、実現には至らなかったんです。
私の記事がバズってれば・・・と悔やまれます。笑

しかし、今回こそは成功すると見込んで性懲りも無く記事を書きます!!

「フタ裏のキャベツ」を落とす「キャベバンバン」ってなんぞや?というのをきっちり解説していきたいと思います。
では、さっそくみていきましょう。

キャベバンバンとは?

キャベバンバンってそもそも何やねん!ってツッコミたくなりますよね。

しかし、ふざけているわけでもなんでもありません。

というのも、この元ネタとなったのは大手自動車メーカー日産自動車の「猫バンバンプロジェクト」から着想を得ているからです。

日産が掲げたこのプロジェクトは、猫ちゃんなどの動物の命を守るためのプロジェクトです。
というのも、猫ちゃんたちは、暑い時は車の下で暑さを凌いだり、寒い時は車の下で風を凌いでいることがよくあるからです。

なので車に乗る前にボンネットをバンバンと叩くことで轢いてしまうリスクを減らそうという取り組みなわけです。

ここから着想を得た日清凄すぎます。笑

湯切りする際にフタ裏に付着するキャベツ。
コイツらがそのまま捨てられたりするのが可哀相!
更にフードロスを失くしたい!

こうした想いから開発されたわけです。

キャベツ視点の動画がありますので是非観てみてください↓

さて、今回発表されたデバイスの正式な商品名は「キャベバンバンCBB-001」

なんかロボットっぽい名前ですね。笑

このキャベバンバンについてもっと詳しくみていきましょう!

商品の特徴は?

まずは、「キャベバンバンCBB-001」がどんな商品なのか確認しておきましょう。

この真っ赤なフォルムがいかしているデバイスが「キャベバンバンCBB-001」です↓

中がスカスカな手持ち鍋みたいな感じですね。
これを焼きそばに装着させて使用します。

では、どんな特徴があるのか?

・パワフルな振動で「フタ裏についたキャベツ」をスマートに除去

・ゴムの弾性に着目した「マルチ・ラバー・ヘッド」機構を搭載

・「日清焼そばU.F.O.」のふたに同心円状に広がる複数の振動を起こす

・デザインは湯切りから食後のゴミ捨てまでを自然な動きで行えるダイレクトモーション設計

・電気の使用は一切なし

・水洗いができるから衛生的にも安心

以上6つの特徴を兼ね備えています。

電気を使わないアナログ仕様になっているのはとても助かります。
また、食品を扱うものですから丸洗いできて衛生的に安全なのは嬉しい点ですよね。

しかも、使い方がとても簡単なのです。

どれほど簡単なのか説明していきましょう。

「キャベバンバンCBB-001」の使い方

使い方は簡単になっています。

しかも、湯切り・ふた裏キャベツ除去・食事・ゴミ捨てのすべてを限りなく自然な動きで行えるダイレクトモーション設計を採用しているため、ヒューマンエラーを最小限に抑えることができます。

使い方はたったの6ステップ↓

どんな動きをするのかがわかる動画もありますので是非ご覧ください↓

これは非常に簡単ですね。
しかも、容器に取っ手がつくようなものですから非常に持ちやすくなります。

以前、私は湯切りの際に手を滑らせて麺を排水口にぶちまけるという悲しい経験をしています。笑
なので、これはとても便利だなと思います。

値段や予約方法は?

さてさて、「キャベバンバンCBB-001」についてはだいぶ詳しくなったと思いますので
今度は値段や入手方法について説明しましょう。

まず、値段に関してですが・・・

4980円(税込)になります!!

「音彦」が14,800円 (税込) だったことを考えるとかなり入手しやすい値段になっていますね。

そして、入手するには予約する必要があります。
なにせ、まだ実物は生産されていませんからね!

予約開始は、2018年5月17日(木) 10時から。

日清食品グループ オンラインストアでクラウドファンディングによる予約販売の受付が開始されています。

⇒予約はこちら
しかし、ここで非常に大事な条件があります!!

というのも、2018年5月31日(木)10時までに予約数が1,000個に到達すれば販売となるからです。

要するに目標予約数を設定しており、そこまで到達しなければ販売しないということです。

前作の「音彦」がまさに到達できずに販売できなかった失敗例です。

ただ、「音彦」が5000個の受注が取れた場合にのみ生産される目標設定だったのに対し、「キャベバンバンCBB-001」は1000個とハードルがかなり下がっています。
これは、成功する可能性が非常に高いのではないでしょうか。

是非、あなたも予約してみてください!

⇒予約はこちら

おまけ

最後に、「キャベバンバンCBB-001」の誕生秘話を紹介しておきたいと思います。
日清食品(株)マーケティング部 ブランドマネージャーの「白澤 勉」さんのお話です。

『キャベバンバン初代モック製作秘話』

もともとキャベツがふたに付くことに改善策がないか問題意識を持っていました。
頭の中で何となくイメージしていた時に、たまたま昨年9月の夜10時頃ふと子供の工作道具から針金を取り出し、10分程度で作成しました。
そのまま放置していたのですが、1週間くらいして子供が「これ何?」と質問。
それから思い出して会社に持っていったら、いろんなことを言われました笑
そこから社長に商品化したいと話し、許可を得て実際に商品サンプルの制作を始めました。
この時点ではキャベツ落としというくらいのネーミングでしたが、
日産自動車さんのねこバンバンからインスピレーションを感じ、
キャベバンバン企画の実施に至りました。
そこから実際の商品化は、PRODUCT Xが最適と考えました。

日清食品(株)
マーケティング部 第4グループ
ブランドマネージャー
白澤 勉

こうした遊び心のあるアイデア商品というのは、ふとした瞬間に思いつくものですよね。
思い立って作ったものの方が、頭を捻って考えたものより良いなんてことはよくありますからね。

以前、Googleの働き方がテレビで紹介されていましたが、社内に色々遊ぶスペースがあって、そこで遊びながら他の社員とコミュニケーションを取ることで、新たな発想を生み出しているんだとか。

人間、机に向かっているだけが仕事じゃないってことですね。笑

以上で「キャベバンバンCBB-001」については終わりになります。

余談・・・
いつも思いますが、こんな面白い提案ができる会社で働けたら楽しいんだろうなと。笑