木幡育也騎手が禁止薬物で騎乗停止!フロセミドはなぜ禁止されている?

木幡(こわた)育也騎手から禁止薬物が検出され、9月14日(木)から10月13日(金)まで騎乗停止とすることをJRAが発表しました!

一瞬「薬物!?」と思い、白い粉の方を思い浮かべてしまいました。笑
まだ、若いのにヤバイ物に手を出してしまったのかと心配してしまいましたよ。

しかし、なぜ「フロセミド」は禁止薬物に指定されているのでしょうか?
一体どんな効果があるのか調べてみたいと思います。

そして、なぜ木幡育也騎手がフロセミドを摂取していたのかにも迫ってみましょう!

木幡育也騎手が摂取したフロセミドとは?

今回、木幡騎手が摂取したとみられるフロセミドとは一体どんなものなのでしょうか?
禁止薬物といっても、麻薬のようなものではありませんので、誤解なさらぬようお願いします!笑

JRAは利尿剤である「フロセミド」を使用禁止の対象薬物として指定しています。

フロセミドというのはどんな薬なのでしょうか?

フロセミドは、心不全、肝硬変、腎疾患による浮腫の治療に用いられるループ利尿薬の一つだそうです。
降圧を目的とした処方にも行われる薬になります。

米国なんかでは馬の運動誘発性肺出血の予防や治療にも用いられるんだとか。
しかし、今回は馬が使ったわけではありません。笑

ネットの反応を見てると、「フロセミド」なんかでドーピングになるのか!?という声が結構ありました。

利尿作用があるだけなので、ドーピングには直接関係はしてこないとは思いますが、禁止する理由があるのでしょう。

「フロセミド」を使用する2つの理由とは?

木幡騎手がフロセミドを使った理由はおそらくですが2パターンの理由のどちらかではないかと推測します。

まず、1つ目は、減量のため

騎手はボクサーと同じく健康管理をしっかりと行い、体重にも気を使います。
そして、当然、時として減量もしなくてはなりません。

もしかしたら木幡騎手は減量のために「フロセミド」を使ったのではないか?という見方ができます。

500g違えば半馬身違うという定説があるくらいですから、500mlのペットボトルを一気に飲んで、薬で一気に全部出せば、可能かもしれません。

やるかどうかは別として・・・笑。

そして、2つ目は、別の薬の効果を隠すため

「フロセミド」は、世界アンチ・ドーピング機関の禁止薬物に規定されているのですが、なぜ禁止されているかというと「他の薬物を排泄する作用がある」ためです。

ドーピングに使われるような薬を飲んでいても、フロセミドで排泄すれば証拠隠滅になってしまうため、フロセミドが検出されるのも禁止ということになったのでしょう。

もしかしたら、木幡騎手が何か別にドーピング薬を服用していたなんて可能性もあるかもしれませんね。

あくまで、推測の域をでないものですので、真相はわかりかねますが。

木幡育也騎手の禁止薬物についてネットの反応は?

今回の木幡育也騎手の禁止薬物についてネットの反応はどうなのか見てみたいと思います。

様々な意見が飛び交っていますが、減量につかったのかどうかという点でみなさん疑問に思っている感じですね。

ただ、育也騎手が病気でフロセミドを飲んでいたということは考えにくいので、何か意図があるようには思えますね。

とある、情報では「医師から処方された分ではなく、他人から譲り受けた物の申告漏れ」と報じられているみたいですが、その「他人」とやらが少しひっかかりますね。

なぜ、禁止薬物を渡したのでしょうか?
知らなかったのでしょうか?

謎は深まるばかりですね。

木幡育也騎手のプロフィール

最後にプロフィールを載せておきたいと思います。


出身地:茨城県稲敷郡美浦村
名前:木幡育也(こわた いくや)
出生地:福島県原町市(現・南相馬市)
生年月日:1998年9月21日
所属団体:日本中央競馬会(JRA)
所属 美浦・藤沢和雄厩舎

木幡育也騎手は、生まれながらにして「騎手」になる家系にありました。
兄の初也、次男の巧也も騎手です。

そして、父も騎手ということで、育也騎手は完全にサラブレッドですね!
将来が生まれた瞬間に決まりそうなのは嫌ですが、これだけ未来が見えているのも少し羨ましいかもしれません。笑

戦歴はまだ多くなく、重賞での優勝はまだありません。

騎乗回数 112回

1着 4回

2着 7回

3着 3回

4着以下 98回

勝率 3.6%

連帯率 9.8%

複勝率 12.5%

収得賞金 56,000,000円

10月半ばまでは、騎乗停止になっているので彼の勇姿は見ることができませんが、これからどんどん強くなっていく騎手だと思うので、応援したいなと思います。

早く重賞で1着をとる騎手になってください!!!