みなさん、「揮毫」という漢字が読めますか?
2016年、今年の漢字に「金」が選ばれた記事を毎日新聞が執筆しているのですが
そこに『揮毫』という文字がありました。
近年では、筆を使った授業をすることがなく、揮毫なんて言葉も使わないんじゃないかと思い
折角なので、書いてみることにしました。
ちなみに、私も前回の記事に「今年の漢字」について書きましたので、そちらも併せて読んでみてください。
⇒ 【2016年】今年の漢字は『金』に決定!達筆すぎて読めねー!!と話題にwww
“揮毫”はなんて読む?意味は?

出典:https://mainichi.jp/articles/20161212/k00/00e/040/167000c
『揮毫』は「キゴウ」と読みます。
知ってしまうとなんてことない読み方ですが、知らないと全くわかりませんよね。笑
揮毫の意味は、「毛筆で何か言葉や文章を書くこと」です。
この言葉の成り立ちは「毫(ふで)を揮(ふる)う」という事からだそうです。
言葉の成り立ちって面白いですよね!
昔は筆は当たり前のように使っていましたが、現代ではほぼ使うことはありませんよね。
小学校や中学校くらいまでしか書道は習いませんし、今じゃ鉛筆すら使わない人も多いくらいだと思います。
シャープペンやボールペンが当たり前ですかね?笑
揮毫の使い方は?
では、どんな時に使うのかを見てみましょう。
基本的には、毛筆で何か言葉や文章を書くことであれば「揮毫」といえるのですが
実際の使いどころというのは、著名人や書家が依頼されて書いたものに使われます。
例えば、”格言”や”看板”の文字は書家のような腕の立つ人に書いて貰うと思いますが、そういった時に使うのが一般的のようです。
また、wikipediaによると
有名な揮毫になると高値で取引されることもある。
天皇や皇帝が書いたものは「御筆」として丁重に扱われる。
大衆の前で揮毫を披露する事を「席上揮毫」と呼ぶ。
と書かれています。
“揮毫”の読み方だけでなく、意味や使い方、成り立ちを調べてみると面白い発見がありますね!
余談ですが、最近、「舟を編む」というアニメにハマっているのですが、辞書作りに奮闘し、言葉の素晴らしさなどを描いたアニメで、ちょっと、今回は私もそんな気分を味わえました!笑