「関白宣言」VS「トリセツ」でネット上がザワつく!さだまさしと西野カナの違いとは?

久しぶりに「関白宣言」なんて言葉を見たので、何かと思ったら、西野カナさんの「トリセツ」と比較されてなにやら物議を醸してるようですね。

どちらの歌詞もかなりインパクトが強く、批判的な声が集まりそうな内容なので
仕方ないことなのかなと思いますが、この両者は実際、全く違った性質の歌詞なんですよね。

一体どんな議論になっているのか色々みていきましょう!

関白宣言とは?

関白宣言とはさだまさしが作曲した、結婚前の男が相手の女性に「亭主関白」になることを宣言するといった内容の歌です。

みなさんが馴染みがあるのは1番の部分で、よく耳にすることがあるでしょう。

「俺より先に寝てはいけない俺より後に起きてもいけない」
「めしは上手く作れいつもきれいでいろ」

というところですね。

この曲がリリースされた際に、歌詞をめぐって女性団体などから「女性差別」、「男尊女卑」と反発を受けるといった騒動がありました。

トリセツとは?


西野カナさんによる、自分の取り扱い説明書、俗に言う「トリセツ」を歌にしたものです。

「急に不機嫌になることがあります。」
「理由を聞いても答えないくせに放っとくと怒ります。」

など、自分の特徴を伝えて

「でもそんな時は懲りずにとことん付き合ってあげましょう。」

と、男性側の取り扱いの仕方が綴られています。

所謂、「女の子はこういう生き物だ!」という直球なまでのメッセージが詰まっています。

なので、男子諸君はこれを受け入れて優しく接するんだぞってことです。

「関白宣言」VS「トリセツ」

なぜかネット上では、この両者が引き合いにだされて討論されています。

しかし、本当のところ比較にするようなものなのでしょうか?

根本的な部分が違うような気がしますね。

そもそも、関白宣言にはオチがあり、最後までちゃんと聞くと本当に良い歌詞なんですよ。

とても心に突き刺さるツンデレ親父的な愛に溢れた歌です。

それに、この歌詞の内容はさだまさしさんの思想そのものではないのです。

というのも、当時通っていた京都・先斗町のスナック「鳩」のママさんに最近の男は駄目になった。だから若い娘も駄目になった。だから男がしっかりして欲しい、そんな歌を作ってください。ということを言われたんだとか。

それがきっかけで、さだまさしさんは「関白宣言」を作曲しました。

一人の男の物語を描いたフィクションですね。

一方、「トリセツ」は、西野カナさんの男性に対する直球な意見が盛り込まれている作品です。

現代の女性が恋愛における気持ちを代弁しているかのような内容で、女性からの共感をものすごく得ているのも事実。

この曲をそのまま彼氏に渡したいなんて女性もいるくらいで・・・ちょっと恐ろしいですね。笑

ようするに、「女性はこういう生き物だと理解して、こう接してね」というだけの話なのです。

そこに、相手に対する愛があるとか、オチがあるストーリーとかではなく、現実に沿った、女性を代表した声のような作風といえば良いんですかね?

そう考えると、全く「関白宣言」と違うのはおわかりいただけますでしょうか?

どちらが良い、悪いというわけではなく、そもそも比較する対象ではないのでは?ということです。

個人的には、なんで「関白宣言」と「トリセツ」が?と思ってしまったくらいです。笑

しかしながら、teitter上は未だに論争が続いている状況のようですが、決着はつくのでしょうか?笑

コメント

  1. 老酒 より:

    <女性は、こういう生き物だ。
    <この歌詞をそのまま彼氏に手紙として渡したい。

    つまり、マジキチガイジですよね…
    あっ、要らないです。さようなら~♪

  2. より:

    関白宣言とか愛してるといえばなんでも許されると思ってるモラハラガイジソングですよね
    トリセツはただのお願いですからかわいいもんだなと思います