【閲覧注意】顔のないカエルがなぜか生きていると話題に!生きている理由とは!?

世の中にはとても不思議な現象が起こったりします。
今回は、顔のないカエルがなぜか”生きている”という有り得ない事が起こったのです。


研究者達の中でも大きな話題となっており注目されています。

このカエルはどうやって生きているでしょうか?
そして、なぜ顔がないのか・・・?

この不思議について書いていこうと思います。

顔のないカエルの画像や動画を発見

ここから先は、顔のないカエルの画像や動画を掲載しているので
苦手な方は【閲覧注意】です。

このカエルを発見したのは、米国コネチカット州の森で野外調査を行っていた研究者たちです。

研究チームがイモリの情報を集めていると、アメリカヒキガエルがやってきて、足元を跳ね回り始めたそうです。
同僚らとともにそのカエルを近くでよくよく見てみると、なんと顔がないのです!

もちろん、目もなければ口もあごも存在しない、まさに”顔なし”。

研究者たちが皆驚くほどのカエルとは一体・・・
写真を見てみましょう▼

(PHOTOGRAPH BY JILL FLEMING)

なんと・・・すごい生命力ですね。
このような形のカエルは道路で轢かれてみたことがありますが、全て命はありませんでした。

しかし、このカエルは生きています。
自分の力でしっかりと動いているのです。

動画もありますのでこちらをご覧ください▼

本当に貴重な映像ですね。

なぜ、顔がなくなったのか?

この映像を観て誰もが同じことを思うでしょう。

『なぜ、顔がなくなったのか?』と。

米マサチューセッツ大学アマースト校の学生で爬虫両生類を研究しているというジル・フレミング氏曰く

「最初に考えたのは、冬眠している間に自然界の捕食者(ガーターヘビやミンクなど)によって傷つけられたのではないかということです。
その可能性が一番高いと思っています。理由はわかりませんが、捕食者は中途半端な状態で去ってしまい、初春になってカエルはまた活動を始めたのです。
両生類は信じられないほど回復力がありますから」

ということだそうです。

私達の中で、両生類で治癒能力のイメージが湧きやすいのはトカゲじゃないでしょうか?
尻尾が切れてもまた再生するというのは知っていますよね。

このカエルにも同じことが起こっているようです。
ただ、『顔』がなくなっても生きているというのは前例がないように思います!

それについてもフレミング氏はこう説明しています。

「傷ついたのは冬眠中だと私が考えるのは、傷が癒えているように見えるからです。冬眠中でなければ、傷が癒える可能性はなかったと思います」

なるほど、冬眠していたからその間に治癒して今でも生きているということなんですね。

冬眠時期の状態は、心臓の鼓動は遅くなっていたり、呼吸は停止していますから、ほぼ仮死状態に近いです。
それが、生きていられた理由かどうかはわかりませんが、奇跡としか言いようがありません。

両生類の治癒力や再生能力は本当にすごいですね。

顔がないカエルは生きていけるのか?

ここでふと疑問に思うのが、このカエル顔がないのに生きて生きるのか?ということ。

顔がなければ、ご飯も食べれませんし、何も見えない、聞こえないという状況なので、かなり厳しい状況でしょう。

どうやらフレミング氏もそう考えているようです。
冬眠している間にも捕食者に遭遇していたと仮定するなら、表に出てきたとなれば周りは危険地帯でしかありません。

捕食者の餌食になるのも時間の問題かもしれません。

餓死か・・・捕食か・・・・

どちらもアメリカヒキガエルにとっては酷な話です。
しかし、これが自然の摂理というものなのでしょう。

ただ、研究チームにとっては思いがけない研究データとなることでしょうね。
これが、何かの役に立つ日がくるかもしれません。

フレミング氏、頑張ってください!

ということで、今回は『顔のないカエルが、なぜか生きている!』という非常に珍しい話についてでした。