HKT48の指原莉乃さんが、自身のツイッターで『ICL(有水晶体眼内レンズ)手術』をしていたことを報告し、話題となっています。
ツイッターには「実は先日神奈川アイクリニックさんにてICLという手術をしました!」と、最先端治療を受けたと明かしています。
私の記憶では目の手術はレーシック手術で止まっていたのでICL手術って何だ!?と思いました。
どうやら「眼内に小さなレンズを入れて視力を矯正する」という素晴らしい技術が使われているようで、とても気になるので調べてみました
気になる費用や、保険は適用されるのかといったことに着目していこうと思います。
また、指原さんは術後にどのような効果があったのかもみていきます!
ICL(有水晶体眼内レンズ)手術とは?
ICL手術は『Implantable Collamer Lens』の略称で、眼球内の虹彩と水晶体の間にレンズを移植して、近視や乱視を治す方法です。
「有水晶体眼内レンズ」「後房型フェイキックIOL」とも呼ばれています。
そして、その性状から眼内移植型コンタクトレンズとも言われています。
ICLは、1997年にヨーロッパでCEマークを取得し、2005年には米国FDAより認可を受けています。
最先端技術ではありますが、意外にも以前から始まっていたのですね。
また、ICLは12年以上の長期移植の実績があり、2009年12月時点で世界64ヵ国、165,000眼に移植されているそうです。
こうした実績は、私達の安心にも繋がりますよね!
ちなみに、日本では2003年より治験が開始され、2012年2月に厚生労働省で認可されています。
ICLとレーシックの違いは?
では、ICLとレーシックの違いは一体どのようなところなのでしょうか?
具体的に違いを見てみましょう。
レーシックは優れた手術方法のひとつですが、角膜をエキシマーレーザーで精密に削って加工する手術であるが故に次のような欠点があります。
一方で、ICLは、角膜と水晶体の間に薄いレンズを挿入することにより屈折異常を矯正するレンズです。
簡単に説明するなら、目の中にコンタクトレンズを埋め込むようなイメージをしてもらえばわかりやすいかと思います。
レーシックは、角膜を削って加工する技術
ICLは、目の中にコンタクトを挿入する技術
こうやって考えると全く異なる技術なのがわかりますね!
ICLの特徴
ICLの特徴についてみていきます。
まずレーシックと比べるとどのくらい違うのかというと
・光学的特性に優れており、より良好な視機能が期待できる
・強度近視や角膜の薄い症例に対応できる(レーシックでは対応できない)
・レンズの摘出・交換により、度数の変化に対応でき、元の状態に戻すことも可能
・角膜を削る必要がない(レーシックは削る)
レーシックに比べてかなり融通が利くことがわかるかと思います。
他には、ドライアイが悪化することがないことや、手術の際の傷が小さいことなどメリットは多くあります。
しかし、デメリットも当然あります。
以下がデメリットになります。
•価格が高い(後で費用は説明します)
•手術に高度な技術を要する(ライセンス制)
•レーシックに比べると症例数が少なく、歴史が浅い。
•軽度の近視や非対称性乱視、雑性乱視の矯正には適していない
デメリット部分は、やはり最新技術ということで歴史の浅さや、金額面が挙げられます。
ただ、それくらいしかデメリットはないということになりますので、治療対象になる方は受けても良いかもしれませんね。
ICLの費用はどのくらい?保険は適用されるの?
最先端技術の医療ということでかなり高額になることが予想されますが、一体いくらなのでしょうか?
調べてみると、片目で300,000円前後
乱視の場合は、片目で350,000円前後
といった相場のようです。
両目だと600,000円を超えるので、簡単には払えない額ですね。
また、保険は適用されるのかも調べてみました。
結論から言うと、ICLの手術自体は自由診療(保険適用外)なので、健康保険の高額療養費制度の対象ではないようです。
なので、満額まるまる支払うことになります。
生命保険などはどうなのか?という不安もあるかと思いますが
生命保険に関しては加入している保険の商品によるかと思うので、その辺は契約している保険会社に問い合わせてみることをオススメします。
また、医療保険の手術給付金が出るかどうかについては、所轄税務署の判断次第になりますので、こちらも聞きに行ったほうがよいですね。
指原莉乃さんの術後の効果は?
指原さんは、ICL手術を受けて一体どんな視界が広がったのか気になる人も多いはず!
ということで、指原さんのコメントを確認してみましょう。
「朝起きた瞬間から目が見えて、朝甘えてくる飼い猫の姿を見たときに泣きそうになりました。それだけでやってよかった」と効果に感激!!
さらに「ドライアイ、ひどい充血が全くなくなった!コンタクトがあってなかったからなんだなあ」と手術前に抱えていた悩みが解消されたことを報告。
指原さんのこの実体験は多くの人にICLをやってみようという勇気を与えたのではないでしょうか?
今後、指原さんがICLのCMとか広告塔になる気がするのは私だけですかね?笑
発表した理由は「公言しなくてもいいかなあと思っていたんですが、言わない理由もないので報告させてもらいました」と説明していますが、果たして真意はどうだったのでしょう。。。
ですが、こんなスゴイ技術が日本にもっと知れ渡るきっかけになったわけですから、アイドルの力おそるべし!
ICLで笑顔になる人がこれから増えていくことに期待してます!