加藤一二三氏 胆石性急性胆のう炎で手術・1週間入院!症状は?命には関わる?

元プロ棋士の”ひふみん”との愛称で親しまれている加藤一二三氏が胆石性急性胆のう炎と診断されたことが分かりました。


2日に診断を受けたのち、手術を受けことを所属事務所が明らかにしました。

加藤氏の段位は九段で「1分将棋の神様」や「神武以来(じんむこのかた)の天才」といった異名を持つほどの実力者です。
あの、天才若手棋士の藤井聡太氏が四段であることから九段がいかにすごいかがわかるでしょう。

そんな加藤氏が胆石性急性胆のう炎ということで、正直驚いています。
少し前もテレビで元気な姿を拝見していましたから本当に心配です。

では、加藤氏がどんな状況なのかをまとめるとともに、胆石性急性胆のう炎についてどんな症状なのかなども触れていきたいと思います。

加藤一二三氏 手術と入院

加藤氏は11月1日から痛みを訴え、翌2日に東京都内の病院で診察を受けたそうです。
その結果、『胆石性急性胆のう炎』であると診断されたといいます。

担当医は速やかに手術を受けるように提案し、2日に手術が施されました。

手術は無事に終了し、1週間ほど入院するとのこと。

加藤氏は事務所を通じて談話を発表。
以下のように早期の回復を誓ったコメントをされています。

加藤一二三氏
お医者さまの診断のもと、大事をとって一週間ほど術後の休養を取らせていただきます。また元気に皆様にお目にかかれる日を心待ちにして、療養に励んで参ります

ここ最近、バラエティー番組などにもひっぱりだこでしたし、これを機にゆっくりと休んでもらえればと思います。

とても愛くるしいあのキャラクターがテレビで観られるのを楽しみにしています!

胆石性急性胆のう炎とは?

今回、加藤氏が発症した胆石性急性胆のう炎とは一体どんな病気なのでしょうか?

胆石といのは、胆のうに出来る結石のことをいい、年齢を重ねるごとに出来やすくなり、特に肥満気味の中年女性に多くみられます。

原因は、コレステロールの増加によるものが主です。

また、胆石ができると、胆のう炎も併発しやすくなります。

胆のう炎というのは、炎症を起こしている状態をいい、胆石や細菌などが原因となって発症します。
急性のものや慢性のもの、結石などがない無石のものから気腫性のものまで様々あります。

加藤氏の場合は、胆石と一緒に発症したようですね。
急性胆のう炎の多くは、胆のうから胆汁を導く胆のう管が胆石でふさがれて起こります。

胆石性急性胆のう炎はどんな症状なのか?

主な症状としては、腹から背中の部分の鈍痛や疝痛発作(せんつうほっさ)と呼ばれる、のたうち回るような激痛に襲われたり、発熱や高熱が見られます。

食べ過ぎたり脂っこい食事をした後、30分から1時間ほどで起こることが多いようです。

具体的な痛みとしては、右肋骨の下からみぞおちのあたりにかけて差し込むように痛みます。
この痛みは数時間も続いて、吐き気を伴うこともあります。

私はなったことはありませんが、症状をみるだけでも痛々しいなと思いますね。
77歳と高齢の加藤氏ですから、このような激痛はかなりきついでしょうね。

胆石性急性胆のう炎の治療法は?

先ほども説明したように、胆石発作が脂肪分の多い食事をした後にみられることが多いので、脂肪分を制限した食事を摂ることが治療法であり予防法になります。

急性胆のう炎の場合、食事が摂れなくなってしまいますが、大切なのは高タンパクのものを摂るようにし、コレステロールも低いものにすることです。

どんな食事が良いのかというと、脂肪分の少ない鶏肉や魚でタンパク質などの栄養をとるようにし、食物繊維を多くとることが望ましいです。

一方でNGな食材は、卵などです。

また、ストレスも発作を誘発する可能性が高いので、ストレスフリーなゆっくりとリラックスした時間を過ごす事も大切です。

ちなみに、コーヒーは胆石症を予防するそうなので、1日1~2杯を飲みながら、休養するのが良さそうです。

もちろん、規則正しい食生活をし、食事の総カロリーを抑え、内容もバランスのとれたものにすることが第一です。

食べ過ぎ飲み過ぎは当たり前ですが、厳禁!

最後に

加藤氏は手術も受け、今は回復に向かっているそうで命などに関わるようなことはなさそうです。

1週間ほど休養をとるとのことですので、少し体を休めてもらえたらと思います。
つい先日は、深夜番組などにも出演していましたから、結構多忙な毎日を送っていたのでしょう。

お仕事でテレビに出てくれるのは視聴者としても嬉しいことですが、まずは自分の体を大切に!

また、元気な姿で笑わせてくれることを楽しみに待ってます!