玉露のカフェイン量がヤバイ!?死亡例のあるエナジードリンクを圧倒的に越えることが判明!
NHKの特集で「エナジードリンクを飲みすぎると、カフェインの取りすぎで死亡する事もある」という内容が放送されたのですが、実はエナジードリンクよりも圧倒的にカフェインを含むものがあり、話題となっています。
その正体は「玉露」!
後ほど、そのぶっちぎり具合をお見せしますが、本当にエナジードリンクなんて比にならないレベルです。
エナジードリンクによる死亡事故はよくニュースになっていたので知っていましたが、まさか玉露が・・・と驚いています。
玉露茶など存在しますが、あまり摂取しないほうが良いのかどうか調べてみたいと思います。
また、エナジードリンクについても詳しくみていきたいと思います。
目次
エナジードリンクによる死亡例
エナジードリンクといえば、「レッドブル」をはじめ、「モンスター」が有名で、他にも類似品は多くあります。
私の周りでは、徹夜する人や、夜遊びをする前に飲むなんて人が多かったですね。
また、疲労で体がだるいけど、仕事をしなくてはいけないなんて時にも摂取していました。
そんな、エナジードリンクには死亡事例がいくつか存在します。
どんな事故なのか見てみましょう。
ケース1
2011年12月、アメリカで14歳の少女が720ml入りのモンスターエナジーを短時間で2本飲み、その後死亡するという事故が報告されました。
検死の結果は「カフェインの過剰摂取による不整脈」と結論付けられました。
ケース2
2012年10月、モンスターエナジー飲んだことが引き金と推定される死亡事故が5件報告されました。
また、死亡には至っていませんが、心臓発作の報告も1名。
アメリカFDA(食品医薬品局)は、モンスターエナジーとの因果関係について調査に乗り出しています。
ケース3
イギリス・オックスフォード市において、仕事を終えたスーパー店員の男性(40歳)が、レッドブルを4本飲んだ後に死亡。検死の結果、カフェインの過剰摂取による心臓発作が原因と推定されました。
もともと男性は心臓に持病を持っていたと伝えられていますが(心臓肥大)、そもそも、循環器系持病を持つ人は決して少なくありませんから注意が必要といえます。
ケース4
アイルランドで18歳の男性が、バスケットボールの試合中に死亡。
彼は試合の合間、4本のレッドブルを飲んでいたことが分かっており、死因との因果関係が調査されています。
ケース5
スウェーデンで、アルコールのレッドブル割りを飲んだ2名が、のちに死亡。
また、ハードワークを終えた後にレッドブルを飲んだ1名が死亡。
これら3名の死亡の原因について、レッドブルとの因果関係を視野にスウェーデン政府が調査中です。
なお、調査結果の発表を待たずしてスウェーデン政府は、レッドブルとアルコールを混ぜて飲まないように、との警告を発しました。
いずれの死亡例も、レッドブルに含まれるカフェインの副作用が原因と考えられています。
販売禁止の国も・・・
こうした背景から、レッドブルの販売が禁止になった国もあります。
たとえばマレーシアなんかそうですね。
また、フランス、ノルウェー、デンマークにおいては、薬局以外では手に入らない飲料となっており、限定的な販売方法になっています。
禁止にしないまでも、ハードワークの後に飲なまいように注意を促してる国もあります。
日本のエナジードリンクは大丈夫?
死亡事例を見ていただいてもわかるように、エナジードリンクによる死亡事故は海外ばかりです。
これはなぜかというと、日本と海外のエナジードリンクは飲み物に含まれる成分量に違いがあります。
海外では多く含まれていても、日本では制限されてかなり少なく含まれているわけです。
日本と数倍違う!と一時期話題になっていました。
では、日本のエナジードリンクであれば大丈夫なのでしょうか?
実は、そんなことはありません。
日本でも死亡事例があるのです。
2015年、九州地方で死亡事故は起こりました。
眠気覚ましを謳うエナジードリンクを頻繁に飲んでいた20代男性がカフェイン中毒で死亡していたことが、福岡大法医学教室の分析で12月21日に判明したデータがあります。
厚労省では「国内でのカフェイン中毒死は聞いたことがない」としており、常用での中毒による死亡は国内初の報告例でした。
亡くなった男性はガソリンスタンドの深夜勤務の仕事をしており、エナジードリンクを大量に飲んでいたと言います。
エナジードリンクは危険な飲み物なのか?
こうした内容ばかり見ていると、エナジードリンクは「危険な飲み物」というイメージになってしまいますが、そんなことはありません。
短時間に多量に摂取したり、心臓病やアルコール割り、極度の疲労の状態での摂取など、通常とは異なる飲み方をしなければ問題はないでしょう。
何事も、用法用量を守ることが大切ですね。
カフェインがもたらす作用とは?
今回、注目したいのは、死亡の因果関係の調査対象となっている「カフェイン」。
カフェインはどんな作用を私達にもたらすのでしょうか?
まず、カフェインとは何なのかを知っておきましょう。
紅茶、コーヒー、カカオ豆やコーラナッツのような天然源からカフェインを摂取していた古代文明以来、カフェインは人体への刺激作用があることで知られていた。
現在でもなお、カフェインは60種類以上の植物に自然に存在し、コーヒー、紅茶、チョコレートなどの食品に含まれています。
また、カフェインは医薬品であり、劇薬(使用量をあやまると生命にかかわる薬物)指定されている成分です。
エナジードリンクが私達を元気にしてくれるのはこうしたカフェインによる覚醒・興奮の働きが作用していると考えられます。
カフェインは最も一般的な天然興奮剤とも言われているくらいですからね。
カフェインの摂取すると危険なの?
「多量に摂取すると危険だけど、用量を守れば平気」と言われてもどのくらいだよ!?と思いますよね。
一応、判断基準がありますので、以下を参考にしてください。
一般的には普通の成人で3時間以内に17mg/kg以上の量のカフェインを摂取するとほぼ100%中毒症状がでると言われており、1時間以内に6.5g/kg以上の摂取でも約半分の人が症状がでると言われています。
・40kgの人で720mg
・60kgの人で1020mg
・70kgの人で1590mg
目安としてはこのような感じです。
ですから、子供や若者が短時間で何本もエナジードリンクを飲んだら危険なのはわかりますよね。
ジュースのように飲むものではないということです。
玉露のカフェイン含有量がヤバイ!?
さて、ようやく「玉露」の話にたどり着きました。笑
これまで、エナジードリンクについて書いてきましたが、以下のグラフを見ていただきたい!!
玉露は圧倒的カフェイン!圧倒的にカフェインなのです。
玉露はコーヒーの3倍くらいカフェインがあるようです。
かなりのダークホースですね。
よく、「玉露茶」なんてみかけますが、これはどうなんでしょうか?
玉露茶のカフェインについて書かれた画像があったので掲載します。
どうやら、タンニンと結合するのでカフェインが抑制されるようです!
とはいえ、抑制されるだけですから、飲みすぎには注意が必要かもしれません。
ネット上で玉露について議論が巻き起こる!
ネット上では、この玉露について色んな人が議論していました。
私は玉露に詳しいわけではないので、結構ちんぷんかんぷんですが、みなさんの意見を見ていきたいと思います。
でもさすがに冷めた玉露じゃ死なない気はしますけど…!
濃~く煮詰めた玉露を地中に埋めて数日寝かした物…だった様な気がします。
タンニン(カテキン)がカフェインと結合して抑制されるみたいな理由で問題なしだったかと。←うろ覚えですので違っていたら申し訳ない。
玉露はカテキンではなくテアニンが豊富に含まれるのでカフェインの作用が抑えられるのかと思います。玉露は太陽光を当てずに育て、煎茶は太陽光を当てて育てます。テアニン+太陽光→カテキンです。
個人的に丁寧に入れた玉露は一杯で身体が満足するのでがぶ飲み出来ないです(笑)
このカフェインは茶葉の成長とともに減少するため、他のお茶はカフェイン量が少なくなるそうです。
自分も新茶の試飲会で淹れたてのお茶をたくさん飲んでカフェイン中毒になったことは度々あります。
様々な意見が飛び交っていますね!
ただ、意見の中でも指摘があるように「玉露がカフェインが大量に含まれているからヤバイ!」と決め付けてしまうのは、危険な話ですね。
「フグは毒があるから絶対食べてはいけない食べ物!」と言っているようなものかもしれません。
フグ料理は、ちゃんとした調理がされて、通常の召し上がり方をしていれば、問題ないのは周知の事実です。
玉露に関しても、同じことが言えるのではないかと思います。
そもそもお茶は、大きなグラスに注いでガブガブ飲むものではなく、湯飲みに淹れ、ゆっくりとすすって飲むようなものですから摂取のしすぎなんてことにならないかと思います。
エナジードリンクも玉露も適度に楽しんでもらえればと思います!!