2001年にアニメ化された大傑作作品、「フルーツバスケット」。
18年の時を経て、2019年の4月から再度アニメ化されることが決まっています。
なんと、18年前と同じ声優さんでもいけそうなのに、がっつりキャストを変更しています。
作画もかなり今風になっていて、製作陣が気合を入れて、アニメを作ってくださってる感じがヒシヒシと伝わります。
そんなアニメ「フルーツバスケット」ですが、どんな内容で、どんなキャストに変更になっていて、ラストは18年前とどう違うのでしょう?
今回はそんな気になる「フルーツバスケット」の再アニメ化について予想も交えつつご紹介します。
目次
アニメ「フルーツバスケット」って?どんなお話なの?
既に13年前に完結している漫画で、1度目のアニメ化も18年前のことなので「フルーツバスケット」をあまり知らない方も多いでしょう。
「フルーツバスケット」は高屋奈月先生の漫画作品で、白水社の「花とゆめ」で連載していました。
漫画の総売り上げは世界で3000万部越えで、世界で最も売れている少女漫画としてギネス記録にも認定されるほどの人気作品です。
2001年にテレビ東京系でアニメが放送された他、2009年には舞台化もしています。
現在は、続編というか次世代編として「フルーツバスケットanother」がマンガParkで連載しています。
そんな今も愛され続けている「フルーツバスケット」のあらすじはこちら。
高校生の本田透は、唯一の家族だった母親を亡くしてから一人でテント暮らしをしていた。ところが、テントを張ったその場所は由緒正しい『草摩家』の敷地内だった!草摩紫呉に家事の腕を買われた透は、学校の王子様的存在の草摩由希、そして由希を敵視する草摩夾と一緒に住むことに。
しかし、透はまだ知らない。『草摩家』が何百年も前からある呪いに縛られていることを……。
(アニメ「フルーツバスケット」公式HPより)
主人公が居候することになった家の一族が呪いによって、十二支(プラス猫)に変化するというちょっとファンタジックな学園ラブコメディです。
主人公の出会いによって、一族の関係性や心に負った傷、呪いがどうなっていくのか・・・?というのが見どころの笑いあり涙ありの作品となっています。
アニメ「フルーツバスケット」の声優が豪華すぎる!
アニメフルーツバスケットの声優さんは18年前もかなり豪華でした。
堀江由衣さんや、久川綾さん、関智一さんなど、今でも活躍されている声優さんももちろんいらっしゃいます。
しかし、「フルーツバスケット」の原作者である高屋奈月先生が今回のアニメ化に関して「閉じた幕をもう一度開けたいというのならば、新しく、新しいすべてで世界を再構築してください」という要望をだしたこともあり、制作陣だけでなく声優さんも全員変更となったのです。
ファンの中には「どうなるのだろう・・・?」という不安もあったようですが新キャストもかなり豪華ですよ。
ご紹介しますね。
草摩 由希(そうま ゆき)役:島﨑 信長
草摩 夾(そうま きょう)役:内田 雄馬
草摩 紫呉(そうま しぐれ)役:中村 悠一
草摩 楽羅(そうま かぐら)役:釘宮 理恵
草摩 紅葉(そうま もみじ)役:潘 めぐみ
草摩 潑春(そうま はつはる)役:古川 慎
草摩 はとり(そうま はとり)役:興津 和幸
草摩 綾女(そうま あやめ)役:櫻井 孝宏
草摩 慊人(そうま あきと)役:坂本 真綾
魚谷 ありさ(うおたに ありさ)役:種﨑 敦美
花島 咲(はなじま さき)役:佐藤 聡美
全23巻の長編漫画なだけあってたくさんいるキャラクター全員分の声優さんを詳しくご紹介できないのですが、紹介する必要がないほど皆さん有名で主役級の声優さんです!
もしかしたら、主人公であるところの本田透役の石見舞菜香さんは最近活躍し始めた声優さんなので「どんな声なのかなぁ?」とお思いの方もいるかもしれません。
最近石見さん主演のアニメ映画を観たのですが、なんとなく声優さんの花澤香菜さんっぽい声がするなぁ、という印象でした。(異論もあるに違いない)
演技力も凄くて、めっちゃ泣かされたので実力も間違いなしです!
兎にも角にも新キャストでの「フルーツバスケット」、楽しみですね。
アニメ「フルーツバスケット」ラストはどう違う?
過去にアニメ化した人気作品が再度リメイクされるにあたって注目されるのは、リメイク前とリメイク後の「違い」でしょう。
アニメ「フルーツバスケット」の違いとして最も注目されるのは「ラスト」どうなるか、ということ。
というのも、間違いなく「ラスト」は違った内容になると断言できるからです。
18年前のアニメ化のラストはどうだったの?
リメイク前と後で「ラスト」が違うと断言できるのは、18年前のアニメ化最終回時点で原作が完結していなかったからです。
つまり、リメイク前のアニメ化ではラストはアニメオリジナルでした。
リメイク前のアニメでは原作の第6巻(全23巻あります)までを丁寧にアニメにし、ラストはオリジナルにしたという感じです。
ラストの内容を具体的に説明すると、ラストは草摩夾がメインの話となっていました。
夾の呪いの姿である本当の姿(異臭を放つ恐ろしい形相)を主人公の透が受け入れるという終わり方になっています。
原作にある伏線や、とあるキャラクターの性別などの違い、ラストもアニメオリジナルだったので、原作完結後ファンからは続編を望む声もありました。
原作が終わっていないアニメ化のラストほど難しいものはありませんね・・・。
過去、原作が完結していないアニメの最終話を観てガッカリしたことのある人も多いことでしょう。
アニメ「フルーツバスケット」もそういう意見が一部にあったことは否めません。
ただ、1回目のアニメ化をした18年前のフルーツバスケットは原作が完結していないなか、「上手くまとまっていた」という評価も見受けられました。
当時のアニメ制作陣も「やり切った」という気持ちが強く、ファンから続きを求める声が上がっても、「もう二度とアニメ化はしない」と断言されていたほどです。
まぁ、今年再度アニメ化することとなって、ファン歓喜なわけですけれども。
再アニメ化のラストを大予想!18年前のアニメとの違いは?
「誰と誰がくっつくのか?」とかのネタバレは控えたいので詳しくは書きませんが(だってそこが少女漫画の醍醐味だもの)、ラストを予想したいと思います。
今回のアニメ「フルーツバスケット」は「全編アニメ化」を謳っています。
従って、原作を忠実にアニメ化してくれると予想します。
という事で、ラストも原作どおりになるでしょう。
ただ、原作が全23巻。
まだアニメがどのくらいの期間放送されるのかは発表されていませんが、場合によってはかなり話を端折る形になるかもしれません。
というのも1クール約12話なので、例えば2クール(約24話)でアニメ化するとしたらどうなるでしょう?
そう、単純計算で1巻分ずつ1話で終わらせる必要があります。
そうなるとかなり話をすっ飛ばすことになりますよね・・・。
ラストもかなり急ぐ内容になる可能性もあります。
つまり、原作をそのまま再現するかは話数によります!(デデドン!)
できれば3クール以上欲しいですね。
ただ、過去に「フルーツバスケット」の他にもリメイクされたアニメがいっぱいありますが、話数に悩まされながらも上手く端折って良エンディング・良リメイクとなった作品はいっぱいあります!
最終的には製作陣の原作に対する愛によるかと。
スタッフ陣、キャスト陣を見る限り、かなり期待はできるので良作になることを期待します!
まとめ
世界で最も売れている少女漫画としてギネスブックに認定されるほどの作品、「フルーツバスケット」。
アニメ化の注目度はかなり高く、全編アニメ化されるとあって神アニメになる予感がします!
春という出会いの季節に相応しい、キュンとさせてくれること間違いなしのアニメなので、是非観てみて下さいね。