「フリーブックス閉鎖」がなんと急上昇ワードでトレンド入りをしており、とても衝撃を受けました。
何が一番衝撃かというと、実名と顔出しでフリーブックスの閉鎖を嘆く若者がかなり多い事です。
「フリーブックス」を知らない人からすれば何が衝撃的なのかわからないかと思いますが、簡単に言えば「僕、違法サイト利用していますよー!」と自白しているのと同じ行為だということです。
こんなこと書いていると、私も利用者なのかと疑われてしまうので前もって言っておきますが、存在は知っていても利用はしたことはありません。
むしろ、単行本などを集めて飾る方が好きなタイプなので、そんなことは決してしませんね。笑
さて、そんなフリーブックスとはまず何なのかをに軽く触れて、今回のフリーブックス閉鎖について見ていきましょう!
フリーブックスとは?
フリーブックスとは、2016年の10月頃開設された、「自作の漫画コミック・雑誌・同人誌・小説を自由に投稿し皆で共有&読み放題にできるファイル投稿共有サイト」です。
なるほど、自作のオリジナル作品が投稿されていて、それを自由に読んだり、共有したりできるサイトなのか・・・と誰もが思いますが、調べてみると実情は全く違います。
実際は、誰かが投稿しているわけではなく、サイトの運営が人気の「漫画や雑誌、小説など」をアップロードしているに過ぎません。
その数、なんと5万作品を超えます。
これだけの人気作品がズラリと揃っていれば、自分の気になる作品が必ず見つかりますよね。
それが、無料で読めるのですから、利用してしまいたい気持ちはわかります。
ですが、違法であることにはかわりません。
とはいえ、実際に運営者を逮捕できるかというと、難航を極めますね。
運営者の情報が全くわからないので、なんとも言えませんが、もし仮に運営者が外国在住で外国国籍者であって外国のサーバーにアップロードをしているならば”合法”ということにもなりかねないからです。
日本に来た場合は別ですが!
しかし、逮捕されたわけでもないのになぜ、閉鎖されたのでしょうか?
なぜ、フリーブックスは閉鎖したのか?
著作権の侵害で削除を求められたわけでもありませんし、逮捕されるリスクもなさそうなのになぜ閉鎖したのか?
とても気になる部分ではありますね。
色々と調査してみたところ、気になるものを見つけました!
実は、フリーブックスは閉鎖される前日にフリーブックス、「サーバー攻撃にあっている」とのお知らせがあったようです。
しかし、フリーブックスは、その攻撃を受けているからといって閉鎖する方向性を微塵もみせていなかったとのことです。
そして、本日、3日の朝までは読めていたという情報があるのですが、その後、突然の閉鎖に至ったようです。
「サーバー攻撃」が直接の原因になったのかはわかりませんが、運営側も相当対応が大変だったようですから、もしかしたら閉鎖理由はそれなのかもしれません。
この閉鎖によって利用してた人たちは、嘆き悲しみ、なぜかSNSに投稿するという行動に出ました。
実名顔出しで嘆く犯罪自白者たち
今、一番問題視されているのは、このSNSで嘆いている人たちです。
SNSの裏アカウントなどならまだしも、実名顔出し状態のアカウントでフリーブックスの閉鎖を嘆いているのです。
著作権を無視してアップロードされた作品を無料で好きなだけ読むことは、違法です。
よく、映画館でも「NO MORE 映画泥棒」を流して周知してくれていますよね。
違法にアップロードされたものと知りながら利用するのはダメなのです。
SNSでそれをつぶやくというのは、自分は違法サイト利用者ですよということを拡散していることになります。
実際につぶやいている内容は下記になります。
・え、え、フリーブックス閉鎖した…無理
・フリーブックス閉鎖かよ!!!これからどうやって過ごせばいいんだよ
・フリーブックス閉鎖したからやることない
・フリーブックスが閉鎖…めっちゃ途中やったのに〜〜
・フリーブックスが閉鎖したことにより授業中が暇になってしまう
・フリーブックス閉鎖、、俺のGWが、、
他にも数々の声が投稿されていますが、殆どが実名で顔出しをしています。
おそらく、違法という認識が薄い事によってこうした事が起こっているのだと思います。
なぜそのようなことが起こるかと言うと、それはサイトの仕組みにあると説明する人がいます。
どういうことかというと、フリーブックスは、漫画の閲覧に対してダウンロードなどの行為を挟まずに漫画が読めてしまいます。
これが罪悪感を薄くしてしまう原因になるとのこと。
フリーブックスが違法サイトであることさえ認識していない人もいるかもしれませんね。
最後に
ネットの普及により、違法サイトが乱立する世の中になりました。
自分に罪の意識がなく、知らないうちに違法サイトを利用していたとなんてことは、今ではよくある話です。
「知らなかった」では済まされないこともあると思うので、知識を深めて自分の身を守る事が必要だと思います。
今回のように、罪悪感なしに、違法サイトを利用していたことを世間に自らツイートして知らしめてしまうなんてことにならないためにも注意してください。
明日は我が身かもしれません。
コメント
違法サイトを利用していたことの自白にはなりますが、残念ながら今の法律では「犯罪」にはならないので、その辺は曖昧にしない方がよいのでは?もちろん民事は別ですし、そもそも道義的にアウトではあるんですが。
ご指摘ありがとうございます!
確かに、曖昧にしてはいけないところでしたね。
早速ですが「犯罪」という部分を訂正いたしました。
今後とも当サイトを何卒宜しくお願いいたします。