3畳ワンルーム「超コンパクト物件」が大人気!個人投資家にはオススメするニッチな世界!

「超コンパクト物件」という言葉が話題になっているようですが、
どのくらいコンパクトなのかと言うと、たったの3畳!!


3畳ワンルームの部屋が今大人気になっているのです。

つい一週間ほど前に私の同僚もこの話をしていたので、頭の片隅にありました。

「今、都心・駅近でせっまーい部屋が流行っているらしいよ!」
こんな切り口から色々と話していましたが、私達にはそんな狭い部屋を借りる勇気はないということで話はまとまりました。笑

しかし、なぜこんなにも狭い部屋が人気なのでしょうか?

また、この人気にはビジネスチャンスがあるのか?

そんなことを書いていこうと思います。

3畳ワンルーム「超コンパクト物件」ってどのくらい?

「3畳」と聞くとどれくらいの広さをイメージしますか?

畳3枚分しかないわけですから、規模の小さいウサギ小屋くらいでしょう。笑
荷物なんて置いてしまえば、たちまち自分の居場所がなくなるほどの狭さです。

ニュースサイトでは拘置所の「独居房」なんて表現を使っていました。

私は『独居房ってそんなに狭いんだ!?』というところに驚きましたが・・・笑

しかし、そんな狭い場所がなぜ人気になるのでしょうか?
色々調べてみると、時代と共に変わって来た日本人の生活、便利になった世の中による影響のようです。

3畳ワンルーム「超コンパクト物件」が人気の秘密とは?

では、早速なぜ人気になったのかをみていきたいと思います。
まずは、日本人の生活様式の変化が影響している部分からみていきましょう。

風呂がいらない?

日本人と言えば、お風呂!!
あったか~い湯船に浸かって「ぶぅわ~~~」なんて言葉にならない言葉を漏らしながら
肩まで浸かるのが至福の時です。

しかし、今では湯船に浸からなくても問題ないという人が相当数います。
海外のスタイルが浸透してきているからか、シャワーさえ使えれば不自由ないと思う人が多くなったわけです。

そして、今やシャワーなんてのは安い価格でどこでも浴びることができてしまいます。
究極、家にシャワーがなくても困らないのです。

ですから、「湯船」という場所をくうものは無駄になってしまうんですね。

そこにお金をかけるのであれば、駅近だったり、繁華街にチャリで行けるような立地条件にお金を出したいということのようです。

狭い空間への慣れ

日本では独自の文化、漫画喫茶・ネットカフェというのが近年で急成長をみせました。
ただ利用するだけなら納得いきますが、「ネットカフェ難民」という言葉が存在するように
ネットカフェで生活をしている人達が存在します。

実際、長時間いても安く済みますし、シャワーも完備していますから独り身であればなんら問題はないのかもしれません。

これは極端な例でしたが、実は宿泊客なども、広々としたホテルよりもビジネスホテルのような必要最低限でこじんまりとした空間が人気のようです。
カプセルホテルも然りですが、意外と狭い空間が好まれているようです。

金銭的な問題もあるのかもしれませんが、「広々とゆったりした空間」というものを重要視しない人が増えている傾向にあるわけですね。

超コンパクト物件は、そうした漫画喫茶やネットカフェ、またはビジネスホテル感覚で利用できるので注目されているのです。

人間関係

以前の日本では、人と人が支えあって関わっていくスタイルが普通でした。
家族、親戚も大人数でしたしね。

しかし、近年では、隣の部屋に誰が住んでいるのかもわからない。
家族ともあまり顔を合わさないなんて人もいるくらいです。

人との関わりを極端に排除するような時代になってきていますよね。

都心で駅近の物件に住むには、金額が張りますからシェアルームでなければ住むのは難しいでしょう。
共同のトイレやキッチンとなるとストレスが結構負担になると思います。

なので、3畳ワンルームであれば1人で他人を気にせず住めるので人気なのでしょう。

スマホ・パソコンの普及

これまでは、生活の変化による要因をみてきましたが、今度は便利なモノの普及がもたらした変化をみてみましょう。

代表的なのは、スマホとパソコンの普及です。
現代人は、スマホさえあれば特に不自由しないと言う人が多くいます。

独り身であれば、自分にとって必要最低限のものさえあれば良いわけですから、荷物もあまり必要なく
スマホさえあれば事足りるというわけです。

あとは、パソコンをもっていれば仕事もできますし、日常生活には支障をきたしません。
まさに現代人的な発想ですね。

”ミニマリスト”というのが流行りましたが、あまり無駄なものを持たない人は増加傾向にあります。
ましてや、車やマイホームにも興味のない若者が増えているわけですから・・・笑。

3畳ワンルームという物件は、こうした人たちにも需要があるのではないかと思います。

デジタルの時代

上記の話と似たような話ですが、今や時代はデジタル!

銀行の通帳だって持っていない人は多くいます。
ネットバンクを利用しているんですね。

通帳は、ほんの一例ですがデジタル化は加速しており、殆どの物が手元になくても大丈夫になってきました。
セキュリティの問題やデータ管理の心配はあれど、実用の面では運用できています。

こう考えると、今回の3畳ワンルームの超コンパクト物件が人気の理由もうなずけますね。

超コンパクト物件は個人投資家にはオススメ!

「物件」となると、おそらく投資を考える人も多く出てくるのではないかと思います。

【都内近郊で駅から近い物件を入手し、コンパクト物件を貸し出す】

これで一稼ぎできるかもしれません。

なぜ、個人投資家にオススメするのか?
それは、なかなか大手の不動産会社が扱いずらい案件だからです。

大手企業となると、ブランドのイメージなど様々な会社の縛りが出てきます。
ただでさえ、狭い物件となると安全条例なども加味し、色々手間をかけなくてはなりません。
労力に対して高い収益性があまり見込めないわけです。

ある意味「ニッチな世界」と言えます。

もしかすると、そこを狙ってくる大手企業もいるかもしれませんが、そんなに多いとも思えません。

ちなみに、限られた敷地に最大限の部屋数を確保するために経験とノウハウも必須になってきます。

「え?じゃあオススメするなよ!」と思いますよね。笑

いえ、だからこそ狙い目なのです。

人がやれない事、やりにくい事、敷居が高い事、というのはビジネスチャンスです。
特にそういった案件に需要が高まっているのであれば尚更ですよね。

少しでも知識や経験、ノウハウがあるのであれば、今のうちに行動を起こすにこしたことはありません。

所謂「ブルーオーシャン」ですから。

個人的に思うのは、ターゲットとしては、所得が中堅よりちょっと上の人が仕事や遊びの経由地として利用するのではないかなと思ったりしています。
これは、独り言なので内密にお願いします。笑

ということで、話題の3畳ワンルーム「超コンパクト物件」についてでした!