女性をさらってネットで売る闇の犯罪組織「ブラック・デス」が波紋を呼んでいます。
逮捕されたのはイギリス在住のポーランド人のルーカス・ヘルバ容疑者で「ブラック・デス」の一員であると名乗っています。
一体この「ブラック・デス」とはどんな組織なのか?
また、事件当時はどんな状況だったのかを詳しく見ていきたいと思います。
誘拐されたイギリス人モデルが綺麗過ぎると話題にもなっていますので、インスタグラムなども含めてご紹介します!
誘拐されたイギリス人モデルは誰?
誘拐され、無事解放されたのはイギリス人モデルのクロエ・アイリング(Chloe Ayling)さん。
アイリーンと書いているサイトもありました。
この女性は、どんなモデルなのかわかりませんが、インスタグラムでやたらと露出度の高いセクシーな画像を載せています。
ヌードがほとんどといった感じです。
写真はこちら▼
かなり、セクシーで艶のある女性ですね。
メリハリのあるダイナマイトボディーです!
ちなみに、インスタグラムはこちら▼
セクシーすぎて過激なので閲覧注意です!!!
https://www.instagram.com/chloeayling/
気になった方はフォローしてみると良いでしょう。
誘拐・人身売買事件の詳細は?
この事件がいかにして起こったのか詳細を見てみましょう。
以下は事件被害に遭ったアイリングさんが語った内容になります。
7月11日にモデルの撮影として訪問したミラノで、指定されたアパートの部屋を訪れたところ、突然2人の男に襲われ、麻酔薬ケタミンを打たれた。
その後、「黒い袋」に入れられ、車のトランクに押し込まれた。
押し込まれた状況はこんな具合だそうです▼
その後、人里離れたアルプス山脈の山小屋に連れて行かれ、手錠のまま1週間監禁されたという。
ヘルバ容疑者は、アイリングさんの所属事務所に対して、身代金30万ドル(約3300万円)を要求し、支払わなければインターネットオークションで売り出すと脅迫した。
7月17日、ヘルバ容疑者がミラノの英国領事館前でアイリングさんを車から降ろそうとしたところを拘束。
アイリングさんに幼い子供がいたことなどから、ヘルバ容疑者が彼女に対して解放を約束していたという。
逮捕されたヘルバ容疑者はこちら▼
プリズンスクールとかに出てきそうな感じがします。
勝手なイメージですが。。。
それにしても、とっても怖い話ですね。。。
しかし、最後は幼い子供がいるということを知って、解放を約束したそうですが、善人な部分が出てきたのでしょうか?
何はともあれ、無事でよかったですね。
ちなみに、アイリングさんが事件当時の心境をコメントしていますので、引用します。
「黒い手袋をした人物が背後から私の口をふさぎ、黒い目出し帽を被った別の人物に右腕に注射を打たれ、意識を失いました。
気付いたら車のトランクで、手首と足首には手錠、口はテープでふさがれ、さらにバッグに押し込まれていました。
極度のストレスで、何を出されても信用せず、数日間は何も食べる気になれませんでした。
恐ろしい経験でした。毎秒、毎分、毎時間、常に命の危険を感じました」
と語っています。
オークションで売られた先ではもっと怖ろしいことが待ち受けていたかもしれませんから、それを阻止できたのはとても大きいですね!
「ブラック・デス」とは?
ヘルバ容疑者は、自分が「ブラック・デス」の一員であることと、今回の事件を同グループのために行ったと供述しています。
このブラック・デスというグループは一体何なのか?
実は、闇の犯罪集団といわれる悪組織グループです。
「ブラック・デス」は、匿名化によって通常の検索結果には表示されない「ダークウェブ」で活動する組織。
ダークウェブとは、実質的に追跡が不可能なウェブ上の情報であり、接続経路を秘匿化して発信元の特定を困難にするソフトウエア「Tor(トーア)」などの特殊なサービスを使わなければアクセスできません。
ダークウェブはその性質上、誘拐や人身売買の温床になっていると言われています。
ブラック・デスの存在はここ数年噂されていますが、実際に警察当局が犯罪への関与が確認したのは、今回のアイリングさんの誘拐だけとみられています。
しかし、爆破や麻薬取引、人身売買、武器売買なども行っていると言われています。
ブラック・デスが売りに出す女性の写真が本物かどうかは不確かではあるものの、犯罪の規模や悪質性から、インターネットではその名が広く知られています。
ヘルバ容疑者はこれまでも、誘拐した女性たちを何度もオンラインオークションに出品してい
ることがわかっているので常習犯のようです。
ダークウェブの利用者は、ヨーロッパ中で誘拐された女性を買うのに多額のお金を支払っているとも言われており、完全なる闇の市場です。
ウェブ上ではとても生々しい写真が公開されており、鎖で繋がれた被害者が、11万5000ポンドで売りに出されている写真がウェブ上で発見されたという情報も存在します。
日本円にすると約1670万円もの額です。
誘拐した人を懸賞首のような扱いにするなんて外道ですね・・・
ただ、なぜかブラック・デスは幼子を持つ母親には手をかけないようです。
これは一体なぜなのかは謎です。。。
この画像の絵もかなり謎に満ち溢れていますね。笑
ブラック・デスからの手紙の内容は?
アイリングさんを解放した後、ブラック・デスからアイリングさん宛てに手紙が送られてきたそうです。
その内容は、彼女の解放が「きわめて寛大な措置だった」と書かれていたそうです。
更に、詳しくは以下のように記されています。
「間違ってあなたを誘拐した。特にあなたは若い母親だ。どんな状況にあっても誘拐されるべきではない。2番目に重要なことは、あなたはとてもよくわかっているだろうが、あなたの全面的な安全確保は、大変尊敬されているわれわれの重要メンバーの1人が明確かつ強固に決断したことだ」
「あなたが自分の国に帰国したことをもって、あなたは、今回の誘拐に関連するいかなる捜査活動をも終了させることになっている。またあなたは、事前に決められた一連の情報をメディアに持ち込むことに同意した。その合意が守られた証拠を近いうちに目にできることを期待している」
悪人ではあるのでしょうが、善人のような部分もあったりと、イマイチわからない犯罪集団ですね。
この組織のポリシーかなにかなのでしょうか・・・
最後に
海外ではこうした人身売買が行われているというのを耳にしますので、海外旅行に行く際には、どんな危険性が潜んでいるのかも確認してから行ったほうが良いかもしれません。
誘拐されてからでは、手遅れになるかもしれませんからね。。。
とはいえ、日本にいても誘拐がないわけではありません。
拉致被害にあった人いるわけですから、いつ何時、家に帰れなくなる日がやってくるかわかりませんので、注意してください。
何かあればすぐに誰かに連絡が行くような仕組みなどを用意しておくと良いかもしれませんね。
以前に書いた記事でそういったアプリが海外で開発されたのを取り上げたことがありますので、良かったらこちらもご覧ください▼