ビックリなニュースが飛び込んでまいりました!
なんと、プロレスラーの蝶野正洋さんが大晦日の『笑ってはいけない』シリーズでお約束となっている月亭方正さんへ強烈なビンタを食らわすネタを封印する宣言をしたのです。
まだ、確定なのかはわかりませんが、かなり歯切れの悪い回答のようです。
蝶野さんにどんな心境の変化があったのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
蝶野正洋は体罰反対派!
毎年、『笑ってはいけない』シリーズでビンタをかましている蝶野さんが体罰反対派であるというのは、どうも説得力にかける話ではあるのですが、色々な事情があるようです。
また、今回、ビンタ封印を考えているきっかけの一つに日野皓正氏のビンタ騒動があったからのようです。
世界的なジャズトランペット奏者である日野皓正氏がコンサート中にドラムを演奏していた中学生の髪を掴み、ビンタをしたとされる「事件」で記憶に新しいことでしょう。
この件は、「体罰」なのか、「愛のムチ」なのかで賛否両論にわかれたことでも話題です。
しかしながら、蝶野さんはこの行動に批判的なコメントをしています。
「どれだけの信頼関係があったとしても、子どもたちに教える立場として、これはダメでしょう。不意打ちで髪を掴んだり、往復ビンタをしていたり、これは体罰ですらない。もはや暴力ですよ」
なるほど、確かに暴力を振るわなけらばならない教育というのは見過ごして良いものではありません。
よく「躾」と称して暴力を振るう親がいますが、問題になっていますからね。
それにしても、ヒゲを生やして、サングラスというイカツイ容姿の蝶野さんから放たれる言葉とは思えないですね!笑
しかし、教育の中での体罰には「絶対反対」の立場であり、自分の経験を以下のように語っています。
「言葉で伝えなくちゃ意味ないんですよ。俺はこれまで親に殴られたことも、先輩のアントニオ猪木さんに叩かれたこともない。『手は出さず、口を出す』という指導を受けて大きくなったつもりなので、後輩への体罰も、自分の子どもに手を上げることも絶対にしません」
プロレスの世界では、結構力ずくな育成もあるかと思ったのですが、アントニオ猪木さんも叩くことをしないということに驚きです。
闘魂を注入するビンタはしてますが・・・!笑
蝶野さんはこの教えを貫き通しているんですね!
ちなみに、蝶野さん曰く、日野さんのビンタは、不意打ちであり、首元もうまく捉えられていなビンタのため、脳震盪を起こしかねない危険なものだったと言います。
方正さんをビンタする際は、当てる位置を意識して、なるべく危なくないようにしているとのこと。
さすが、プロです!!
蝶野家の教育に対する考え方がかっこいい!
私は、蝶野家の教育方針を知って感銘を受けました。
特に蝶野さんの奥さんの言葉がかっこよすぎて感動しましたよ。
ですので、是非紹介したいと思います。
まず、蝶野さんは、自身の子育に関して、どんなに反発されても絶対に手は出さず、「背中で語る」教育を信条にしているといいます。
あのずっしりとした背中で語られたら説得力ありそうですよね!
蝶野さんだから成せる業というか・・・。笑
でも、男の人はそのくらい威厳があっても良いかもしれません。
そして、私が感銘を受けた奥さんの言葉がこちら。
『ハグするのと叩くのが同じ手ではダメ』
短い言葉で、綺麗な表現だなと思いました。
そして、なにより子供への愛を感じられる表現でもあるなと。
こんな言葉をサラッと言う奥さんがかっこよすぎです!!
今年末のビンタは封印か?
さて、一番気になる、ビンタ封印に関してです。
これまでの内容を見てみると、蝶野さんは本当に体罰を嫌っているのがわかります。
ですが、ここで疑問に思うのが、「なら、なぜ方正さんをビンタするのか?」ということ。
オファーを断ればいいだけですよね?
これについては、蝶野さん曰く、最初はオファーを断っていたといいます。
しかし、マネージャーが断り忘れていて、なんだかんだいままで続いてしまっていると明かしました。
「本当はビンタなんてイヤです。」と吐露。笑
ちなみに、蝶野さんは芸人がツッコミで頭を叩くのを見るのも嫌きなくらいなんだそうです。
これは、意外ですね!
仕事としてプロレスをする意外は、人に手を上げるというのはしないんでしょう。
かっこいい・・・
ですが、今年末はあのお決まりのシーンは見れなくなってしまうのでしょうか?
蝶野さんはインタビューで「今回の件(日野氏のビンタ)が論争を呼んでいますし……」と歯切れの悪い反応を示し、「今年はオファーがあってもビンタはしません」と答えています。
今年末の『笑ってはいけない』シリーズから、ビンタが封印され見れなくなってしまいそうです。
しかし、体罰が嫌いな蝶野さんにいつまでも無理にやらせるのも心苦しいので、仕方ないかなと思います。