2015年7月23日 午前7時39分 62歳にて 上田昭夫さんが永眠いたしました。
代謝性疾患のアミロイドーシスの療養中でしたが、残念な結果となりました。
アミロイドーシスとは一体なんなのでしょうか?
普段僕たちが聞きなれないような病名ですよね?
どんな症状で治療はできるのかみていこうと思います。
出典:https://www.huffingtonpost.jp/2015/07/23/amyloidosis-akio-ueda_n_7854320.html
誕生日 1952年10月12日
出身地 東京都
元ラグビー日本代表、指導者、元フジテレビジョン社員・ニュースキャスター等
様々な経歴を持っています。
低迷する母校ラグビー部を2度甦らせたマネジメント力があり、才能溢れる方ですね。
アミロイドーシスとは?
アミロイドーシスとは、アミロイドと呼ばれるナイロンに似た線維状の異常蛋白質が全身の様々な臓器に沈着し、機能障害をおこす病気の総称。
様々な臓器に渡って沈着する全身性のものと、ある臓器に限定して沈着する限局性のもの、さらに、続発性、遺伝性などもあります。
簡単に言えば、アミロイドが様々な組織や器官に蓄積し、正常な機能を阻害する難病ということです。
しかし、影響を受ける臓器によって症状が異なってくるので、早期発見や治療法の選択につながる種類分けが難しいと言われています。
なので、専門医の診療が必須となります。
症状や治療法は?
前述したようにアミロイドーシスは影響を受けた臓器によって症状が異なり、細かく種類が分けられています。
内容がとても難解になるので、ポイントをおさえていきたいと思います。
注意するポイントは「疲労感」と「体重の減少」です。
また、いくつかの臓器が機能不全に陥っていたり、浮腫、皮膚内の出血などの症状が特徴的です。
治療法に関しては、投薬で進行を遅らせたり、ある程度の回復をさせたりすることが可能です。
しかし、完治させるのは現状では難しいようです。
病気の進行具合は、これもまた種類によって異なりますが、進行がほとんど進まないものもあれば
、進行が早いものもあります。最悪、発病後数年で死に至ることもある恐ろしい病気なのです。
原因は?
蛋白質が凝集してアミロイドとして臓器に沈着して発病することがわかっていますが、はっきりとした原因まではわかっていないのが現状です。
上田昭夫さんはアミロイドーシスを患った時点で遅かれ早かれ・・・ということだったんです。とても残念ですね。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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