ポテチに続き「阿闍梨餅」水曜は製造ラインを休止!原料不作に対応、味を守る!

つい先日、じゃがいも不足によってポテトチップスが休売に追い込まれたことが大きく話題となりました。
しかし、それに続いて、今度は京都みやげの各種人気ランキングで常に上位に入る人気の和菓子「阿闍梨餅(あじゃりもち)」が減産されることに!

今月半ばから小豆の収穫が始まる今年秋まで週1度のペース(水曜日)で製造ラインを休止することが決まっているそうです。
百貨店販売、地方発送も休止なのでご注意ください!

これにはネット上でも「おまえもかーーー!」といった声が相次いでいます。

「阿闍梨餅」とは?

江戸末期の安政三年(一八五六)の創業の歴史ある老舗。

京菓子司「満月」の阿闍梨餅。京都駅のおみやげでは1位だそうです。
餅米をベースにして、氷砂糖や卵といった様々な素材を練り合わせた、餡製の生地に丹波大納言小豆の粒あんを包み焼いた半生菓子で、「しっとりした皮」と「あっさりとした粒あん」の絶妙なる調和がなんともたまらなく美味!

デパートなどでも販売されており、新宿伊勢丹の売れている100選でも堂々の第1位!
なんと年間15万個も売り上げた記録を持っています!

箱入りのものから、バラ売りまであり、お土産や自分へのご褒美など様々な用途に対応できます!

【値段】(税込み価格)

・1個        108円

・10個入り    1,188円(箱入り)

・15個入り    1,836円(箱入り)

・20個入り    2,376円(箱入り)

・25個入り    2,916円(箱入り)

・30個入り    3,456円(箱入り)

・40個入り    4,644円(箱入り)

・50個入り    5,724円(箱入り)

・竹篭入り18個  2,808円(箱入り)

原料や味を守るために!

ここ数年は天候不順で、原材料の京都府産や兵庫県産の丹波大納言小豆が不作傾向にあったそうです。
ポテチのじゃがいもの件もそうですが、天候や気候に左右される原材料だけあって、こればっかりは仕方の無いことですね。

製造元の「満月」は、それでも問屋を通じて必要量を確保する努力をしてきたそうですが、先月半ばに今シーズンの年間使用量の確保が難しいことが判明したということで
今回の決断に至ったそうです。

満月の常務、中嶋哲夫氏曰く「コクがあるのが丹波大納言の特徴で、北海道産を使うとあんの味が変わってしまう。他産地のものを使うよりは思いきって休止日を設けることにした」とのこと。

やはり、どの企業も自分達の商品に誇りをもっており、味が少しでも変ってしまうなら販売を休止した方がマシという決断をするんですね。
商品への愛や、お客様に「この味を食べて欲しい!」という熱意が伝わってきますね。

お土産として、京都にいったら「必ず買ってきてー」なんて頼まれるほど人気の銘菓なので
私達も購入が制限されてきてしまうのは、とても残念なことですが、今回、決断をした製造側の方がきっと断腸の思いなのだと思うと
応援したくなりますね。

そして、天候に左右されて原材料を販売できなくなってしまった農家の方々にも今年こそ天候に恵まれる年であってほしいと願います。

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