【ネタバレ注意】絵本「たべてあげる」がトラウマ級に怖いと話題!結末を怖くした理由を作者が語る!

現在ツイッターなどのSNSでトラウマ級に怖いと話題になっている絵本があります。
そのタイトルは「たべてあげる」

表紙の絵を見る限り、そんな恐怖を感じないのですが
絵本を読み終えた後にこの表紙を見ると、なんだか背筋がぞくっとします。。。

さて一体どんな内容なのか?
ネタバレになるので、これ以降はご注意ください。

また、作者がどんな意図でこの絵本を描いたのかも調査してみました!

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「たべてあげる」はどんな絵本?


たべてあげる [ ふくべあきひろ ]

文:ふくべ あきひろ     絵:おおの こうへい

独特な絵のタッチの少年の顔が表紙になっていて、頭にはトマトを持った少年に似た男の子が座っています。

この絵本は、好き嫌いな少年を主人公にした教訓を題材としたお話です。

しかし、ツイッターでは、この絵本の内容に対し以下のようなツイートがあがっています。

「え、怖…」

「さすがに怖すぎる…こんなん超トラウマ級だわ」

「これは、流石にやばいやろ….背筋ゾクっとするレベルやで..」

などなど。

また、教育的で良いと評価する人もいれば、子供には悪影響と思う人もいつようで賛否両論です。

「たべてあげる」のあらすじとオチ

まず冒頭では、「ピーマンいやだ」と大きな文字でデカデカと書かれています。

そこにはフォークにささったピーマンと嫌そうな表情をした主人公のりょうたくんが描かれています。
そう、りょうたくんはピーマンが大嫌い!

その様子をコップの陰に小さな男の子が。。

コップの陰に隠れていた小さな男の子は姿を現わし、りょうたくんに向かって「たべてあげる」と言うのです。

りょうたくんが「きみはだれ?」と訊ねると、小さな男の子は自分は「小さなりょうたくん」だと答える。

そして、小さなりょうたくんはりょうたくんが嫌いなものを代わりに食べてあげると言います。
代わりに食べてもらったので、お皿には食べ残しがなくなり、りょうたくんはママに褒められました。

翌日、りょうたくんのおかずには嫌いなにんじんが入っています。
昨日と同じように、小さなりょうたくんが現れ、嫌いなにんじんを食べてくれます。

りょうたくんは、小さなりょうたくんが嫌いなものを食べてくれることに味をしめ、好き嫌いが激しくなっていきます。

ところが、小さなりょうたくんはいつしか、りょうたくんが嫌いなもの以外も全て食べてしまうようになります。
そして同時に小さなりょうたくんはどんどんと大きくなっていき、とうとうりょうたくんより、小さなりょうたくんの方が大きくなってしまうのです。

この状況にりょうたくんは、「いやだいやだ」と泣き叫びますが、それを聞いた大きくなったりょうたくんは「こんどはりょうたくんがいやなの?」と言い、それならとりょうたくんをつまみ上げて、パクンとりょうたくんを食べてしまいます。

食卓には、すり替わってしまった偽物のりょうたくんが座ることになりますが、ママは全く気が付きません。
むしろ、何でも食べられる偽物のりょうたくんを何の疑いもなく褒めます。

大きくなったりょうたくんの胃に到達したりょうたくんは今までの好き嫌いの多かった自分を反省し、大泣きします。
本物のりょうたくんは、偽物のりょうたくんの口元で「もうすききらいしないよー!」と泣き叫んでおしまいというオチになります。

完全にバッドエンドで、後悔しても遅いというメッセージ性が感じられるオチですね。

作者の意図は?

この作品で、教訓をメインの要素にしているのはわかりますが、あえて怖くした理由というのはなんだったのでしょうか?
この絵本の真相に迫ってみたいと思います。

文章を担当したふくべあきひろさんは、この作品を怖くした理由についてこう語ります。

「本来、日本の昔話にせよグリム童話にせよ、子ども向けの話というのは相当に怖いです。自分の理解を超えたものを信じさせます。実際の世の中は、そんなことばかりだからです。だからこそ、個人的には、絵本にはあまり大人の世界のコンプライアンス的配慮を持ち込まない方が良いのでは? と思います。なまはげ万歳です。親が怖い。先生が怖い。絵本が怖いというのは、とても健全なことな気がしますね」

子供は、「自分の理解を超えた恐ろしい存在がいた方がまっすぐに育つのではないか」と持論を述べており
私も、なるほどと思わず頷いてしまいました。

実際に、小さいころに自分の理解を超えた怖い存在があると、そっちの方には行きたくないという心理が働きました。
そして、その恐怖心のお陰で道を踏み外さなかったなんてことはよくありましたから、ふくべさんの言うことは一理あるなと思いました。

また、絵を担当したおおのこうへいさんは、この作品に込めた思いをこう語ります。

「子どもの頃に読んだ、せなけいこ先生の『ねないこだれだ』のような大人になっても覚えてるような衝撃なラストを目指しました」

なるほど、子供のころ体験した怖い思いというのはいつまでも鮮明に覚えていますし、絵本もいつまでも印象に残っているものってありますよね。
その二つを融合させて、教訓を印象に残せるようにしたんですね!

ちなみに、このりょうたくんの絵で一番こだわっているのは、「後半のりょうたくんの目に光が無い」ところだそうです。
これは、不気味なタッチでラストの怖さを演出するためなんだとか!

おおのさん曰く、「絵的には、95%かわいく5%不気味を目指しました。」とおっしゃっていますが、
絵本を読んだ後だと、可愛さを全く感じられなくなりますよ。笑

余談ですが、文章担当のふくべさんには「涼太」という息子さんがいるらしいです。
その涼太くんが生まれた時にこの絵本を作ったそうです。

しかも、現在5歳の息子さんは野菜が大嫌いなようで、そろそろ字も読めるようになってきたので絵本を読ませようと目論んでいるとのこと。笑

最後に

確かにとても怖い内容の絵本ではありますが、怖いから子供には読ませ無いとかあまり過保護になりすぎなくても良いような気がします。
子供はそういう所から吸収したり学ぶものがとても多いと思うからです!

ただ、無理に読ませる必要性はありませんがね。笑
それこそトラウマになりそうですし。

もし、興味がありましたら、是非一冊お手にとってみてはいかがでしょうか?

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